「思考は現実化する」という言葉があります。
その言葉にはいくつかの解説が必要ですが、真実が隠されているのです。
では、実際に思考が現実化するとはどういうことなのか。
何を理解すれば、「思考は現実化する」と思えるようになるのか。
この記事で詳しく解説していこうと思います。
目次
「思考は現実化する」の真実。思考さえすれば現実化するわけではない理由。
思考は現実化するという言葉には、いくつか言葉を加えていくことで理解できるようになります。
思考は現実化するという言葉だけだと、
思考=現実化
という認識になってしまうので、思考さえすればそれが現実になるように思ってしまうのです。
これは、考えているだけで、何もしなくても考えた現実を汲み取って作ってくれるという意味になってしまいます。
思考は現実化しますが、本当の意味を理解する必要があります。
思考は現実化するという本当の意味は、何もしなくても現実になるわけでも、都合よく汲み取ってくれるわけでもありません。
例えば、「時間がないから時間が欲しい」そういう思考をしていれば、何も行動することなく急に時間ができる。
時間がないから時間が欲しいという言葉にある、自分が欲しいと思っている言葉を汲み取って、その現実を都合よく作ってくれる。
これが思考は現実化するという意味だと考えているのであれば、認識が違うので、考え直すことをオススメします。
その理由は、例え話のような思考エネルギーを持っていると、自分で作り出すのではなく、「自分以外の誰かにお願いして、作ってもらう」というような考えになってしまいます。
これでは、思考は現実化しないんです。
思考は現実化するというのは、あくまでも自分で作り出していくことが大前提にあります。
そこを持たない限りは、どんな方法を使おうとしても、誰かの頼ろうとしても、現実化することはありません。
逆に、自分で作っていくこと、自分で作り上げることがわかれば、思考は現実化することがわかるようになります。
思考パターンを変えるといい理由。
どんな思考エネルギーを持っていても、アナタ自身が人生を楽しんでいればそれでいいと思います。
心から満足できて、朝から晩まで、ずっとご機嫌でいられるのであれば、それが1番自分に合う思考なのですから。
でも、そうではないなら、自分の思考パターンを見つけて、それを分析し、「なぜその思考パターンを持っているのか」ということを考えて、原因を突き止めて昇華し、考えが浮かばないくらいの状態を作る必要があります。
この状態を作るには、マインドで自分と向き合っていける領域ではないんです。
✔️思考パターンを変える具体的な方法は、こちらの記事を参考にしてください。
今までの思考パターンを変えるから、軽い世界を知ることができるワケ。
頭で考えた向き合い方があっていれば、もう現実は変わってますよ。
頭で理解できる範囲で片付くならば、思考パターンが変えられるなら、よく言われているやり方や、本で書かれているようなやり方をすればできると思いますが、できていないんだったらやり方が違うんです。
思考パターンを変える、
本当に変わった状態というのは、
思い出せないくらい
「忘れている状態」になります。
忘れていて、フォーカスしようがないから、自分の現実になることはありません。
逆にちょっとでも、自分の中に残っていれば、そのエネルギーに反応した現実が出来上がるので、思考パターンを変えたと思っても変わらないという状態を生み出すことになります。
そこに必要なのは、感覚と波動エネルギーとなります。
そして、波動は技術であり、誰しもが使っているものであり、意識していないだけなので、誰でも使うことができます。
今まで波動を教えて「全くわからない」という人はいませんでした。
誰もが意識していないだけだからこそ、誰でも意識できれば使えるんです。
波動が使えて、自分の感覚的なところが磨かれていくことで、自分が落ちいる思考パターンのエネルギーがどう流れているのかを理解することができます。
その結果、どこのエネルギーを変えれば、自分の現実が変わるのかがわかるようになっていくので、自分とどう向き合えばいいのかも理解できるようになるのです。
問題がわかれば、あとは解決すればいいですが、そもそも問題を理解していないことには、解決しようがないのです。
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思考を止める効果について。
思考の現実化を体現していく上で、思考を止めることは非常に大事になってきます。
その理由は、自分を一旦「0」の状態を作らないことには、今までの連続性の中で現実を作ることになってしまい、どこのエネルギーが今の自分の現実を作っているのかがわからなくなるからです。
思考の現実化を身近なところで感じていくことができれば、その繰り返しの元「思考の現実化におけるエネルギーの流れ」を自分の現実と感覚と体感で感じることができます。
例えば、ラーメンが食べたいと思ったら、次に浮かぶのは、
- 「何ラーメンを食べるのか」
- 「どうやって食べるのか?」
- 「行くのか、作るのか」
など考えていくと思います。
そして、浮かんだことを実行していけば、現実を作っていくことができますよね。
それをあえて、波動と思考を絡めて考えてみるんです。
自分が決断するときのエネルギーはどういうエネルギーなのか。
何を持ってその決断をしたのか。
そういう細かいところに意識を向けて、1つひとつの決断をしていくんです。
すると、自分の考えたこと以外に選択肢がないことを理解できると思います。
「何ラーメンがいい?」という質問に、「醤油と豚骨」という2つのアイデアしかなかったら、味噌や塩や他のラーメンを食べることはできなくなります。
これがフォーカスした先にしか現実はできないという意味なのです。
他には、ラーメンを食べにいくとしても、ラーメン屋を知っていれば、行き方も価格も把握しているのですんなりと行くことができます。
それが、全く知らない土地でラーメンを食べようと思っても、すぐに見つけることはできませんよね。
それは、フォーカスする先がないからです。
だから現実にしようがないんですよ。
知っていれば現実化します。だから、知る必要があるんです。
知らないというのは、現実化できないんです。
それも、自分の肉眼で見たもの、体で体験したことがないものは、もっと難しくなります。
それは、感情を動かすことができないからです。
肌感覚がないものを現実に持ってくるためには、イメージを使うしかありません。
例えば、ラーメンを北海道に食べに行くとします。
北海道は札幌では味噌ラーメンが美味しいですが、釧路に行くと醤油が美味しかったりします。
この2つの情報を知って、そのときの自分の気分を感じて、ネットでリサーチし「行ったときのイメージ」を膨らませていきます。
本当に自分が行きたいと思っているのであれば、このイメージが「イメージしよう!」なんて思わなくてもできるので、自然と「どうすればいけるのか?」ということを探すようになっていきます。
すると、飛行機でどれくらいかかるのか。どこのお店が美味しいのか。そのお店にはどうやっていけばいいのか。など、行って体験した時と同じレベルの情報を持つことができるのです。
あとは、実際に体験したときの楽しみとして、物事を進めていくことができます。
ここまで具体的にすれば、実現するために必要なことは思い浮かんでいると思いますので、それを1つずつ実行していけば、体験できるようになるのです。
これが、どんな現実にも当てはまります。
ビジネスもそうですし、恋愛もそうです。
人間関係も、やりたいことも、全部同じようにやればいいと思います。
そうしていけば、そのために必要なものは手に入れることができるので、思考したものは実現化していくことになるのです。
✔️思考の現実化については、以下の記事でも詳しく書いていますので、参考にしてみてください。
思考が先、現実があと。思考したものしか現実化しない理由。
まとめ
思考の現実化は、何も特別ではありません。
思考したものが、「何もしなくても勝手に都合よく手に入る」という勘違いがあるから、難しく思えるだけなのです。
そして、軽くてご機嫌な毎日を暮らしていけば行くほど、「何もしなくても勝手に都合よく手に入る」って、ものすごくつまらないことになるんですよ。
「何もしなくても勝手に都合よく手に入る」という思考自体が、依存の思考ですし、支配されている思考エネルギーになるので、重いままの現実を生み出します。
それを変えたいのであれば、自分の中を満たして、エネルギータンクをいっぱいにしてみてください。
根本的に流れている自分のエネルギーが重いまま、どんなに頭の中だけを変えても、エネルギーが変わっていないと現実を変えることは難しいと思いますので、思考の現実化を理解するためにも、感覚と波動の理解を深めてみてくださいね。
✔︎ 音声でもお話ししています。
「波動を整えるコツ」をつかんで、毎日の生活がご機嫌でおもしろくなる方法。
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