思考が変わりさえすれば、現実はサクッと変わります。
「そんなわけあるか!」と思っても、実際それを体験すると、「まじか!」と思うはずです。
そして、波動が軽くなっていくと、そのスピード感、「思考が変わった時の現実の変化」は速く感じます。
速くなる理由は、「軽く生きることができている=自分のオーダーが意識的にできている」という状態で、「したい」と「現実」が結びつきやすいから、速く感じるのです。
とはいっても、僕もたまに陥るのですが、波動が軽い状態で「重い思考」を持っていると、重い現実を持ち込むスピードもとんでもなく速いのです。笑
「ありゃま」と思うくらいのスピード感で、現実を作り出すんですよね。
だから、波動を理解したら、思考を変えていく必要があります。
この2つができるかどうかで、現実化を楽しめるかが変わるんですよ。
【体験例】思考が変われば、現実が変わる。とある習慣の行動をやめることでの変化。
では、お客さんの事例を交えて、解説していきます。
そのお客さんは、「職場の人間関係」それに伴う、「コミュニケーション」に悩みを抱えていらっしゃいました。
実際に起こっていることだけを見ると、表面的には「ちょっとしたこと」かもしれませんが、内面的には、感覚的な部分での違和感や不快感を感じていました。
このちょっとした「感覚的な部分での違和感や不快感」を、見逃すからこそ、しんどく感じます。
特に感覚が鋭いと、余計に重くなりがちです。
具体的には、
以前、「ちょっとこっちの方がいいんじゃない?」と誰かから言われた時に、「ああ、そうか、自分はこうしておけば良かったかな……」と感じてしまうことがありました。
一見すると、アドバイスに見えるコミニュケーションですが、意見を持ってそれをやっているのに、「こっちの方がいい」と言われると、その方にとって、そのコミュニケーションは、「楽しくない」状態です。
しかもそれが、上司に言われることになるが故に、「間違っているのか?」という判断が入ります。
だからこそ、自己否定に思考が進みます。
この「こうしておけばよかった……」という感覚、一見すると自己改善への前向きな反応にも見えるかもしれませんが、実は深いところに自己否定を含んでいるのです。
それは、「自分は間違っていたのかもしれない」「他の人の意見の方が正しいのかも」と感じた結果の言葉だからです。
その現象を繰り返していくと、やがて相手の言葉や意見を「無意識に受け入れてしまう習慣」が形成されてしまいます。
その結果、思考は、自分にとって「楽しくない思考」にすり替わり、目の前の現実は楽しくないものに変化します。
自己否定の感覚がなくなるから、相手の意見を聞ける。
自己否定の感覚がなければ、「そっちならいいんじゃない?」と言われたことも、「そういう考え方もあるのか」と、「自分の意見」と「相手の意見」を冷静に分けて考えることができます。
つまり、自分自身の選択を肯定しながら、他人の意見を参考にするというバランスの取れた姿勢を保っていられるのです。
この違いは、小さいようで大きな変化をもたらします。
相手の意見に振り回されず、また緊張して自分を否定するということもありません。
結果、自分らしさを優先しながらコミュニケーションが取れるようになり、「楽しくない」という状態から抜け出すことができます。
無意識で自分を扱わないことが大事。
講座では、この「無意識に周囲の意見を受け入れる癖」に気づいて、意識的に自分の意見や感覚を大切にすることの重要性をお伝えました。
受け入れるのではなく、自分自身で
「これは自分にとってどう感じるか?」
「これは本当に私に必要な考え方なのか?」
と挑む習慣を身につけるトレーニングを行いました。
結果として、その方は徐々に「自分の気持ちを大切にする」という感覚を持てました。
そして、少しずつですが、職場での人間関係やコミュニケーション感覚に対して「楽しい」と思えるように、変わっていったそうです。
✔︎ あわせて読みたい。
「なんか違う・・」という直感は重い現実を抜け出せるサイン。
エネルギーの視点からできる解決方法。
では、実際にどういうエネルギーのトレーニングを行なったのかを解説していきます。
「こうしておけばよかったのか・・・」という呟きをしたら、考えることやめて、意識を頭からお腹にうつしていくんです。
イメージとしては、頭にあるエネルギーを、お腹にうつすイメージをする感じです。
頭にエネルギーがあると、いつまでもエネルギーをそこで燃やすことになるので、苦しさが倍増していきます。
お腹に意識を持っていくことで、お腹にエネルギーが動きます。
お腹のエネルギーは、感覚的な思考を感じられる場所なので、大きなエネルギーでそれを捉えることができます。
頭のエネルギーはどうしても器用ですし、いろんなことをイメージできてしまうので、苦しいことも細部まで鮮明にイメージができてしまいます。
でもお腹は、それをすることができません。
だから、お腹に自分のエネルギーを共振させると、考えなくなるので、それ以上エネルギーを流すことができません。
流すことができないということは、それ以上考えることもできないのです。
考えることができない状態を作って、「こうしておけばよかったのか・・・」に対して、感じていきます。
ただそれを「感じたんだ」ということを意識していきます。
その状態を作るらないで、自分の言葉をなんとかしようと思っても、重いエネルギーに共振している自分で、なおかつ、頭を使っても、浮かぶことは重くなるだけです。
だから、どうしたって重い答えしか浮かばないんですよ。
一旦、共振しているエネルギーを切り離すために、お腹を使います。
その後に、「自分がどういう感情、どういうエネルギーに共振しているのか」を意識するんです。
私は「こういう感情」で「こういうエネルギーに共振していた」ということを、認識していきます。
すると、自分の状態を、客観的に観察することができるのです。
それを実践してもらった後、ちょっとずつ、自分がどれだけ自己否定の言葉を呟いていたのかがわかるようになり、それを意識した上で、重くなっている原因の波動エネルギーを昇華し、自分がフラットでいられる状態を作っていきました。
✔︎ あわせて読みたい。
思考の癖を変えるには、違いを見つけて原因を昇華すれば変えられる理由。
目の前の現実に変化が起こった!
すると、店舗が異動になったのです。笑
お店が変わるということは、職場の環境が根本的に変わることです。
つまり、自分のコミュニケーションを変えることによって、自分が共振するエネルギーが変わり、「そのお店のエネルギーとは合わなくなったから、異動になった」のです。
これは、異動を自分から出したわけではなく、たまたま別の店舗で人が辞めるから、たまたま異動になったということです。
ただ、たまたまとはいえ、その現実を作ったのは自分です。
ここを「たまたま」だと思うか「できた」と思うかが、「現実を自分で作っている」と思えるかどうかの分かれ目なのです。
だから、「できた」でいいんです。
そう思えるから、次もできます。
自分で自分の現実を作っていることを理解できるきっかけを自分で作っていきます。
もし、自分とのコミュニケーションを変えることなく、そのままのエネルギーでいれば、人間関係で多少の問題を抱えた職場で、なんとなく小さな我慢をしながら働くことになっていたと思いますが、そうではなくなったのです。
「びっくりしたけど、どうなるのか楽しみに」といってました。
さて次の店舗では、どんな体験が待っているのか楽しみですね。
波動や思考が重くなってしまうパターン。
ここで勘違いしないで欲しいのは、
「じゃあ、何でもかんでも、エネルギーを変えれば、都合良くなる」ということではないということです。
例えば、「エネルギー変えたら、いつでも異動できる」と思うことは、勘違いだということです。
思考を変えた結果、最良の選択として、今回は「異動」になっただけで、いつでもその現実になるとは限りませんし、そこで選択肢を狭めるから、「思い通りにならない」と嘆く結果を作るのです。
「今自分の浮かぶ、自分の都合のいい選択肢のため」にエネルギーを変えるわけではありません。
どうなるかわからないけど、エネルギーを変えたら「そういう現実になった」ということです。
「そういう現実にしたいから、エネルギーを変える」というのは、ただのエゴの塊なのです。
このエネルギーって、人生をよくするためにエネルギーを変えるのと同じなんですよね。
「人生をよくしたいから、エネルギーを変える」と思うと、いつまでも今の自分の人生は、「よくないもの」としてエネルギーが動きます。
それは、「人生をよくしたい」ということだけが目的だからです。
「人生をよくする」というのは、あくまで結果に過ぎません。
だから、逆なんです。
エネルギーを変えた結果、どういう現実になるのかわからなけど、自分にとって最も1番ご機嫌になれるものになるということです。
目的のために波動や思考を変えるのは、逆に重いエネルギーに共振します。
目的のためという「支配のエネルギー」が出るからです。
支配のエネルギーというと難しいかもしれませんが、
「こうでなくてはいけない」という自制のエネルギーが生まれるイメージです。
自分で自分をコントロールすること。
これは世の中ではいいこととされていますが、波動エネルギーの動かし方としては、重く動く状態です。
だから、コントロールしようと思えば思うほど、苦しく感じます。
✔︎ 音声でもお話ししています。
軽い状態のはずなのに重い現象を見る「原因」は自分のエネルギー。
まとめ
「結果的にどうなるのか」
というのは、体験してみないとわかりません。
「何が起こるのか」
というのも、動いてみないとわからないのです。
体験するから面白いんです。
受ける前から、それがわかったら受けやすいのかもしれませんが、それは「今を生きる」ことではないんです。
今を生きていない人が、ご機嫌にはなれません。
だって、その成功体験によって、ずっと未来ばかりに意識が向くからです。
未来のことは、コントロールできません。
する意味も、必要もないんです。
そこがわかれば、自由という意味もわかると思います。
自分が選んだ選択肢で、どういう現象が起きるのか。
それが、自由ということです。