都会にいても田舎にいても、どんな環境や世界にいても、現実を作っているのは自分です。
自分自身に現実を作る力があります。
だから、どんなところにいても、考え方や視点・価値観などが同じであれば、体験する現実は同じです。
例えば、田舎に移住したからスローライフをできる可能性は増えますが、都会の時に忙しくしていれば、その忙しさを田舎でも生み出すのです。
人間関係でも同じです。
田舎に行くから気持ちがいい人間関係を作れるわけではなく、考え方や価値観が変わるから、気持ちがいい人間関係を作れます。
それらについて、解説していこうと思います。
田舎に移住?都会に移住?でも考え方や価値観が同じなら、同じ現実を作るワケ。
まず、考え方や価値観が、何に影響を及ぼしているのかというと「行動」です。
行動する前に必ず、思考エネルギーを使います。
例えば、お寿司屋さんという言葉のイメージが、「回転寿司」であれば、回転寿司を見つけることも、そこに行くことも、どれくらいの予算なのかも瞬時にイメージすることができます。
これは、「回転寿司=どういうところ」なのかということが、イメージしなくても当たり前にできている状態です。
ただ、回転寿司でも地域によって違ったり、大手チェーン店をイメージしたり、高級回転寿司をイメージしたりと、人によって違います。
この人によって違うイメージができるということは、考えている視点が違うということです。
この違いによって、行く店は変わると思います。
行く店が変わるということは、行動が変わりますし、そこで出会う人も変わるということです。
これが趣味・嗜好によって、体験する現実が変わるということです。
人間関係の場合。
では、これを人間関係に当てはめてみるとどうなるのかというと、自分が今までしている思考と行動であれば、行き慣れている寿司屋と同じように、今までと同じ行動を起こすので、出会う人も同じような人に出会います。
都会に住んでいて、田舎に引っ越したとしても、行動が同じであれば、出会う人もそう変わらないのです。
また、自分と同じ思考をしている人は、同じような価値観を持っている可能性が高いので、出来上がる人間関係も、最初は新鮮に思えますが、だんだん同じだと思うように作られていきます。
お店であっても、出会う人であっても、スタートは自分の思考エネルギーであり、現実を変えたいのであればその思考エネルギー自体を変えていく必要があるのです。
では、思考エネルギーについて、お話していきます。
✔︎ あわせて読みたい。
波動と出会う人の関係は大きい!自分の波動によって出会う人が変わる理由。
思考エネルギーを変える方法。
思考エネルギーというのは、マインド(頭で考えること)ではありません。
現実を作ることができる思考エネルギーは、感覚です。
言葉にすると「考えないで考える」ような感覚なのです。
この感覚の正体を掴むことができれば、言葉でなんとかしようと思わなくても、思考エネルギーは自然と変わっていき、行動も自然と変わるので、現実は変わります。
考えないで考える感覚とは?
先ほど回転寿司のお話を例に出しましたが、行き慣れているお店って、言葉にしなくてもお店のイメージや出てくる商品を瞬時に理解することができると思います。
わざわざメニュー表を見なくても価格は知っているし、お店位に行くためのルートや、どんな雰囲気なのかも、ネットで調べなくてもイメージができると思います。
この感覚が、「考えないで考える」ということです。
感覚が鋭くなってくると、「一瞬で理解する」ことができます。
感覚として近いのは、「お店の雰囲気を言葉で伝えるよりも、写真を見せたほうが早い。」みたいな感覚です。
それは、写真を見て理解できるからです。
この「理解」が、現実を作る思考エネルギーの正体です。
だから、「できる」という「理解」ができれば、どんなこともできる。
根拠のない自信というのは、理解したことを信じ切っている状態です。
逆に言い聞かせても現実化しない理由は、言い聞かせているものが「言葉」なので、理解できていません。
むしろ、言い聞かせることは執着です。
✔︎ 思考エネルギーについては、こちらの記事もどうぞ。
心が楽に軽くなる思考の方法。思考を変えるために「感覚」を使うコツ。
日常での思考エネルギーの変え方。
思考エネルギーを変えていく上で大事なことは、普段の何気ない選択自体に意識を向けることです。
- 自分が何を選んでいるのか。
- 自分がどういう行動をしているのか。
- それはどういうことを考えての行動なのか。
それらを無意識にするのではなく、意識的に選ぶことが、実践的に思考エネルギーを変える方法です。
例えば、コーヒーを飲むか、紅茶を飲むか迷ったら、その時の気分を感じて「意識的に」選ぶことが大事です。
これを、周りに合わせてとか、いつもしているからとか、そういう方法で選ぶのではなく、自分が選んだということを意識するんです。
それができると、意識して選んだ結果である現実を体験することができます。
その現実を体験してみた時に、「この感覚や意識で選んだら、こういう現実になった」ということを把握していくんです。
「周りに気を使って、周りと同じものを選んだら、後から罪悪感を感じる。」のであれば、周りに気を使って選ぶ行動は、自分にとってご機嫌な現実を作るものではないので、次に同じ状態になったら、意識的に「自分が飲みたいものを選ぶ」ということを決めることができます。
すると、その選択肢で現実を作るので、罪悪感を感じることはありません。
だから、楽しい時間を過ごすことができます。
楽しい時間を過ごせるので、そのエネルギーに共振し、その後の現実も楽しい現実をそのままのエネルギーで作っていけるのです。
重くなったら、むしろチャンス。
楽しくしていく中で、ふとした時に重くなったら、その時は自分の中にある重くなる原因の思考エネルギーが表面化してきているのでチャンスです。
軽くご機嫌でいる現実が続いた時に、ふと重くなったり、「あれ?」と思う体験することがある場合が出てくるかもしれません。
これに気がつけるのは、普段が「ご機嫌で楽しい」からです。
軽い波動で生きること、軽い思考で生きることが当たり前になるから、「あれ?なんか重くない?」ということにも気がつけるのです。
気がつけたら、意識的に自分の行動や思考を感じていきます。
これも、慣れてきたらオーダーによって原因を見つけることができるのです。
✔︎ あわせて読みたい。
波動とは?波動の上げ方や軽い波動がわかる感覚をお伝えします。
まとめ
どんな現実も自分の波動と思考で作っています。
逆に言えば、作ることができるということです。
今まで無意識に作ってきたことを意識的に変えてみてください。
それができれば、都会であっても、田舎であっても、自分がご機嫌に生きることはできるようになるんです。
環境が自分の波動を軽くしたり、重くしたりしていることもありますが、それ以上に自分の思考エネルギーの影響が大きいことを理解してみてくださいね。
✔︎ 音声でもお話ししています。
自分の体験している現実は、自分の出しているエネルギーで変わる理由。