どんな現実を作ることも可能です。
それが、自分にとって体験したいことであれば、必ず実現することができます。
逆に言えば、どんなに願っても、どんなに行動を起こしても、手に入れることができないのは、自分が心から必要だと思っていないことか、タイミングが今ではないからのどちらかです。
ただ1つ言えることは、自分のご機嫌になれる心からの望みは、実現できるように準備されているということです。
そして、それを現実にしていくためには、「自分の思考で現実が作られているということを信じられるか?」ということが大事なのです。
現実化を楽しむための秘訣。
例えば、「こんな家に住みたいなあ」と思ったとします。
その家で生活しているとワクワクするし、楽しそうだし、気分がいいと思えました。
そこにいる自分はご機嫌で楽しいと思えるから、体験したいと思ったとして、それをどうやって現実化するのか?ということになります。
ここで大事なのは、イメージすることを楽しむ時間に飽きたら、行動に移す必要があるということです。
思考の現実化や引き寄せの法則などで言われていることには、ただ単にイメージしていれば、自分以外の誰かが持ってきてくれるという意味にとれてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
イメージした後に大事なことは、行動です。
この行動というのは、「動く」という意味と、「待つ」という意味があります。
行動と聞くと、どうしても動くというところにフォーカスを当ててしまうかもしれませんが、行動というのは、動くことだけではありません。
今はじっと準備をしているという待つ時間も必要なのです。
例えば、こんな家に住みたいと思って、それを実現するためには「これくらいの費用がかかる」ということが、行動して情報を集めた結果わかったとします。
そのお金も、「これぐらいの費用がかかります」とオーダーすれば手に入れることはできますが、ただ単に何もすることなく急にお金が突然生まれることはないのです。
ここにも行動が必要になります。
費用を集めるという待つ時間と、お金を集めるための動きを両方することで、必要なものを手に入れることができます。
ここで見えてくるポイントとしては、本当に自分がイメージした家に住みたいと心から感じているのであれば、その行動も楽しめるのです。
必要なお金をどうやって作っていくのか。
そのために何をやる必要があるのか。
それらを考えることも楽しさになります。
これらのことをすっ飛ばして、ただ欲しいと思っているだけでは手に入れることはできません。
手に入れることができない方法を実践していても、いつまでも手に入れることはできないので、お金を作る方法や得るための手段を考えていけばいいと思います。
お金を得ることに対して、興味があることや学びたいこと、やってみたいと思うことを提供していくことで、お金を得ることができれば、楽しみながら得ることもできるようになります。
楽しく仕事をしていれば、お金は自然と貯まります。
お金を貯めることは、それほど難しいことではありません。
楽しくしていれば、お金を使うことが減るからです。
例えば、仕事が自分のやりたいことで楽しんでできることであれば、心が満たされていきます。
自分の好きなように表現できるからです。
心が満たされると、必要なものしか買わなくなりますので、余っていくと思います。
余ったお金を必要だと思っている金額のための貯金に充てれば、楽しいことをしながらでも、必要なお金を準備することができるのです。
これが、「動く」と「待つ」の両立になります。
毎日がご機嫌で、楽しいことをしながらお金を作っていき、必要なタイミングが全て揃ったら、理想としている家を買うこともできるようになるのです。
ただ、そこまで時間が経つと、気分が変わり、理想の家が変わることもあると思います。
そんな時は、過去の自分がご機嫌だと思った家ではなく、今の自分が思うご機嫌な家を選んで見ることが大事なのです。
ご機嫌な自分で毎日過ごしていれば、そのご機嫌な感覚から自分の思考が作られていきます。
それは、最初にイメージした時とは違う思考になっているのです。
だから、時間が経ったり、気分が変わると「いいな」と思う家のイメージも、場所も変わっていくのです。
そんな時には「自分にとって大事なことは何?」ということを意識しておくといいかもしれません。
自分がご機嫌に過ごすことが大事なら、今の自分が選ぶものを選択すればいいと思いますし、過去の自分が最高にワクワクしたものが大事だと思うなら、そちらを選べばいいのです。
ただそこで大事なのは、選んだ選択肢に迷わないということです。
選んだら決めるということが必要です。
そうでないと、何も実現化しなくなります。
現実化において、「決める」「信じる」ということが重要なポイントになります。
だからこそ、選ぶまでに自分のご機嫌を知り、そのご機嫌を信じ切れる状態にしておく必要があります。
自分の感覚や自分のご機嫌は「これ」だということを信じ切れるから、いざ目の前に選択肢が来た時に、すっきりとした気持ちで選べるんです。
これが、現実化のスピードを速くしていきます。
プロセスがご機嫌だから、結果もご機嫌になる。
この記事では、住む場所や家を例に現実化を解説してきましたが、他の出来事でも同じです。
やりたいことを仕事にすることも同じですし、体験したいことを実現するのも同じです。
イメージして、そのイメージに必要なものを集めて、実行して、行動して。
その中でやること自体が自分にとってご機嫌であれば、その過程から生まれる現実は、ご機嫌になれるものだということになります。
進んでいく過程がご機嫌で、結果が楽しくないということはありません。
逆に、進んでいく過程が楽しくないものは、結果も楽しくなることはないんです。
楽しく感じているとするなら、それは無理にそう思っている可能性があります。
または、苦しさから楽しさが生まれるという価値観を持っているから、そういう現実を作っているにすぎないのです。
楽しいことをしていれば、楽しい結果になります。
ご機嫌にしていれば、そのご機嫌に必要なものは揃えられるんです。
これが、波動エネルギーの動き方であり、思考エネルギーの使い方になります。
それがわかるから、思考の現実化や引き寄せの法則で言われている本当の意味や実現方法がわかるんです。
自分が心かからご機嫌で体験したいと思うことは、行動する時にもエネルギーが湧いてきます。
プロセスを楽しもうと思わなくても、楽しくてやってしまうくらいになるんです。
そうならないのであれば、やりたくないか、今はタイミングではないかのどちらかです。
そんな時は「待つこと」「留まること」で、エネルギーを回復したり、蓄えたりする時期なのかもしれません。
現実化を楽しむ上で、いつも進むことだけが必要なことではないのです。
思った瞬間に出来上がることが楽しさでもなく、それがいいわけではありません。
必要であれば、すぐにできます。
必要なければ、すぐにはできません。
それだけだということがわかれば、自分が「こうする」「こうなる」と決めたものを信じて、浮かんだことを実行していけば、目の前のことだけに集中できますので、楽しくなっていきますよ。
まとめ
「速く実現することが素晴らしいこと」これは、重い世界の価値観です。
現実化する過程自体を楽しみながら、その都度気分によって進む方向を変えていけるのが、自由に現実を作っていけていることになります。
速くたくさんしなくても、必要なものは必要な時に必要なだけ手に入れられる方が、安心感を感じることができると思います。
その生き方に慣れることが、軽い世界を生きることになるんです。