本音を大事にするのは、軽く生きる上で大事なことです。
本音を隠したとしても、アナタのことはアナタは把握しています。
アナタがわかっているということは、そのエネルギーがアナタから出るということです。
そしてそのエネルギーは、自分の現実に反映されていきます。
ということは、隠しても無駄だということになります。
相手にバレているかどうかは関係ないということです。
アナタが、言いたいことも言えないのであれば、我慢のエネルギーを出し続けることになります。
それは、言えないことだけに留まらず、アナタの現実における全てにおいて、我慢しないといけない現実を作ることになるのです。
日常における些細なこと、そこでどういうエネルギーを出しているのか。
その出しているエネルギーを意識できるのかによって、現実を自由に作れるかどうかが変わります。
むしろ、日常におけるアナタのエネルギーを変えないで、現実を変えることや軽く生きることは無理なのです。
軽く楽しく生きたいと思うなら、軽く楽しい毎日を過ごすことから始まります。
だから、アナタにとっての軽く楽しい毎日とはいったいどういうものなのか?ということをはっきりさせておく必要があるんです。
もし、アナタが考えていたり、イメージしたりしているのに、その軽い世界が体験できないのであれば、アナタがイメージしている軽い世界は、アナタの体験したい世界ではありません。
本当に心から望んでいることは、体験できるのです。
これは、マインドで考えていることではないということを覚えておく必要があります。
心からというのは、何も考えないでぼーっとしている時に、ふと出てくる思考です。
ふと出てくる思考が「軽い」のであれば、どんな時も軽くなれる現実を作ることはできますが、何気ない時に考える思考が「重い」のであれば、どんな時も重くなる現実を作るということです。
ここをエネルギーは一切判断しません。
素直に出ていきます。
そして、反映させるんです。
アナタがイメージする軽い世界が、本当にアナタにとっての軽いものであれば、それを考えているときも、それを手に入れるために必要だと思ったことを実行しているときも、楽しいものになります。
障害物があったとしても、それを乗り越えることも楽しむことができるのです。
無理に楽しむのではなく、夢中になれるようなイメージです。
壁が出てきたら、どうやって乗り越えようか?ということを、自然と考えているような感じです。
例えば、夫婦関係を変えたいと思うなら、どうすればいいのか考え、それを実行していきます。
うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあると思いますが、どちらの現実でも楽しめるのが軽い世界です。
こういうコミュニケーションの取り方をしたら、楽しく会話ができた。
別の日に、違ったコミュニケーションをしたら、楽しくなくなった。
その時々のタイミングや気分によって、いくらでも変化していきますよね。
前に上手くいったから、今日もうまくいくわけではありません。
だからこそ、その瞬間に感じる自分の感覚を信じきれないことには、いつまでも過去の答えにしがみつくことになります。
過去の答え、この前はこれでうまくいったのになんで?というのは、今を楽しめていないからです。
今の自分や相手にとって、うまくいく方法は、その瞬間しかわかりません。
過去と比べても意味がないのです。
これも逆に、アナタが相手の立場になったらわかることだと思います。
アナタも気分がありますよね。
相手にもあるということです。
もし相手がアナタとの会話で、テンプレートのように話をされたらどんな気分になりますか?
それと同じことを相手も思っているということです。
自分のことを尊重し、自分の今感じていることを理解していれば、それに合わせた表現をすることができるようになります。
その表現をしても、問題なことがわかるんです。
むしろ、「こうした方がいいんじゃないか」「こういう言葉がいいんじゃないか」と、勝手に詮索し、アナタの都合を相手に押し付けるから、コミュニケーションがうまくいかないんです。
アナタの「いい」を相手に押し付けているのは、そこに尊重がないからです。
尊重のあるコミュニケーションを知っていれば、どんな言葉でも、コミュニケーションは成り立ちます。
これも、波動エネルギーのことがわかれば、それがわかるんです。
人は、言葉だけで会話しているわけではありません。
だから、会話術を学んでも、アナタのエネルギー自体が変わらない限り、会話が変わることはないんです。
もちろん、言葉にもエネルギーがありますので、会話術を学んで言葉を変えるだけでも変わることはありますが、それよりも、アナタがエネルギーのことを理解した方が速いと思います。
それに、エネルギーがわかるから、どんなコミュニケーションでも、その時の時間を楽しめるようになるのです。
テンプレートを覚えたところで、そればかりを使えば、ロボットと変わりません。
ロボットと話をしていて楽しいですか?ということを、考えてみるといいと思います。
どんな時も、どんな時間も、どんな出来事も、楽しめること。
それが軽い世界になります。
うまくいく時もあれば、うまくいかない時もある。
どちらであっても楽しめるんです。
今の自分の感じる気分・感情を大事にして、その都度、目の前の現実を作り上げていく意識が持てるから、自分の現実は自分で作っていることがわかるようになっていきます。
わからないのは、ただ意識をするという意味が理解できていないからです。
意味を理解してみてください。
意味に答えはありません。
自分の感じること、肉体を持って、感情を感じてこそ、意味がわかるようになるんです。
頭で理解しているだけでは、辿り着けないのも、そこにあります。
意味がわかって、「こういう感じなのか」ということを理解するというのは、言葉では把握できない情報にリンクできるのです。
これが、マインドを超えた、現実を変えていけるエネルギーになります。
そこに辿り着くために、まずは自分の本音を認めることです。
受け止めることです。
うざいと思えば、うざいでいいんです。
うるさいと思えばうるさいでいい、やりたくないならやらなければいい、まずいものはまずいと思えばいいんです。
まずは、思うだけでいいんです。
「思ったな」と思えばいい。
それをわざわざ相手にぶつける必要はありません。
ぶつけたら、そのエネルギーで現実を作ることになります。
作りたいなら構いませんが、その感じたことをどう昇華すればいいのか。
伝えるのか、伝えないのか。
伝えるならどうやって伝えるのがいいのか。
そこに対立や支配のエネルギーではなく、調和のエネルギーでコミュニケーションするためにはどうすればいいのか。
そもそも調和のエネルギーってどういうエネルギーなのか。
それらがわかるから、調和のエネルギーに共振して、自分から出てくる言葉を相手に、素直に伝えることができるのです。
調和のエネルギーを出していれば、相手との関係がおかしくなることはありません。
対立や支配のエネルギーを出すからおかしくなるんです。
言葉を変えてもおかしくなるのは、アナタが出しているエネルギーが変わってないからです。
変われば、言葉が同じでも変わるんです。
それを出す勇気がないのも、調和のエネルギーを知らないだけです。
勇気がないのではなく、知らないだけだとわかったら、知ればいいということになります。
だからシンプルなんです。
本音を感じながら、調和のエネルギーでいればいい。
調和って、いつも笑顔というわけではありません。
怒らないわけでもないんです。
今ここだけを集中している状態です。
対等に感じている状態です。
それがわかったら、日常にあるコミュニケーションが変わるので、出すエネルギーが変わり、現実は自然と変わっていきますよ。
変わってないなら、エネルギーが変わってないだけですので、変えればいいんです。
波動がわかれば、変えられます。