感情は、「今感じたもの」をどんどん感じきってみてください。
感じきることが出来れば、一瞬一瞬を楽しむことが出来ます。
そして、昇華することができます。
昇華することができれば、自分の中に何もシコリとして残りません。
だから、過去に引っ張られて嫌なことを思い出す状況を作りません。
逆に言えば、
過去何か嫌なことを思い出すときは、感情が動きます。
感情がそのときの状態になるので、今の自分の状態も、過去の自分の苦しい状態と同じ状態です。
その自分で今のタイムラインを創っていくので、
自分の望んでいない現実ができたり、実現化できなかったりします。
ちなみに、過去は情報です。
その情報に今のアナタが感情を揺らされると、今の自分に影響が出ます。
だから、過去を変えるには、
意識を過去に戻して、そのときの感情を昇華すればいいのです。
そうすれば、過去の情報は消えませんが、感情が変わるので、タイムラインも変わります。
感情のコントロールができる方法。感情の扱い方を理解して、感情に飲み込まれない!
感情のコントロールとは、感情に飲まれない状態を作ること。
感情をコントロールする際に大事なのは、
感じている感情自体を、
- 無理に言い聞かせてコントロールすること
- 蓋をすること
をしないことです。
これらは、感じているという事実を捻じ曲げる要素を作ります。
感じないようにすると、シコリとして自分の中に留まるのです。
それは、そこにエネルギーがとどまることを意味します。
エネルギーが留まるというのは、一見すると感情がなくなったかのように思えますが、そうではなく、ダムのようにせき止めているだけの状態です。
この状態は、人によってサイズが違えど、無限に溜め込める訳ではありません。
だから、いつか決壊し、とんでもなく大きなエネルギーとなって、周りを巻き込んでいきます。
これが、感情が爆発してどうしようもなくなる状態です。
感情を「コントロールする」のと「溜め込む」は違う。
感情が爆発するのは、感情を溜め込むから起こること。
ということは、意識的にも、無意識的にも感情を溜め込んでいるだけで、コントロールできている訳ではありません。
本当に自分の中がスッキリする感情のコントロールは、感情の扱い方と、昇華の仕方がわかれば、感じたこと自体に問題はないのです。
すると、
「なんでこんなことを思ってしまったのだろう」とか、
「こんなことを思ったら重くなるとか」とか、
そういう自己否定をする必要がなく、感情プラス自分の捉え方で、波動を重くすることがありません。
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【体験例】思考が変われば、現実が変わる。とある習慣の行動をやめることでの変化。
感情の昇華方法。
感じきった感情をどうする?
どんな感情でも、感じて楽しくなければ、放出してください。
楽しくない感情を相手にぶつけると、そのエネルギーが返ってきて重いエネルギーに共振します。
何よりぶつけると、相手も自分も楽しくないので、倍々ゲームで重く感じていくのです。
だから、相手にぶつけるのではなく、放出していきます。
すると、自分の中にある重い感情がスッキリしていくのです。
感情を放出するときのポイント。
ここで大事なのは、
自分一人の空間を作って、
どんなに重い言葉でも、汚い言葉でも、
余すところなく素直に表現することにあります。
わざわざ声に出していう必要はありませんが、自分の中でつぶやく時に、変に言葉を変えたりすると、エネルギーが変わってしまうのです。
エネルギーが変わるということは、感じた感情のエネルギーを変えるので、本来感じたエネルギーを昇華することができません。
だから、感じたまま、思ったままの状態で、エネルギーを放出していけば、昇華することが可能です。
感情を昇華できた先の現実。
その状態を作ることができれば、
ダムのように感情を溜め込む必要もありませんし、我慢する必要もありません。
その状態でいられると、感情の起伏に影響されることがなくなるので、
いつも穏やかにいきていくことができるのです。
感情に任せて相手に言葉を放ったり、感情に任せて態度を変えてみたりしなくても、自分の思っていることを相手にきちんと伝えることはできます。
そこがわかるようになると、
感情というエネルギー自体も、「扱っていく」という感覚がわかるのです。
感情を昇華する意味。
感情を感じきることは「今」を生きること。
今、アナタの見えている現実から、
アナタは何を感じていますか??
それを感じきってみてください。
どんな感情であっても、感じきるのです。
楽しい、嬉しい、悲しい、つらい。
どんな感情も存分に感じきってみてください。
先ほども書きましたが、中途半端にふたをすると、それがシコリとして残ります。
嬉しいときは、全力で喜んでみてください。
悲しいときは、全力で悲しんでください。
そのときそのときの、アナタの感情をどんどん楽しんでみてください。
喜ぶことも、悲しむことも、どちらも3次元の体験です。
どちらの体験を選んでいくのかは、アナタ次第です。
感情を「嫌なもの」だと判断していきていくことも、
感情を「楽しいこと」だと判断していきていくことも、
どちらを選ぶことも自由だということです。
そして、それを選ぶ権利は誰もが持っています。
選べば、その現実を見ることが出来る。
誰かに決めてもらうとか、誰かが決めて欲しいとか、そういう自分以外に主導権を渡すことをやめてください。
”思考が先、現実として体験することがあと”
アナタが選べば、その現実を見ることが出来ます。
ただ、選んだのにすぐに見れないからといって深刻にならないでくださいね。
深刻になっていても、見れないときは見れません。
見れないからといって、自己否定をする必要もありません。
タイミングの問題でもありますし、そのタイムラグがあることで、しっかりと楽しい方にシフトできるように準備していることもあるのです。
自己否定したり、深刻になればなるほど、現実化しにくいのです。
言葉にすることもまた、現実化を遅くする原因の1つであったりします。
自分が体験したいと思う感情を感じて、そうではないと思う感情を昇華していくことで、自分が楽しいと思う毎日だけを選んでいくことができます。
だから、自分にとって必要のない感情は昇華していく必要があるんです。
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「今」にフォーカスを当てるとは?今の自分に意識を向けると軽くなる理由。
感情がコントロールできないのは、そもそもコントロールなんてできないから。
どうやっても溢れてしまう感情。
ただ、アナタが生きたい様に生きてみてください。
素直に生きてみてください。
そうしていれば、感情は自然に楽しく扱えます。
コントロールしようと思う必要もなく、
ただただ感情自体をサーフィンをしているように、乗っていけるのです。
むしろ、コントロールしようと我慢したり、判断が入ったりすると、
余計にどうしようもなくあふれていきます。
感情があるから、そのエネエルギーで現実化ができるので、
それくらい大きなエネルギーだということですし、
その感情をなくすなんてことは、どう頑張っても無理なのです。
だから、自分の好きなように生きることを選べばいいと思います。
アナタはどんな世界を生きたい?
そして楽しい世界を体験したいのであれば、
感情をコントロールするなんてことはやめてみてください。
自分のハートの声に素直に生きることが出来れば、勝手に楽しい世界を見ることができています。
はっきりした境界線は、ありません。
混じっているからこそ、少しずつシフトしていくのです。
まとめ
感情は、楽しく生きていくために必要なものです。
感情自体に、いい感情も悪い感情もありません。
日常で自分の感じる感情自体を、思う存分楽しく感じていれば、波動は軽いです。
軽い波動に共振することで、さらに自分の現実は楽しいものができます。
軽く楽しく生きるために、軽い気分になれる状態を自分で作ってみてくださいね。
感情のお話は、音声でも話をしています。
よかったら参考にしてみてください。
✔︎ 音声での解説はこちら。
感情がなくなる理由と、自分の感情をラクに感じるための向き合い方。