お金というツールは、
今の物質世界において生きていくために必要なツールです。
ただ、ツールというのはツールであって、それ自体が欲しいということは稀だと思います。
お金って、持っていてもただの紙切れですから。
お金を得た先の何かが本当は欲しいわけです。
もちろん、ツールが欲しい時ももちろんあると思いますが、
だいたいツールが欲しい時というのは、その先にある状態が欲しいことの方が多いのです。
ということは、
料理をするときのフライパンとお金は同じだということになります。
お金を引き寄せられるのは、お金に対する価値観を変えた時。
お金を引き寄せることは、フライパンを引き寄せることと同じです。
にも関わらず、
お金というものと、フライパンというものに付いている価値観によって、その難易度が変わっているように感じます。
フライパンを手にいれるには、フライパンを売っている場所に行けば買うことができます。
それと同じように、お金を手にいれるには、お金を払ってくれる人のところに行けばお金を得ることができます。
同じなはずなのに、どうしてお金は難しいと感じるのか。
それは、お金というツールへの価値観がどういったものなのか?ということが左右していきます。
例えば、「お金を得ることは大変なことだ」という価値観を採用していれば、お金を得ることは大変になります。
じゃあ、「お金を得ることは簡単だ!」と思えばいいのかというと
それも、お金を得ることは簡単だと思っていないので、お金を得ることは難しくなります。
心から簡単だと思っていることって、簡単だとも思いません。
空気を吸うことに対して「簡単だ!」なんて言わないですよね。
それと同じです。
これはフライパンに置き換えるとよくわかるのです。
「フライパンを得ることが大変だ」と思うと、フライパンを得ることは大変になります。
でも、この文章を読んでいる方で、フライパンを得るのが大変だと思う人はいないのではないでしょうか。
どこに行けば手に入るのか。
何をすれば手に入れることができるのか。
それがわかっているからです。
そして、その状態の自分の中を感じてもらえればよくわかると思いますが、
「フライパンを得ることが大変だ」と思えば大変になるからといって、「フライパンを得ることは簡単だ!」とは言わないですよね?
つまり、
得られることが当たり前という状態で、
難しいとも、簡単とも思うことなく、
あそこに行けば手に入るということがわかっているんです。
それは、お金も全く同じです。
同じツールなので、お金もフライパンも同じなのです。
ということは、
お金を得ることが当たり前の人にしてみたら、難しいも簡単もありません。
ただ、「こうすればお金はもらえる」ということを知っているだけなのです。
ということは、わざわざお金に対するオーダーをしている間は、
「お金が欲しい」というオーダーは、
「自分にお金がない、手に入れる術がない」という宣言になるので、お金がない現実を作ることになります。
だから、ずっと手に入らないんです。
さらにお金には、なぜか『汚い』というイメージや、
お金があればなんでもできるイメージと、それを持つことでどうなるのか?という悪いイメージをつけられているので、
アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態を作り出されています。
だから、
欲しいけど、フライパンのように簡単にオーダーできない状態になっているのです。
でも、それがわかれば、フライパンと同じようにオーダーすればいいということになります。
必要なお金は手に入ります。必要でなかったら手に入りません。
フライパンが欲しい理由は、料理をするためです。
(コレクションという選択肢もありますが、ここでは料理のためとします)
ということは、フライパンを使って、
料理を作ることが目的、料理を食べることが目的です。
そうなると、現実のオーダーは「料理を作るフライパン」となります。
そして、その料理の種類によって、買うフライパンは変わります。
料理を食べる人数によっても、サイズが変わります。
例えば、
「2人分の卵焼きを作って食べる」という現実を作るのであれば、それに合うフライパンを買うことができます。
だから、2人で卵焼きが食べられるのです。
これは、お金も全く同じです。
ただお金が欲しいというオーダーは、フライパンが欲しいと思っている状態に過ぎません。
どんなフライパンで、どういう風に使うのか?ということが明確ではないですし、
どんな料理を作って、どんな体験をしたいのか?ということも明確ではありません。
その状態で、ただただフライパンを手に入れても仕方がないのと同じように、
お金も、ただただ手に入れても、どんな状態も得られないのです。
手に入れただけで、使っていないのは、フライパンを買って1回も料理をしないのと同じ。
つまり、料理が生まれることはないので、何も体験することができません。
だから、
お金というツールを手に入れたい理由を明確にすればいいということになります。
例えば、「ハワイに行ってのんびりしたいからいくら欲しい」ということが、本当に自分の体験したいことであれば、そのお金を手に入れることができます。
この目的であれば、お金ではなく別の方法も見えてくるかもしれません。
懸賞で当たるとか、誰かが連れて行ってくれるとか、自分で用意しなくてもできる可能性は当たり前にあるのです。
そして、オーダーしたら、フライパンを買いに行くように、お金をもらいに行く必要があります。
いくら欲しくて、どこに行けば手に入れられるのか?ということを具体的にする必要があるのです。
もし、それらが具体的にならないのであれば、その目的は自分が本当に体験したい現実ではありません。
めんどくさいと思うこともそうです。
子どもの頃に、どうしても食べたいお菓子があったら、なんとしても手に入れる方法を考えていたと思います。
それと同じなのです。
本気で体験したいと思ったら、具体的にできますし、
そこで出てきたアイデアを実行することも難しいことではなのです。
むしろ、やりたくなります。
出てきたアイデアや、やりたいことを実現していけば、自然とお金は入ってきます。
そう言えるのは、そういう理由があるのです。
まとめ
ただ闇雲に、たくさんお金があればいいということが楽しいわけではありません。
だからと言って、お金が必要ないわけでもありません。
欲しいなら、欲しいと言えばいいんです。
必要ではないものをオーダーしても、手に入れることはありません。
それは、自分が必要ないと思っているからです。
この辺りは、マインドで理解できる範疇にありません。
だから、無理に理解しようとする必要もないんです。
シンプルに、自分が欲しいものを欲しいだけオーダーし、それを手に入れるための行動をしていけば、自然と手に入れることができます。
お金を手に入れることを難しく考えるから、その実現方法も難しくなってしまい、お金を手に入れることすら難しくなります。
だからこそ、
欲しいと思った現実は、体験することができます。
疑うことがなければ、お金も手に入ります。
好きなだけ手に入れて、自分の体験したい現実や状態を手に入れてみてください。
それが感覚でわかるようになっていくと、自然と必要なものを揃えるための行動ができるようになっていきます。
それを繰り返していくことで、お金は手に入れることができるようになります。
難しく考えないで、軽く楽に考えてみてくださいね。
◆ 直接レッスンが受けられ、波動と思考の使い方を理解し、軽くラクに生きる方法を学ぶことができます。
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