感情が爆発すると、人間関係が崩れたり、思ってもないようなことになったりしてしまいますが、それでも、自分の中に感情を溜めて、自分がしんどい思いをするのもよくありません。
この記事では、相手に感情をぶつけることなく、さらに自分の中に感情を溜めないで生きる方法を解説していこうと思います。
相手にぶつけなければ、人間関係も壊れませんし、自分の中に溜めなかったら、自分もしんどい思いをしなくて済みますよね。
その方法について書いていこうと思います。
感情を抑えることなく、感情のコントロールしていく方法を解説!

感情は抑えようとしても、溢れ出てくるものです。
怒りや悲しみ、楽しさや喜び。
どんな感情でも、自分の中から溢れ出てくるものなので、それを止めたり、溜めようとすると、どうしても苦しくなってしまいます。
これは、怒りや悲しみだけでなく、楽しさや喜びも同じです。
嬉しいのに、それを表現することを我慢していれば、嬉しさを感じることができなくなっていきます。
その結果、自分の感情がイマイチわからない状態になったり、「何が楽しいと思うか」「何が嬉しいと思うのか」ということもよくわからなくなっていきます。

その結果、自分の感じる「怒り」や「悲しみ」ばかりにフォーカスがいってしまうので、どうしても毎日が楽しくないことばかりで埋め尽くされているように感じてしまいます。
頭の中が「怒り」の出来事や、「悲しさ」の出来事ばかりを優先することになるのです。
その結果、自分の目の前にある現実は、「怒り」を感じるもの「悲しさ」を感じるものになるので、いつまでもコントロールをすることが難しくなってしまいます。
では、どうすれば感情を溜めずにコントロールすることができるようになるのか。
それについて、解説していこうと思います。
怒りや悲しみを捨てるのではなく、それに寄り添うイメージで感じてみる。

怒りや悲しみをなくそうとすると、楽しいや嬉しいもなくなってしまいます。
これは、感情というのはすべて繋がっているということです。
楽しいや嬉しいだけを感じることが、いいということではありません。
怒りや悲しみもまた、大事な感情の1つです。
怒りや悲しみがあるから、喜びや嬉しさを感じることもあります。
つまり、感情をコントロールするというのは、いい感情だけを感じるように自分の頭の中をコントロールするわけではないということです。
感情のコントロールとは、自分の感じている感情自体をしっかりと認識して、それに飲まれないということになります。
例えば、相手の言葉で怒りの感情を感じたとします。
その怒りの感情のまま、相手に自分の言葉を言い返したら、喧嘩になりますよね。
でも、感情のコントロールができると、自分が怒りを感じているということに飲まれる前に「ああ、今、怒りを感じている・・・」と思えるようになります。
すると、反射的に怒りを感じて、そのまま怒りの感情を相手にぶつけるのではなく、一呼吸おくことができるようになるので、感情を冷静にみることができるのです。
これができると、怒りを感じたまま、その怒りに任せて発言するのではなく、怒りを感じても、その怒りとは別に冷静な言葉で話を続けることができる。
そんな会話ができるようになります。
怒りを感じた。
その怒りを感じている自分を客観的に見ている。
慣れてくれば、「なぜ怒りを感じているのか?」ということをその場で分析できるようになるので、分析した上で、自分の嫌だと感じたところを、冷静に相手に伝えることができます。

冷静に伝えることができれば、相手も話を聞いてくれますし、誤解であれば誤解を解くことができます。
相手の意見があれば、それを聞くこともできるのです。
そうしていけば、怒りという感情を溜めることなく、相手にぶつけることなく、話を続けていけるようになるのです。
これが、「昇華」と呼ばれるものになります。
感じた感情を、いったん冷静に見て、脇に置いておく。
その上で、自分がなぜその感情を感じたのかを考えて、原因を突き止める。
原因を突き止めれば、自分が感じた怒りに納得ができるので、落ち着けるようになります。
ここまでできれば、どんな感情が自分の中に起こっても、同じようにして昇華していけるので、感情をうまくコントロールしていくことができるようになっていくと思います。
これが寄り添うというイメージです。
✔︎ 原因を突き止める分析方法は、こちらの記事が参考になります。
感情がコントロールできないと思った時に必要なこととは?

とはいえ、昇華できればいいですが、どうしても大きな怒りを感じて、冷静になることも難しく、コントロールすることも難しいくらい大きなことを感じることも出てくると思います。
そんな時の対処法を解説しておきますので、感情がもう溢れてやばいと思ったら、ぜひここで解説しているやり方をやってみてください。
1、手で器を作る。
両手を目の前に出して、このようにしてみてください。

2、手の器に向かって、感情を言いまくる。
手の器に向かって、自分の思っていることを言いまくっていきます。
とにかく思いつくことだけでいいので、今思っていることを放っていきます。
汚い言葉でも、絶対に言葉にしないような言葉でも構いません。
自分にしか聞こえないので、遠慮せずにスッキリするまで言い続けます。
自分の中から言葉が出てこなくなったら、その手の器にある言葉(イメージです)を空に向かってポイっと捨てるようなイメージで手を動かします。
すると、自分の中がスッキリしていることに気がつけると思うのです。
これが、自分の中ではいっぱいいっぱいになった時に感情をなんとかする方法です。
大事なのは、自分の中に溜めないということです。
感情が溢れ出してしまって、どうしようもなくなった時も、この方法を使ってみてください。
溢れている支離滅裂な言葉でもいいので、手の器に流していきます。
その後、空に向かって捨てる。
これを繰り返してみてください。
1度でスッキリしないのであれば、何度でも繰り返します。
何度も繰り返していくと、感情は落ち着いていくと思いますので、やってみてください。
感情は抑制するものではない理由。

ここまで感情のコントロール方法や、感情との付き合い方について解説してきました。
感情を感じる上で最も大事なのは、感情は抑制するものではないということです。
そして、感情を抑制するということが大人だと言われているかもしれません。
感情を押し殺して生きることが素晴らしいと言われている時もあります。
でもそれをして生きてきて、楽しかったのか?ということを振り返ってみてください。
感情を抑制することは、アナタの人生を楽しいものにしてきましたか?
感情を押し殺すことで、アナタの人生は楽しくなりましたか?
もし本当に、それらが素晴らしいことなのであれば、人生はもっと楽しいものになっているはずです。
そうではないのであれば、感情は抑制するものでもなく、押し殺すものでもないということになります。
大事なのは、感情との付き合い方と、扱い方です。
それを理解できれば、感情があることで生きることが楽しくなることがわかるようになると思います。
怒りや悲しみ、苦しみを感じることも感情ですが、楽しいや喜びもまた感情なのです。
どちらかだけを器用に感じるようにすることは無理なので、どうしてもどちらも感じることにはなります。
どちらも感じる上で、全体を見れば「楽しい」と思えれば、怒りや悲しいということも、1つの体験だと思えるようになっていき、余裕が生まれていきます。
余裕が生まれれば、楽しむということもできるようになって、いい循環の中にいられるようになっていくのです。
感情を抑制して、何も感じなくなる方が楽のように思えても、実際はそんなことはありませんので、ぜひ感情のコントロール方法を試しながら、自分の感情と付き合う方法を探してみてください。
まとめ
感情を抑えることなくコントロールする方法について、解説してきました。
感情を抑えなくても、コントロールはできるんです。
感情をなくせば、コントロールができてるというわけでもありません。
コントロールというのは、なくすのではなく、うまく付き合うということです。
うまく付き合っていけば、自然と楽しいと感じることも増えていきますし、嬉しいと思うことも増えていきます。
その結果、怒りや悲しみを感じる回数は圧倒的に減っていくので、全体として楽しいを感じる方が増えるのです。
そうなっていけば、感情というものも楽しさに変わっていくので、ぜひ、ここで解説したことをできるところからやってみてくださいね。
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