感情をなくしても、生活が豊かになるわけではありません。
むしろ、何も感じなくなるので、無味乾燥のただ呼吸をして過ごすだけになります。
楽しいもなければ、悲しいもありません。
つらいもなければ、嬉しいもないのです。
どの感情であっても、自分の人生を豊かにしてくれるものだということを思い出してみてください。
そこがわかるようになれば、感情を受け入れることができるようになります。
感情を嫌うのではなく、感情を扱えるようになります。
嫌えば、その感情にフォーカスを当てることになりますので、その感情ばかりを体験することになるのです。
例えば、「つらい」という感情を嫌えば、嫌うという感情によって、そこにエネルギーが流れます。
エネルギーが流れると、そのまま反映される現実になるので、「つらい」と感じる現実を作り出し、体験することになるのです。
嫌うということもまた、興味があることであり、そこにエネルギーが流れるという感情なのです。
ということは、フォーカスする先が「楽しい」「嬉しい」になれば、それをたくさん体験できるということになります。
もし、アナタの目の前にある現実を見て感じることが「重い」のであれば、今のアナタは「重いことに興味がある」んだということになりますし、「軽い」のであれば、今のアナタは「軽いことに興味がある」んです。
これは、いつも変化しているので、軽いからよくて、重いのがダメだということでもありません。
その時々によって変化するエネルギーを、自分の興味があるものに共振させていることになるのです。
だから、嫌なのであれば、やめることもできます。
では、つらいことや悲しいことを嫌がらずに、どうやって昇華していけばいいのかというと、つらいと思っている自分を受け入れて、その感情をじっと感じてみてください。
悲しいことも同じです。
ただ悲しいということを感じるんです。
ここに、条件をつけないでください。
つらいと思うことをイメージするのではなく、ただつらいと思うだけです。
悲しいも同じで、ただ悲しいと思うんです。
そこに対して、100%意識を向けるようなイメージです。
「こんなことを思っちゃ重くなる」とか、「考えちゃダメだ」とか、「あそこでああすればよかった」などと考える必要はありません。
考えれば考えるほど、エネルギーは大きくなります。
大きくなったエネルギーは、アナタの頭の中をそれいっぱいにしていきますので、どうしてもそのことばかり考えてしまうのです。
そうならないためには、感じたその瞬間に、「感じることに対して尊重」を持てるかどうかです。
悲しいを感じた瞬間に、それに対して意識を向けて、「悲しいんだね、自分」と、10秒でもいいから、感じる瞬間を作ります。
その一瞬の間を作ることが、感じた感情への尊重の行動なのです。
感じることがダメなのではなく、感じた瞬間を見逃すから大きなエネルギーになって、「もうこれは感じたくない」と思うことになります。
大きなエネルギーは、自分の中に釘として残りますので、それを持って生きていると、そのエネルギーを元に現実を作ることも出てきます。
だから、今の自分の意識だけで現実を作ることができず、「思い通りにいかない」となるのです。
意識しても思い通りにいかないと思うときは、ほとんどが自分の中にあるエネルギーが引っ張っているときです。
何度も同じ現実を見るときも同じです。
そこに感情が残っているから、そのエネルギーから現実を作ることになっています。
逆に言えば、その鎖になっている感情のエネルギーを昇華していくことができれば、今の自分の意識と感情で、現実を作ることもできるようになるということです。
楽しく充実している現実を作る上で、感情が必要になります。
だから、感情がなくなったら、それも体験できなくなるので、生活が豊かになることはないのです。
ただこの物質次元を体験しにきただけではありません。
この物質次元を遊びに来ているのです。
楽しむためにここにいます。
そのために必要なツールである感情をなくすということは、「楽しみません」という思考になるので、「感情がなくなればいいのに」という考え方は、「私は楽しみません」というオーダーになるので、現実が楽しくなることもないのです。
これがエネルギーの流れです。
「楽しみたい」と思っているのに、他のところで「私は楽しみません」というオーダーをしていれば、どちらにもエネルギーが動かないことになります。
車で言えば、ブレーキとアクセルを同時に踏んでいるようなものです。
それでは、前に進みませんよね。
「楽しみたい」のであれば、楽しめる思考エネルギーや感情のエネルギーの使い方を、どの場面でもしていく必要があります。
そのためには、重くなっている考え方や感情を昇華していく必要があるのです。
考え方や出てくる感情が変われば、そこから生まれるアイデアや方向性も変わります。
それが、軽くなるので、アナタにとって「楽しい」と思える現実が出てくるんです。
ということは、感情をなくす意味が全くなくなります。
感情があるから、人生を楽しめるんです。
1つのツールのようなものです。
だから使い方を知る必要があります。
自分の感情がどういう特徴があるのか。
どこに鎖があるのか。
どういう考え方と捉え方をしているのか。
それらを知り、重い部分を軽く変えていくことで、アナタの生きる方法も変わっていくのです。
軽く変えられるから、人生は楽しくなっていきます。
毎日が充実するんです。
感情があるから、安心感も感じることができます。
恐怖感があったとしても、アナタがアナタの感情を使いこなせていれば、それを昇華することもできるのです。
それが、感情というエネルギーなのです。
感情は、強いエネルギーになります。
だから、重くしておきたい支配者たちは、感情が重くなるような考え方や捉え方を教えています。
そして、その感情の扱い方自体をエネルギーで教えてしまうと、使いこなされると、楽しい方に使われてしまうので、教えることはないのです。
ということは、知らないだけだということになります。
使えるんです、みんなが。
そこを思い出すことができれば、誰しもが感情を楽しい方に使っていくことができるようになりますので、まずは、アナタが日常で感じている感情を、意識的に捉えてみてください。
楽しいことを味わうのも、つらいことも味わうのも、どちらも同じです。
今の自分に出てきた感情を、思う存分味わうことを楽しんでいれば、どんな感情が出てきても、それ自体を楽しむことができるようになりますよ。
楽しい充実感を感じる毎日。
居心地がいい現実。
ご機嫌な日常生活。
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