感情を抑える方法!ストレスを溜めずに感情を表現してご機嫌に過ごす方法。

感情を抑える方法について解説していこうと思います。

感情を抑えることは、アナタが感じている感情を我慢したり、無理して閉じ込めるという意味ではありません。

それをすると、しんどくなりますし、苦しくなってしまいます。

我慢や押し込めるのではなく、感情を表現しながら嫌われない方法をこの記事では書いていきますので、できることを実践してみてください。

 

感情を抑える方法!ストレスを溜めずに感情を表現してご機嫌に過ごす方法。

まず、自分の感情について考えていきます。

感情というのは、自分を見失う原因を作っているように思えるかもしれませんが、実はそんなことありません。

感情というものがあるから、人生は楽しくなっていくんですが、その感情に飲まれることが自分を見失う原因であって、感情自体が見失う原因ではないということを覚えておいてください。

ここを明確に分けて考えていくから、感情というものを扱えるようになっていきます。

 

感情自体を嫌っていると、感情をうまく扱うことができませんし、抑えることもコントロールすることもできません。

感情を嫌うというのは、見て見ぬ振りと同じ状態になります。

例えば、自分が怒りの感情を感じているのに、「これは感じてはいけないことだ!」と思うと、怒りを感じている自分自身を否定することになるので、感情と向き合うことができません。

 

感情と向き合えない状態になってしまうと、怒りを感じた時にその感情に飲み込まれてしまいます。

結果的に、怒りに任せた言葉や対応をしてしまうので、相手も怒りの感情を持つことになってしまい、収集がつかなくなるのです。

この状態で、建設的な会話をすることはできません。

だから、仲直りをする機会も生まれないのです。

 

感情に飲まれた状態で会話をすることはできません。

冷静な、お互いの立場を尊重した状態での会話をすることはできないのです。

また、いい関係を築くこともできません。

喧嘩ばかりを繰り返すことになります。

 

こうならないためには、まずはアナタが感情に飲まれない状態を作る必要があるのです。

相手を変えることや、相手をコントロールすることはできませんが、自分の感情であれば、自分次第でコントロールをすることができますし、自分が感情的にならないことで、相手も感情的になることが格段に減るのです。

 

例えば、相手がどんなに怒りの感情を持っていたとしても、アナタがその怒りに動じなかったら、相手の怒りが大きくなることはありません。

むしろ、怒っても仕方がないと思うようになるので、怒りの感情に任せたコミュニケーションをすることがなくなります。

怒りに対して、アナタが乗るか・乗らないか。

それだけでアナタが感情に飲み込まれるような状態になることが減るので、感情に飲まれた状態を体験すること自体が減るので、感情を嫌うことが減ります。

その結果、アナタが自分自身を否定すること自体も減っていくので、より感情を扱うことに余裕が生まれていき、感情を自分でコントロールすることが出来るようになっていきます。

 

感情が豊かなことは、ダメなことではないけど、表現のやり方が大事。

いろんな感情が毎日出てくることは、決してダメなことではありません。

感情を出さないことが大人なのではなく、出てくる感情や、感じている感情をどう扱うのか。

うまく感情を出しながら、自分の中に溜めないことが大人の対応だと思います。

 

無理して感じている感情自体を押し込めてしまうと、苦しくなりますし、溜め続けることが出来る人はいません。

どんな人でも、感情を溜め込むとしんどくなります。

それをどう発散するのか、うまく発散できるかによって、変わってくるのです。

 

だからこそ、感情をどう表現するのかは大事になってきます。

例えば、怒りを感じたのであれば、その怒りをどう伝えるかによって相手の反応は変わってくるのです。

 

アナタが感じた怒りを、そのまま相手にぶつけると、その怒りの感情を相手も感じて、より大きな怒りの感情をアナタにぶつけることになります。

その繰り返しをしている間は、何も解決しません。

 

ではどうすればいいのか?というと、アナタの感じた怒りを、感じた瞬間に客観的に見るようにします。

その時の方法としては、怒りを感じたということを受け止めるのです。

怒りを感じた瞬間に、

「あ、今自分は怒っている」と、自分の中で言葉にします。

すると、怒っているということを受け取る状態を作ることが出来るので、今の自分がどういう状態なのかを把握することができます。

把握できれば、次は、その怒りを感じきるまで相手と距離をおいてください。

 

怒りのまま話し合いをしても、感情が出てくるので、怒りを感じた瞬間から、会話することを止めるのです。

やめて、感情が収まるまで一人の時間を作ります。

 

ここが大事なポイントです。

長い時間は必要ではありません。

5分でもいいので、自分が一人になれる時間を作ってください。

トイレでも構いません。

 

その一瞬を作ることで、自分自身を客観的に見れるようになります。

その状態を作ったら、自分が怒りを感じている部分を探します。

 

・何が嫌だったのか。

・何が気に入らないのか。

・どこに怒りを感じているのか。

 

これらを自分自身に聞いてきます。

そして、自分なりの答えを明確にしていくのです。

 

ここを明確にしないで、相手が悪い、相手のせいにしていると、いつまでも怒りが消えることはありません。

怒りの原因は、自分がそれを感じているに過ぎず、相手が原因ではないんです。

そこを理解するためにも、自分の中を明確にしていく必要があります。

 

自分が何に対して怒っているのかを明確にできたら、相手にそれを伝えます。

その時も、ただ事実だけを使えてください。

 

間違っても、過去に起こったことや、嫌味などをのせないでくださいね。

それらを言うと、余計におかしくなってしまいます。

 

「こういうところに怒りを感じました」

そう話をしてみてください。

その事実を淡々と伝えることで、相手にそれが伝わります。

 

伝わったからといって、相手がそれを受け取ってくれるかどうかはわかりませんが、アナタの感じていることは相手に伝わります。

伝わるからこそ、そこからどうすればいいのか。

お互いに気持ちよく過ごしていく方法は何か。

ということを一緒に探していけるのです。

 

一緒に探すから、お互いに納得できるようになります。

お互いが納得できるということが人間関係では大事になります。

それができる時には、怒りという感情は自然と消えていると思いますが、これが感情を抑えられるということです。

✔︎ 感情を感じることについては、こちらの記事もどうぞ。

感情を感じる意味とその効果。

 

感情の抑圧は、感情の我慢とは違う。

これまで解説してきたように、感情の抑圧というのは我慢ではありません。

自分だけが我慢していれば穏便に済むということではありません。

 

自分の感じている感情と相手の感じている感情を共有し、それぞれが納得できる解決策を見つけることが、結果的に感情の抑圧になる。

そういう流れが大事なってきます。

 

その流れが1度出来上がると、会話をすることもできるようになっていきます。

自分の思っていること、相手の思っていること、それぞれを尊重しあえる関係を作ることが出来るようになっていくので、本音で話せるようになります。

つまり、この方法が出来るようになると、パートナー関係や夫婦関係、親子関係、上司部下の関係などが劇的に変わっていくので、スムーズにお互いが気持ちよく過ごせるようになっていきます。

 

相手の考えていることがわからないということになりませんので、モヤモヤすることもありませんし、はっきりしないということもありません。

これは、アナタがアナタの感情を扱えるようになっているから体験できるようになる現実なのです。

 

誰かがそういう状態になったから、アナタができるようになるわけではなく、アナタができるようになれば、アナタが関わるタイミングでは、周りの人ができるようになっていくもの。

そんな状態です。

だから、アナタは感情を我慢することなく、自由に表現できるようになっていきます。

ストレスを感じることも、我慢を感じることもなくなるので、とても気持ちよく毎日を過ごしていくことが出来るようになっていくのです。

 

まとめ

感情の抑え方について、いかがでしたか?

自分の感じていることを我慢することなく、ただ自分の感じていることを認めて、ちょっと振り返ってみて、それを冷静に淡々と相手に伝えることで、お互いが納得して解決できるようになる。

これを繰り返していくだけで、人間関係で困ることは確実に減っていきます。

 

大切にしているパートナーなのに、感情に任せた一言で関係がおかしくなるという体験は、ここに解説した方法をしていれば、絶対に起こりません。

親子関係も、仕事でも同じです。

 

感情は、人生を楽しくしてくれるものですが、扱い方を間違うと、破壊するエネルギーを持っています。

だからこそ、自分の人生を楽しくするために使ってみてください。

きっと感情の面白さがわかるようになっていきますよ。

 

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