家族関係が希薄で寂しく感じた時に、会話を復活させる5つのステップ。

家族という1番身近な存在だからこそ、希薄になってしまうことがあります。

毎日一緒にいて、毎日顔を合わせている。

それってちょっと特殊な関係かもしれません。

 

でも、基本的には家族であっても「他人」です。

 

その辺りが腑に落ちてくると、

「寂しさ」ではなく「楽しさ」にフォーカスでき、会話が出来るようになります。

そのための方法を解説していきます。

 

家族関係が希薄で寂しく感じた時に、会話を復活させる5つのステップ。

家族関係が希薄になってくると、自然と会話が減っていきます。

すると寂しさを感じたり、「このままでいいのだろうか」という悩みからストレスを感じたりすることが増えていきます。

 

そんな時に、ちょっと思い出してみて欲しいのですが、

  • いつからその希薄な関係性になったのか?
  • どうして、希薄になっていったのか?

ということを思い出してみてください。

 

もしかすると、中学に入って、部活が増えて単純に接する時間が減っていったからそうなっているのかもしれません。

 

今までは自分の言うことを聞いてくれていたけど、ある日を境に聞かなくなったことがきっかけで、そこから会話が途切れたかもしれません。

 

それらの原因を探していきます。

 

すると、会話がなくなった原因を見つけることができるはずです。

ここで大事なのは、どんなに原因がわからなくても、必ず原因があります。

 

例えば、アナタ自身のことに当てはめてみてください。

なんの理由もなく、今まで普通に会話していた人との会話を辞めることをしますか?

しないと思います。

 

何かしらの理由があって、会話をしないという選択をするはずです。

 

ということは、家族という関係においても、同じ人間関係なので、

会話がなくなるとすれば、その理由がどこかに必ずあるんです。

 

アナタからすれば、気にならないこと、大したことに思えていないことでも、

それが原因でアナタと話したくないと思っている可能性があります。

 

この原因ばかりは、自分で探すしかありませんので、以下の方法を使って探してみてください。

 

1. 会話がなくなるきっかけをざっくりと探す。

なくなるきっかけを明確に見つけることができなかったら、

ざっくりとなんとなくでいいので思い出していきます。

 

どうしてもわからなければ、相手に聞くのが早いですが、

普段から会話をしていない中でそれを聞くのは難しいことになると思うので、とりあえず自分の覚えている範囲で構いません。

 

ここで間違っても、自分を責めたりしないでください。

「あんなことを言ってしまったからかな?」

「あんな態度をとったからかな?」

と、自分を責めても仕方ないので、責める必要はありません。

ただ自分の気分が下がるだけなので、事実だけを探してみてください。

 

自分の覚えている範囲を思い出すことで、

自分と相手の関係性が変わるきっかけを見つけることができれば、次のステップにうつります。

 

もし、見つからない場合は、「原因はなんだろう・・・」と頭の中に入れておき、日常の家族とのやり取りを冷静に見てみてください。

すると、ぼんやりと原因が見えてくると思います。

 

「わかならい」と最初から決めてしまうと、わかるようにはなりません。

「わからない」というのは、理解しないということになるので、その言葉を使うことはやめて、観察することをしてみてください。

 

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2. 会話がなくなるときの相手の反応を思い出す。

会話がなくなるタイミングや、さみしいなあと思うタイミングを思い出したり、

今の家族との関係で、会話がなくなるタイミングを体験することによって、相手の反応を見ることができます。

 

相手の反応を見る・思い出すことができれば、

その時の自分の状態を把握してみてください。

 

そこに会話がなくなる原因が隠されている可能性があるのです。

 

例えば、子どもに何気なく「宿題しないの?」という言葉をかけると「うるさい」と返ってきたとします。

 

その時の自分の中は、

「心配してあげているのに、なんでそんな言葉が返ってくるの?」

と思っていたとすると、

この「宿題しないの?」という言葉には、子どものためではない別の思惑があるということになるのです。

 

そして、その別の思惑は、相手に伝わります。

伝わるから、「うるさい」という言葉で返ってくるんです。

 

そのために、自分の言葉の心理や状態を知る必要があります。

それが次のステップです。

 

3. 自分の言葉や自分の態度を思い出す。

「宿題しないの?」という言葉には、どんな思惑が隠されているのか。

それを正直に自分の中でつぶやいてみてください。

 

例えば、「宿題をしないことがなぜダメなのか?」それを考えてみるんです。

 

子どもが学校で怒られるのがかわいそうだから?

それは、本人の問題で、親の問題ではありません。

 

宿題をしなかったら、落ちこぼれるかも・・・

落ちこぼれたからどうなるんですか?人生は終わりませんし、それぞれの人生なので、基準は本来ありません。

 

学校に呼び出されて、怒られるから?

怒られたからといって、人格否定されるわけではありませんし、そもそも学校の先生(同じ人間)に怒られて、人格が否定されるって思うこと自体おかしくはないですか?

 

そうやって、自分の反応が、

本当に子どものために思っていることなのか、自分のためなのか。

それを客観的に見ていきます。

 

すると、本心や思惑はどこにあるのかがわかるのです。

ここまでできると、次のステップになります。

 

4. 自分がやってきたことに相手への尊重はあったのか?ということを考える。

「宿題しないの?」という言葉自体が、アナタが自分のために言っている言葉だとわかれば、その言葉でコミュニケーションしようと思っても無理なことは想像できると思います。

 

これは、逆の立場で考えてみてください。

 

相手のためと言いながら、自分のために話をしてくる人と、会話をしたいですか?

多分したくないはずです。

 

「アナタのため」と言いながら、内心は自分のため。

そんな人と会話をする気にはならないはずです。

でも、それをしていることになります。

 

だから、会話が減っていくのです。

 

「アナタのためを思って・・・」

という考えから出てくる言葉は、紐解いていくと自分のためが多いと思います。

 

その言葉を変えない限り、会話をすること自体が難しい状態になってしまうので、根本的なことを変えていく必要があります。

 

それが、相手への尊重です。

 

例えば、宿題をしないのであれば、

その行動自体を尊重できると、宿題をしなくても放っておくことに抵抗はなくなります。

 

「宿題をしない」ということに尊重を持てるというのはそういうことです。

 

しないという選択を選んで、そのあとどうなるのかまで受け入れることが、子どもにとって必要なことになります。

先生に怒られるという体験をしたから、次からは期日までに間に合わせられるように考えられるようになるのです。

 

すると、言わなくても宿題をするようになります。

 

そうすると、アナタが何を言うこともなく、子どもは自分で行動できるようになっていくのです。

ここまで相手を尊重できて初めて、言葉が変わっていきます。

 

頭で理解しても、言ってしまうのであれば、それはまだ、尊重の意味がわかっていません。

 

では、どうすれば尊重の意味がわかるようになるのか。

次のステップになります。

 

5. 相手とどんな関係で暮らしたいのか?を明確にする。

尊重を理解する上で大事なのは、相手とどんな関係で生きていきたいのかを明確にすることです。

 

例えば、先ほどから出している「宿題しないの?」と言う言葉。

 

もし、相手といつも笑って生きていきたいと思うのであれば、その言葉は必要ありません。

 

そして、アナタがその言葉を使わなくなって、別の会話ができる時間を作るから、会話がなくなることもなくなっていきます。

 

実際に、子どもが宿題をしなくて気になって仕方がない状態から、子どもとの関係性を見直して、放っておくことで劇的に人間関係がよくなった方もいます。

その方がしたことは、シンプルに自分にだけ集中することをしただけで、あとは、どういうイメージの家族になりたいのか。

その上で、自分の状態や言葉、行動はどうすればいいのか?を考えた結果、そのような現実を作ることができるようになったのです。

 

イメージをして終わりではなく、そのイメージにおける自分のやっていること、話している言葉。

それを今の自分が実現していく。

 

これによって、今の家族との状態が変わっていくんです。

ぜひ、そのために、アナタが思い描く家族の状態を、心が楽しくなるイメージを膨らませて、その時の自分の状態を今の自分で実行してみてください。

 

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家族関係がめんどくさいと思うときはどんなとき?

家族関係がめんどくさいと思う時、

そんな時は、自分の思っているイメージが、本当に自分の本音ではない可能性があります。

 

本音ではないから、やることが面倒に思えるのです。

 

例えば、毎日笑顔で楽しい家族!というような理想をイメージして、それを実行しようとなると、笑顔ではない時は、自分の理想ではなくなります。

すると、理想ではない自分から、理想的な自分になるために、努力をするようになっていくのです。

 

本来は、家族関係で努力は一切必要ありません。

 

でも、努力をしないといけない。

頑張らないとできないと思っていると、すごく力が入って疲れてしまいます。

 

すると、やることがめんどくさくなってしまい、家族関係を維持することに疲れてしまうのです。

 

だから、理想の家族、自分がイメージする家族は、本音を反映させてください。

 

例えば、アナタが「家事をしたくない」と思ったのであれば、

「家事はしません!」と、家族に伝えるのです。

 

そこでどんな反応になるのかを体験してみてください。

 

これは、体験してみないとわからないことです。

実際に、「家事をしません」と伝えた方は、その後家事をしなくても家が回るようになりました。

家族みんながその時々で、家事をやるようになったのです。

 

その方は「これだったら、今までの頑張りはなんだったんだろう・・・」と言っていましたが、それくらい言ってみると案外通ることもあるんです。

 

そして、1度「やらない」と言ったとしても、2度とやらない訳ではありません。

 

アナタも家事がしたくなれば、やりたいと思ったことをすればいいと思います。

 

料理がしたければ、料理をする。

掃除をしたかったら、掃除をする。

 

自分から「やりたい」と思ったことができるので、

「家族のために」とか、そういう不満が出てこないので、気持ちよくできるようになります。

 

義務感でやるというのは、気分が乗らなくてもやらないといけなくなるので、疲れてしまいますが、「やりたい」で動けるようになるとめんどくさいとは思わなくなっていきます。

 

なので、自分の本音をしっかり認識しながら、アナタのイメージする家族に向かって、まずは会話を復活させてみてくださいね。

 

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まとめ

家族関係が希薄で寂しく感じた時に、会話を復活させることが先決です。

これができれば、かなり前向きになれると思います。

 

会話がないというのが1番寂しいと思いますし、

会話があっても、その内容が楽しくないといい関係を作ることは難しいと思います。

 

だからまずは、会話を復活させること。

 

そのためにこの記事に書いた5つのステップを、できるところから始めてみてください。

 

最初から、全てをその通りにするのは、難しいように思えるかもしれません。

そんな時は、1つずつできると思うとこからやり始めてみてくださいね。

 

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今西 史樹
スピリチュアルカウンセラー。チャネリングを通して得た情報と、かるい価値観と感覚を発信・提供。【経歴】▶︎2014年IT分野で起業▶︎ブログ運営▶︎セッション / ワークショップ / 講座開催【趣味】▶︎ゴルフ(ベストスコア94〈ハーフ44〉)/ ゲーム。