人間関係が楽しく、より良くなっていくために必要な、コミュニケーションの取り方を解説していく記事です。
コミュニケーションというのは、言葉だけで取るものではありません。
雰囲気などの言葉にならない表現でもコミュニケーションを取ることはあります。
だから人間関係が良くなる、楽しくなるためには、その表現方法を知り、自分にあった方法を探す必要があると思うので、探し方や実践できる方法などを解説していこうと思います。
人間関係をよくするためのコミュニケーションの取り方を解説!

人間関係が良くなったら、毎日は楽しくなりますし、人と話をしたり、人と交流するのが楽しくなっていきます。
もちろん、話したり、交流したりしなくても生きてはいけますし、それが苦手と思うこともあるかもしれませんが、人間関係で気持ちがいいコミュニケーションを取りたくないという人はいないのではないかと思うのです。
取りたくない、苦手というのは、人間関係におけるコミュニケーションがうまくいかないから、めんどうに思えるので、必要ないと判断しているのではないかと思います。
なので、この記事では、できるだけ簡単にできる、人間関係におけるコミュニケーションのやり方をお伝えしていこうと思います。
人間関係を改善するコミュニケーションのコツとは?

今よりも人間関係をよくしていく、改善していくためのコミュニケーションのコツは、「聞く」という姿勢や態度を変えるということです。
コミュニケーションが成り立つのは、話し手(出手)と聞き手(受け手)がいることです。
この2つにおいて、コミュニケーションがうまくいかない人の特徴として、聞く側に回ったときに、相手の話を相手の目線で聞くことができていないように思えます。
この聞くということを少し深く説明していきますね。
聞くうえで、自分の解釈は必要ない。
まず、これがすごく大事だと思います。
聞くというのは、話を「うんうん」と聞くことだけが聞くということではありません。
相手の話に対して、アナタの解釈が入らないことが非常に重要になります。
例えば、相手が話していることに対して、アナタなりの視点を先に持ってしまうと、相手目線がなくなってしまい、相手がどういう真意で話しているのかがわからなくなってしまいます。
これは、逆の立場になってもらえればわかると思いますが、アナタが話をしていて、相手が相手の価値観で判断して「こうでしょ?」と言っている心理と違う答えなのに、あたかもそれが正解のように話をされたら、気分は良くありませんよね。
これは、誰しもに当てはまるということです。
アナタが感じている「いい気分にならない」というのは、アナタがそれをしている時も、相手は同じことを感じています。
だから、気持ちがいい人間関係ができませんし、気持ちよくコミュニケーションができません。
聞くというのは、ただただ話を聞いていればいいと思います。
そこに判断をするからおかしくなりし、結果的にアナタ自身が疲れるようになります。
また、必要のない言葉によって、人間関係が崩れるのも同じことです。
話をする上で、相手に意見を求められる以外は、アナタの判断は誰も求めていません。
それは、アナタが誰かに話をしている時と同じだということになります。
親子関係でも、職場の人間関係でも同じです。
どんな人間関係においても、「聞く」ということで本当に相手の言葉をそのまま受け取れるようになったら、ものすごく楽になっていくので、ぜひ、意識してみてください。
普段の何気ない会話で、「聞く」ということを意識していれば、自分がどんなときに「聞けていないのか」「勝手に判断しているのか」が分かります。
そんなときに自分が話している言葉や、表現方法までわかるようになってくると、使う言葉や表現方法は自然と変わってくので、コミュニケーションは格段にしやすくなっていくでしょう。
コミュニケーションのコツは、話す技術や伝える技術ももちろんありますが、それ以上に聞くという技術だったりするんです。
そこを飛ばすとおかしくなりますので、まずは聞くことに専念してみてください。
聞く上での注意点は、「聞く=受け入れる」ではないことです。

聞くというのは、話を聞くだけであって、その話を受け入れるかどうかは別にあります。
例えば、自分がやりたくもないことを言われて、聞くことが大事だし、判断してはいけないから、相手の言うことをすべて受け入れる。
これは、聞くということではありません。
聞くというのは、シンプルに話を聞いている段階だけです。
ずっと黙って受け入れることではありません。
例えば、子どもに「これをやっといて欲しい」と頼まれて、聞くことが大事だからと、それはやりたくないことなのに受け入れて、実行しないといけないわけではないんです。
子どもに頼まれても、嫌なものであれば、「いや」と断ってください。
そこでは判断が必要です。
相談を受けていて、その相談がどんなに理解できなくても、聞くことはできます。
そこで相手から「アナタもそう思わない?」と聞かれて、思ってもないのに「うん」というから、しんどくなります。
それは、コミュニケーションが取れているのではないんです。
相手の言っていることは、相手の世界であり相手の価値観です。
自分とは違います。
だから、違えば違うでいいんです。
つまり、聞くという行動と、受け入れるという行動は別にあります。
ここを一緒くたにするから、どう判断していいかわからないんです。
では、どう「聞く」と、「受け入れる」とどのタイミングで判断すればいいのかを解説していきます。
聞くというのは、話を聞いている間だけ。
すごくシンプルに、相手が話している間は、ただただそれを聞いていればいいと思います。
それが自分の思っていることと、どんなに違うことでも口を挟む必要はありません。
「ああ、そんなことを思っているんだ」とか、「そういうふうに考えるんだ」とか、そういうことを自分の中で呟いていれば聞けると思います。
ここで聞けなくなるのは、自分の価値観で相手を判断してる時です。
自分と相手は別だと思って、「そういう考え方もあるんだ」と思いながら聞いてみてください。
きっと、面白くなると思います。
どんなに理解できない思考でも、どんなにおかしいと思う考え方でも、相手の考えていることがどこにあるのかということがわかって面白くなります。
例えば、物事や起こることをすべて「悪い方」に考えてしまう人を目の前にしたら、「よくそこまで悪い方にイメージできるなあ」と思ってみてください。
きっと感心すると思います。笑
話の内容は面白くないかもしれませんが、視点は変わると思います。
もし、話の内容が面白くないと思うのであれば、付き合い方や一緒にいる時間を減らせばいいですよね。
どうしても居ないといけないのであれば、話の内容ではないところに視点を持っていくんです。
「なるほど、こういうシナリオをイメージすることもできるんだ。」
と、自分には関係なくても、聞くことができるようになります。
これが判断しないで聞くという状態です。
受け入れるというのは、聞いた上で自分の思っていることと一致した時のみでいい。
次は、受け入れるという判断をするタイミングについてです。
これは、相手が話し終わった後に、アナタが話す、もしくは返事をするときにどうするかを考えてみてください。
理解できない、興味がない、やりたくない。と思うのであれば、受け入れる必要は全くないと思います。
ここで注意しないといけないのは、どんな状況下においても、どんなに相手が強く言ってきたからといっても、受け入れるのは自分次第だということになります。
例えば、「今日残業お願いできる?」とき聞かれて、やりたくないと思っているのに、自分だけが変えるのは悪いなあとか、そういうことを思って残業を受け入れたとします。
その結果、何かあったらアナタに残業するように迫られるでしょう。
それは、最初にアナタが受け入れたから起こった出来事です。
ということは、最初に聞かれたときに、「できません」と言えれば、残業することはありませんした。
そして、それを自分で進んで決めていれば、残業することに不満は出てきません。
自分で決めたことだと納得できるからです。
受け入れるときに大事なのは、自分で受け入れたとはっきり認識すること。
これを「なんとなく」とか「周りが」とか、あやふやにしてしまうから、コミュニケーションがおかしくなります。
例えば、「1回だけ」と言われたからと受け入れたら、「次も」と頼まれ、結果的に何度も頼まれます。
その結果、「あの時は1回だけ」と言っていたのに・・・と不満に変わって、人間関係もコミュニケーションもおかしくなっていくのです。
受け入れるという場面において、自分を見失うといつまでも人間関係はよくなっていかないので注意してみてくださいね。
人間関係の距離感を知ることはコミュニケーションにおいて大切なことです。

人間関係は、なんでも密接に関わることがいいわけではありません。
それぞれに適切な距離感が必要です。
密接になれる人もいれば、そこまで密接ではないけどなんとなく合う人。
その距離感を自分でしっかり決めてみてください。
それを決めて、それぞれのコミュニケーションを取ることができれば、人間関係はよりよくなっていきます。
それが結果的に自分のためであり、相手のためになるんです。
「平等」という言葉があります。
これの意味を変えてみてください。
誰とでも同じようにコミュニケーションを取る平等ではなく、それぞれにベストな人間関係やコミュニケーションを見つける平等にしてみてください。
きっと楽になると思います。
アナタには、アナタの距離感があり、アナタの居心地の良さがあります。
それを見つけて、その距離感でコミュニケーションを取ってみてください。
相手は関係ありません。
自分が良ければそれでいいですし、自分がよくないといつまでも人間関係はよくなりません。
まとめ
人間関係をよくするためのコミュニケーションのコツは、「聞く」ことでした。
そして、この聞くということをこの記事では深く解説してきましたが、どうでしたか?
何気なく話を聞いていた時間を、ちょっと意識するだけでも人間関係とコミュニケーションは変わります。
その上で、自分がどうしていきたいのか。
どんな関係性や距離感で生きていきたいと思うのか。
それを明確にして、実践してみてください。
自分が居心地のいい人間関係を作れて、楽しいコミュニケーションができるようになれば、きっと毎日がより楽しくなっていくと思いますので、できるところからやってみてください。
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