必要なものは、自分で作り出すことができます。
時間も、お金も、人も、ツールも、解決方法も。
どんなことも、自分で作り出せるのです。
そして、作り出すためには、自分で取りに行く必要があります。
例えば、喉が乾いている状態で、水が欲しい場合、水を飲みに行くために必要な行動を起こせば、水を飲むことができるようになります。
しかもそれは、毎日当たり前にしていることなので、実現化する上での疑問を持つことがありません。
要するに、「実現できて当たり前」だと思っていることになります。
実現できて当たり前だと思っている思考エネルギーを持っているから、その現実を体験することができるのです。
これを細かく分けていくと、思考エネルギーの流れを把握することができるようになります。
まずは、喉が乾いたという方向性を持つことで、それをどうすれば解決できるのかを考えます。
すると、水道の蛇口というものをイメージして、それをひねれば水が出てくることを把握しているので、それを実行しようと思えるようになります。
もちろんこの時に、「コンビニで水を買う」というパターンもあれば、「スーパーで買う」というパターンもありますし、誰かにそれを代行してもらって、持ってきてもらうことも考えられるのです。
その中で、自分が今、実行できるものを選んでいきます。
今回は自分で行くというのを選んだとして、蛇口まで行って、水を出せば水が出てきて、コップという道具を使えば、水を汲むことができ、飲むということができるようになります。
これが、「水を飲む」ということにおける具体的な思考エネルギーの流れと実現化のイメージです。
毎日当たり前にしていることだと思います。
そこに抵抗もなければ、ブロックのような壁もありません。
ただ、「それが普通に起こる」と思うような感覚すらないくらいに自然にしていると思います。
これと同じように、どんな出来事も作ることができるのです。
最初にお伝えしたように、時間も、お金も、人も、ツールも、解決方法も。
どんな小さなことでも、大きなことでも、エネルギーの流れは同じです。
同じだけ具体的にして、できて当たり前だとも認識しないレベルで行動することができれば、実現することは簡単になっていきます。
それができない理由は、やったことがなかったり、できない理由を持っていたり、特定の価値観によって制限されたりするから、実現化できないと思っています。
もしアナタが、水道や蛇口というツールを知っていなければ、どこから水を飲めばいいかわかりません。
でも、それらを知っていて、どうすればいいか分かっているから、水を飲むことができます。
これと同じように、時間の作り方も、お金の作り方も、人との出会い方も、ツールの使い方も、解決方法も、知ることができれば、誰でも水を得ることと同じような感覚を得られるのです。
現実化におけるエネルギーの流れが同じだからです。
自分の達成したい方向性(水を飲むということ)を決めて、そのための具体的な方法をイメージし(蛇口にいって水をくむ)、実行することで(蛇口まで行く)、現実化をすることができます(水を飲む)。
特別なことは何一つないんです。
ただただシンプルに、自分のやりたいことを実現するための道を、自分で具体的にしていくことができれば、欲しいと思っているものは手に入れることが可能になります。
だからこそ、日常における、自分の当たり前のように行動していることや、実現していることがとても大事になってくるのです。
当たり前で意識もしていないレベルの実現化を、意識できるようになると「小さなできた」と思える機会が増えていきます。
これもできた。
あれもできた。
そう思えるようになっていくから、できるという感覚を手に入れることができるのです。
そして、自分が今「小さい」「簡単だ」と思っていることを意識できるようになってくるから、今の自分にとって「大きい」「難しい」と思うことでも、実現することができるようになっていけるのです。
それは、大きいと思っていることが、エネルギー的に小さくなるからなのです。
例えば、会社や組織で仕事をするのではなく、自分で自由に仕事をしたいと思っていたら、「自分で自由に仕事をしたい」という方向性を持つことができます。
すると、まずはそうなれるための具体的なアイデアを探していけばいいのです。
どれぐらいの収入が必要なのか。
どうすればそれを得られるのか。
何をしていけばいいのか。
細かいことはもっとあると思いますが、自分が抵抗を感じるところを1つずつ明確にしていくのです。
自分一人で明確にできないのであれば、それができる人を探して、一緒に探してもらえればいいと思います。
それも、自分で探して見つけるステップの1つなのです。
明確にすれば、小さな必要なものを認識することができるので、それを集めていきます。
例えば、仕事をしていくためにwebツールが必要だと感じたら、そのツールを学べばいいということになります。
今できることをやっていくことで、必要な材料を集めていくような感覚です。
料理でもそうですが、材料を集めないと作ることはできませんし、複雑な料理であればあるほど、揃えるのに時間がかかると思います。
それと同じです。
今までやったことがないことは、一人でやるとどうしても時間がかかってしまいます。
だから、やったことがある人に聞けばいいと思うのです。
自分がやりたいと思っていることをやっている人に聞けば、どうすれば実現できるのかがわかるようになります。
実現方法がわかれば、具体的になっていくので、それに必要なものを集めていくことができるのです。
それを繰り返していけば、最後は、水を蛇口から汲んで飲むのと同じレベルで、大きなこともできるようになっていきます。
その頃には、大きいものではなくなっていると思いますし。
もし、自分の進みたい方向性が、水を飲むのと違う感覚なのであれば、今の自分にとっては大きなことに感じているのかもしれません。
そのままにしていれば、ずっと大きなことになるので、実現できる状態にならないのです。
実現するためにどうすればいいのかを具体的にしてみてください。
具体的な方法がわからないんだったら、それを具体的にしてくれる人に頼んでみてください。
まずはそこからです。
具体的にした上で、それを実行できれば、どんな現実も実現することはできるようになります。
だから、時間も、お金も、人も、ツールも、解決方法も、自分で作り出すことができると言い切れるんです。
そこまでできると、現実が楽しく、自分の好きなようにできるという意味もわかるようになりますよ。