身体を使って、現実を軽くする方法。

行動には必ず理由があります。

動機とも言えますね。

 

誰しも、なんの目的もなく、なんの動機もなく、行動することはありません。

何かしらのきっかけ、何かしらの感覚を持って行動にうつします。

だからこそ、行動した時の体の反応を知ることが大事になるんです。

 

行動すれば、どんな些細なことでも感じることができます。

例えそれが、違和感を感じることであってもです。

 

行動における動機が「軽いもの」であれば、行動によって感じるアナタの体の反応は「軽いもの」になるのです。

逆に、「重いもの」であれば、行動した時に感じる体の反応は「息苦しいもの」になります。

そして、やる前に「軽いかな?」と思っていることでも、実際に行動すると「ん?」と重く感じることもあるでしょうし、逆にやる前は「重いかな?」と思うことが、やってみると案外軽いと感じることもあるのです。

 

ここは、実際にやってみないとわかりませんし、やってみて、そこで感じることがアナタにとっての真実だということです。

どんなに「こうすれば軽くなれる」という情報があっても、その情報をやってみて「違う」「しっくりこない」ということもあるということです。

 

例えば、「この言葉を使ったら軽くなる」という情報があって、その言葉を使っていたとします。

使い初めはなんとなく、「軽くなった」気分になるかもしれませんが、使いすぎると逆に重く感じることが出てくることもあるのです。

それは、目的が途中から変化しているからになります。

 

最初は軽くなるための言葉だったのに、途中からは、それを言わないといけないという執着のようなエネルギーになります。

そのエネルギーは重いエネルギー(自分に対する支配)なので、苦しくなるのです。

 

こうしなければいけない。

こうすることがいいんだ。

という思考や、そこに至る行動の動機は、自分に対する支配のエネルギーを出すことになるので、重くなってしまうのです。

 

きっかけや、最初の動機が軽くても、それがふとした時に重くなることもあります。

それを解消するためには、体の反応に対して素直になれるかどうかです。

 

最初軽く感じたからといって、いつまでも軽いとは限りません。

「なんか違うなあ」と思った時に、やめられるかどうかです。

ここは、波動の「軽い感覚」と「重い感覚」を知っていると、その時タイムリーに変化を感じ取ることができます。

 

変わったという瞬間をしっかりと捉えることができるから、やめようと思えるんです。

何も気が付かないまま、ロボットのように「それが真実だ」と思い込んでいると、もうすでに重くなっているのにそれに気がつくことはできません。

 

意識的に現実を作る上で大事なのは、毎瞬変わっているということです。

一度軽くなれば、ずっとそれが続くのですが、その軽いという状態にも、たくさんの種類と次元が存在するのです。

その時々に合う状態、その時々にあるバランスを自分で選ぶことができれば、いつも今の自分が1番だと思えるようになります。

 

今の自分が最高に幸せだという動機で行動していけば、その行動から生まれる現実、体験できる現実は、次の瞬間の「今の自分が最高に幸せ」になるのです。

その繰り返しをしていくと、過去には違和感を感じていたことが、そうではなくなることもあるということです。

 

これも、昔苦手だったから、今も苦手ということではないということになります。

今の自分が最高に幸せという感覚で、苦手なことに興味が湧いたなら、それをすればいいんです。

 

そこにある行動自体を尊重できれば、それがうまくいかなくても、1つの体験だと思えます。

1つの体験が、何処かで必要になるから、その体験をしているのです。

 

そこをマインドで全て把握しようとすること自体が、無理をしていることになります。

その時アナタが感じる「軽い」と思うものが、「軽い現実」を作るんです。

 

それを意識しているのに、現実が一向に軽くならないのであれば、それは軽いという定義や意味を知らないからになります。

アナタの考えている軽いという定義が、もし本当にアナタにとっての軽い世界、軽く楽になれるものであれば、もうすでにその現実を体験することができています。

いくら意識しても変わらないのは、変えているように見えて実は変わっていないのです。

 

変わっていないものを見つけるためには、アナタの日々の行動を、もう一度意識してみるといいと思います。

なぜそれをするのか。

なぜそう考えるのか。

そういったことを、「ん?」と思うことや、当たり前にしていることに対して、疑問を持てるかどうかなんです。

 

当たり前に行動していることは、気がつくことができません。

当たり前に思考していることは、気がつけないんです。

でもその当たり前のエネルギーが、アナタの現実のほとんどを作っていますし、重い社会の教育や環境で生きているのであれば、「重くなるための思考」を無意識領域に持っているので、そこからの行動になってしまいます。

 

それを見つけるには、軽いというのはどういう感覚なのか。

軽い世界というのは、どういう意味なのか。

どういうことなのか。

それらを、アナタの肉体で感じる必要があります。

 

頭で理解できることではありません。

身体で感じて、初めてわかることなんです。

 

頭で捉え切れるのであれば、あれだけたくさんの本があるので、もうすでに軽く生きている人がこの世界には溢れているでしょう。

それは、情報だけで刷り込まれたエネルギーから行動を変えることは難しいということです。

 

それこそ、教育という名の下、身体を使って体験してきましたよね。

学校に行く、勉強をする、決まった時間にみんなと同じ行動する、決められた答えを探す。

全部、体験していると思います。

 

勉強もただ、情報を読むだけではありません。

テストという体験があります。

それによって、どんどん刷り込まれていくんです。

というよりも、身体を使った方が、刷り込みやすいというのが正しいかもしれません。

 

これは、軽く生きるということも同じです。

何を自分に刷り込ませるのか?ということです。

 

軽く生きる方法を、自由に生きる方法を、それらがどういった生活で、どういう日常を感じることができるのか。

体験して刷り込ませていけばいいんです。

 

そうすれば、何をしていても、軽くなる現実しか体験しなくなります。

というよりも、自分でそれしか作らないことがわかるんです。

 

行動には動機があります。

その動機が何かによって、体験する現実が変わりますし、共振するエネルギーが変わります。

そこには2つの種類のエネルギーがあって、軽いか・重いかなのです。

 

軽いエネルギーで行動していると、現実は軽くなります。

重いエネルギーで行動していると、現実が重くなります。

 

すごくシンプルなことですが、そこが理解できれば、現実を変えることはそんなに難しいことではないのです。

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