気になることをやってみると、
それがなぜ気になったのかがわかるようになります。
そして、今気になることでも、
ちょっとタイミングがズレると、気にならないことになったりするのです。
ちょっとのズレであっても、
それが今できるか、できないのかということは、大きく違いを作ることになります。
自分が感じた気になることの先にご機嫌が見えるなら、
それが自分の「今やりたいこと」なのかもしれません。
今は今で、未来は未来。
どんなタイミングであったとしても、
タイミングはいつでも来ています。
たとえ、どんなに歳をとっていたとしても、
どんなに若かったとしても、
気になることをするのに、年齢は関係ありません。
「若かったらできる」訳でもありませんし、
「若いからできない」ということもないのです。
今この瞬間、「気になる」と思うことは、
それにどんな理由をつけたとしても、今がタイミングだということなのです。
タイミングを受け取ることができて、
閃いたことを行動に移すことが出来れば、そこで得られるものがあります。
もちろん、行動して得られること自体が、
都合がいいことも都合の悪いと思うこともあるかもしれません。
でも、それは、自分が行動した結果、得られることなのです。
すると、自分の思考エネルギーがどこを向いているのかがわかります。
もし、「歳が・・・」と思っていて、気になっていることを行動に移せば、
歳が気になる現実を作ることになるのです。
その体験をして、「歳は関係ない」と、
はっきり自分の中で納得し、変えることを決めるから、現実は変わっていきます。
「歳は関係ない」と自分で納得するために、その現実を作ることになっているだけで、
一見すると、都合の悪いことであっても、必要なことだということになります。
「その体験をしたくない。」
「都合の悪いことはいやだ。」
と、向き合うことをやめれば、今までと変わらない人生を作っていくことになります。
それは、思考エネルギーが変わっていないからです。
世界一周旅行に行って、人生が変わらないのも同じです。
行って帰ってきて、当分の間は、刺激から現実が変わったように思いますが、時間が経つにつれて戻っていきます。
それは、根本的に思考エネルギーを変えていないからなのです。
変えるということは、
自分で決める必要があります。
自分で決めるから、変えていくことができます。
自分で決めるから、納得できます。
だから前に進めるのです。
誰かの意見を聞いて、
それを元に自分の思考エネルギーを作っている間は、
自分のご機嫌な現実を作るのは無理なのです。
どれが外からの情報で、
どれが自分の中からの情報なのかがわからないと、
いつまでも、自分の中が満たされることはないのです。
そのために自分と向き合う時間が必要なのです。
むやみに何でも向き合う必要なんてない。
自分と向き合う時間は、
自分のことを知り、自分が本当はどうしたいのか?を知るための時間です。
だから、必要な時に、必要な時間だけ向き合えば、
ずっと向き合っている必要はないのです。
それこそ、修行のように、
じーっとしていなくても、マインドを止めることはできます。
一瞬でマインドは止めることができます。
瞑想は形ではないのです。
向き合う時間が長いから、自分のことをよく知っているということでもありません。
自分の過去をたくさん知っていても、
いろんな過去と向き合っても、
結局のところ、今、心から笑っていなければ意味がないのです。
例えば、何か気になることがあってやりたいと思った時、
やりたい自分を止めるものがあれば、
その時に、止めているものと向き合う時間を作ります。
「歳だから・・・」
という理由が最初に浮かぶのであれば、
「なぜそれを考えるのか?」ということを感じてみるのです。
これも、マインドで探しても見つかりません。
自分のマインドを止めて、じーっと感じるのです。
すると、何となくここかもしれないという原因を感じることができます。
写真で見えたり、映像で見えたり、
理解できたり、そんな感覚を感じることができます。
その絵が見えた時、
「なぜ、どうして、どこからそれを感じるようになったのか?」ということがわかれば、
それを昇華することができます。
昇華するというのは、その場面を感じ切るのです。
言えなかったことを言ってみたり、思い出す過去にエネルギーリンクを繋いで、タイムスリップをして、過去を作り変えることで、今を変えることもできます。
そうしていくと、
自分の中がスッキリして、行動をすることへの抵抗がなくなっていくのです。
抵抗を感じた時、その時だけ向き合えばいいのです。
それ以外は向き合う時間ではなく、自分が楽しくご機嫌になれる時間にしてみてください。
大事なのは、向き合うことではなく、楽しく生きることです。
そこを間違えると、いつまでも相談することをやめられず、
自分で答えを決めることができない状態が続きますよ。
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