「自分が本当にしたいこと」というのは、もうすでにしていることです。
だから、どこかを探しても見つかりませんし、頭で考えて見つかるものではありません。
日常にあります。
目の前にあります。
したいことというのは、したいことであって、それ以上でも以下でもないんです。
このシンプルなところに気がつけると、楽に生きることができます。
自分が本当にしたいことがわからない。日常の習慣から「やりたいこと」を見つける方法!
まず、アナタの日常において取っている行動のうち、「やりたい!」「〜したい!」と思ってやっていることはどれだけありますか?
そして、その時間はどれくらいですか?
「やらなきゃいけない」
「やるべきこと」
などの時間はどれだけありますか?
そこを意識することで、アナタの日常における時間の使い方、つまりは思考の使っている方向がわかるようになります。
「〜したい」の連続で生きることができていれば、いつも満たされて満足感を感じることができますので、軽く生きることができますが、逆に、「〜したい」で動いていないとエネルギーは枯渇して重くなってしまいます。
そうは言っても、「やらないといけないこと」があると思うかもしれませんが、そこはどこに視点を持っているかによって変わりますし、それを「やらないといけないこと」とマインドで決めているだけだということがわかれば、それをやめることもできるのです。
どんなに「やらないといけない」と思うことであっても、その行動を受け入れているのはアナタです。
受け入れることをしなければ、その現実を作ることはありません。
仕事にしても、家事にしてもそうです。
どんな場面、どんな状況においても、その状態を自分が受け入れているということに変わりはないのです。
だからこそ、嫌なんだったらやめることが出来るということです。
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心の声を無視せずに、心の声がわかるようになるシンプルな2つの方法。
「やらない」「しない」という選択肢を持つ。
やりたいことを見つける上で大事なのは、「やめること」です。
何をやめるのかというと、やらないといけないと思うことです。
思うこと自体をやめてしまって、それを行動に移さない選択肢をとってみるんです。
すると、その行動における結果である現実を体験することになります。
例えば、洗濯物が洗い終わったけど、すぐに干すのは気分じゃない。
でも、そのままにしていたら臭くなるし・・・
と思ったら、気分じゃない方を選んでみるんです。
これが頑張らないということになります。
臭くなるから、気分じゃないけど早くしないとと思うから、「頑張る」という言葉が出てきます。
その現実を見ないようにするには、「やめる」という選択を実際に実行してみないとわかりません。
「気分が向いたらやってみよう。」と思えたら、ちょっと休憩しているうちに「洗濯物を干さなきゃいけない」が「洗濯物を干したい」に変わるかもしれないのです。
この「やりたい」に変わるとき、そのタイミングを待つようにしてみてください。
ここが待てるから、やりたいと思う状態で行動できるようになり、気分良くその現実を体験することができます。
もしかするとたった5秒とかかもしれないのです。
今は気分じゃないけど、1秒後は気分になることもあります。
それくらい、瞬間瞬間で変わるものです。
それを無理にする必要はありませんし、日常におけるそういったところを意識できるようになるから、アナタのやりたいと思うものが見つかります。
日常生活で「やりたい」「したい」で動いていないのに、自分のやりたいことなんて見つかりません。
「できない」を「できる」に変えるのも同じです。
やりたいことを「できるようになる」のも、日常生活における言葉が大事になります。
例えば、毎晩寝ていると思いますが、寝ることが「できた」と思って起きていますか?
それとも、「今日も寝不足だった、寝れなかった」と思って起きていますか?
または、何も感じないかです。
ご飯を食べることができた。
トイレに行くことができた。
寝ることができた。
なんでもそうですが、「できているから」生きているんです。
生きるために必要なものはすべて揃っているから、今こうやってこの文章を読むこともできています。
ここを、「できる」と捉えるのか、「できない」と捉えるのか。
それによって、できる現実を作るのか、できない現実を作るのかが変わります。
そしてここに、他人の判断は全く必要ないということです。
アナタの現実を作っているのは、アナタです。
他人の判断によってアナタの現実が作られるわけではありません。
ということは、他人と比べてできないと感じることは、とんでもなくナンセンスな思考だということになります。
逆に言えば、「人と比べる思考」や「できないところにフォーカスさせる思考」を持たせることによって、セルフイメージを下げて、現実を自由に作らせないということが目的であり、それらの思考は、アナタの人生を楽しくするためのものではないということです。
根拠としては、もし、その思考を持っていて楽しく生きることが出来るのであれば、今の社会はもっと笑顔で楽しく生きている人が多いはずだということです。
思考があって、行動があって、現実ができます。
現実があって、思考があって、行動をするのではないのです。
これは、人生を受け身にするためのトラップになります。
これも、もし「現実があって、思考があって、行動をする」が楽しく生きるための方法なのであれば、もうすでにみんな楽しくなっているはずです。
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自分の内側を整えるから、目の前の現実も変わる。自分の内側を整えるコツと視点。
楽しく生きるための思考は、それをした時の現実で判断する。
アナタに合う思考、楽しく生きれる思考を見つけるためには、その思考をもとに行動して現実を作るしかありません。
その現実が楽しいものなのか、そうではないのかを理解するにはそれしかないんです。
そして、自分にとって本当に楽しいと思える現実になるなら、その行動の先にある現実は、楽しくなれるものになります。
楽しくなれるから、心のエネルギーが満たされていきますし、生きることに楽しさも感じるのです。
「出来ること」「したいこと」それらが自分の人生に彩が増えることがわかれば、行動することが楽しくなります。
行動することが楽しくなるから、次々にアイデアや閃めきを感じることが出来るのです。
何もなければ、ゆったりとした時間を過ごすこともできます。
それら全てが、アナタにとって最も居心地がいいリズムを作り出していけるのです。
そんな毎日を作ることは、誰だってできます。
そのための方法は、シンプルに「やりたいことをやりたい時にやればいい」ということなのです。
それができないというのは、その社会自体が本当に異常だということになります。
やりたいこともできない。
好きな時に動けない。
それっておかしいんですよ。
アナタ自身がブレーキをかけていることもあると思います。
今までやったことがないことであれば、どうなるのかわからないという怖さも存在すると思います。
でも、今までと同じだったら、今までと同じです。
アナタがこれまでの生き方で「最高に気持ちがいい」「満足感を感じる」と思えているかどうかです。
もし、「何にも変え難いくらい人生が楽しい!」のであれば、今まで通りで十分だと思います。
そうではないなら、ちょっと変えてみてください。
それが最初にお話しした「やりたい」と思ったタイミングでやるということを「決める」ことです。
そして、それを実践してみて、実際にどんな現実になるのかを体験することです。
意識するだけで全然違います。
アナタが選んだものと、その後のアナタを俯瞰的に感じられるから、「全然違う」ということにも気がつけます。
気がつけるから、変化を感じていけますし、次に進むこともできます。
小さなところから始めていくから、気がついたら大きいと思っていることも出来るようになるんです。
まとめ
やりたいことだけで生きていくことは、誰でもできます。
そのためには、アナタの「やりたいこと」を見つけることが大事なんです。
重い状態で見つかる「やりたいこと」と、軽い状態で見つかる「やりたいこと」が違うこともあるんです。
だから軽い時、ご機嫌で気持ちよくて、気分がいい時を作ることが大事になります。
ぜひ、軽くていい状態のアナタが何を感じるのか、何を思い、どう行動するのかを感じてみてくださいね。
✔︎ 現実については、音声でもお話ししています。
自分の放つ「言葉」が目の前の現実を創り出すメカニズム。