問題というものは、自分の意識で作り上げたものであり、それを「問題だ」という認識をすることで生まれます。
ということは、もしアナタの中に「問題ができる」という定義や思考エネルギーがなければ、問題が起こることもないのです。
ここには、教育によって生まれている思考エネルギーがあります。
テストなどで問題を解くという訓練をたくさんしてきたことによって、「問題は考えて解決するものだ」という思考エネルギーを生み出しています。
これは、「問題がある」という前提のエネルギーになりますので、問題がなければ前に進めないということにもなるんです。
そのエネルギーの流れになると、目の前にアナタが問題だと認識できることを作り出します。
そして、その問題を解決してくのです。
これが一つの刺激になります。
その刺激を得ることによって、自分の日常に対して刺激を加えることもできますし、そこから新しいアイデアを生み出すこともできます。
ただ、そうしなくても、刺激を作ることはできますし、アイデアも生み出していけるのです。
今までの慣れた環境にいると、いつもどこからでも「問題がある」という言葉が飛び交っていますので、アナタの日常にもそういうエネルギーが存在することになりますが、そうではない世界にシフトできれば、問題はなくなるということです。
具体的に、問題がない世界というのは、起こる出来事自体に対して「問題」だという重い気分になるイメージがありません。
問題の種類もまた違ってきます。
何が起こるとしても、軽い気分になれる壁のようなものになるのです。
そこで生まれる発想は、「どう突破していこうかな」というような、その壁のようなものを突破することに対しての楽しさになります。
楽しさを感じること、そこから生まれる行動は、壁を登ることかもしれませんし、壊すことかもしれませんし、何もしないことかもしれません。
他の選択肢が見つかるかもしれませんしね。
それを選ぶこともまた、1つの楽しみになるのです。
自分にとってもっとも軽くなれる選択肢を選ぶことができれば、その後の現実は軽いものになります。
ここでも、深刻に「どれがいいかな」と、先のことを考える必要はありません。
「これを選べばこうなるのかな?」というような、先のことを考える必要はないということです。
これは、「これを選べば周りは喜ぶかな?」というような、周りを優先して選ぶことも同じことが言えます。
アナタにとって最も軽くなれるものというのが大事なのです。
そこを選べるから、気分が軽くなります。
そこの判断基準は、選んだ時に感じる体の反応です。
3つの選択肢が浮かぶなら、その3つをやったときの自分をイメージします。
そこで「気分がいい」と思えるもの、イメージの中で体験してみて、「これがいい」と思えるものを選べばいいのです。
もしかすると、イメージ通りではないかもしれませんが、そのイメージ通りではないことも1つの体験ですし、やってみたからこそわかることになります。
やったからこそわかることは、アナタに必要な知恵になるのです。
情報ややる前のイメージだけでは、知恵になることはありません。
知恵にするから、軽い気分という意味がわかるようになるのです。
ただ、それを積み重ねても、この物質次元の楽しさは「イレギュラ」なので、すぐに役に立たなくなることもあると思います。
日常の体験を積み重ねていく上で、そこで生まれる変化によって、いくらでも気分は変わりますし、いつも同じ選択肢がベストということでもないのです。
だからこそ、「自分はいつも変わっていく」ということを知っておく必要がありますし、その時の気分を大切にしていく必要があります。
また、気分が乗らないのであれば、「やらない」ということも、1つだということです。
問題だと思って、それを解決するために動くと、どうしてもマインドが働きます。
マインドで想像できる突破の方法は、過去の成功事例からしか生み出すことはできません。
それが、うまくいくのであれば、それをやってみればいいと思いますが、この世界の楽しさである「イレギュラ」が出てくる場合は、うまくいかない場合もあるのです。
そんな時に、感覚を頼りにできるようになれば、自分の軽い気分がどこにあるのかがわかるようになるのです。
意識の変化を捉えるには、感覚で感じるしかありません。
今までという情報は古いのです。
今が最新であり、今感じていることがベストになります。
どんなに遠回りに思えても、それがいいと思えるなら、それが今の自分にとってのベストなのです。
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感覚は、最新のカーナビシステムのようなものです。
直感を感じること、ひらめきを感じることは、最短ルートを進む鍵になります。
それを捉えるには、問題をマインドではなく感覚で超えていくことが大事なのです。
計画的に生きることをずっとしてきた思考にとって、急に感覚というもので生きるのは難しく感じると思いますので、ちょっとずつシフトしていけばいいと思います。
それこそ、自分が選んだ選択肢が「どういう理由で選んだのか」だけを把握していればいいのです。
すると、体験からわかることが出てきます。
例えば、「これが欲しい」と思って買ってみた。
その場合、そこにある動機を感じておくのです。
どういう理由でそれが欲しいと思ったのか。
そこを感じておきます。
買ってみた後の体験や、そこで感じる感情をリアルに体験していくと、「ああ、こういう気分で買ったものは、こうなるんだ」と思えるのです。
どんな動機でも構いません。
それが軽くても、重くてもいいんです。
体験すればわかることなんです。
体験してわかることだから、面白いと思えます。
自分の答えを発見できるから、アナタの思考エネルギーがアナタ仕様になっていくのです。
今までの思考操作から抜け出せるようになります。
そして、何が思考操作されていたのかもわかるのです。
それがわかれば、問題はなくなります。
無意識に思考エネルギーを流すことはなくなり、自分の意識で作り上げることができるからです。
そこまでわかって初めて、自分の目の前はメリットしかないことがわかりますし、腑に落ちるんです。
起こることに対して、どういうアプローチをすればいいのか、どうすれば軽くなるのかもわかるようになります。
それが、アナタのオリジナルの思考を作る方法であり、問題自体が変わっていく方法なのです。
問題自体の捉え方や、そこにあるエネルギーが軽く変われば、アナタの気分もずっと軽くなります。
軽い気分で決めることができれば、軽い気分で作ることができれば、軽く生きることができるのです。
それが、波動エネルギーの視点から捉えたこの物質次元になります。
✔︎ 気分については、こちらの記事をどうぞ。