【感情をうまく使う】感情をコントロール・抑制するために、感情と上手に付き合う方法。

感情のコントロールをストレスなくおこなっていく上で、大切なことを書いていきます。

自分の思っている感情を全部我慢するのって、すごくしんどいと思います。

 

だから、出てくる感情をうまく使いながら、

  • 感情に飲まれることなく
  • 感情に左右されることなく
  • 伝えたいことを伝えられる
  • 喧嘩にならないコミュニケーションが取れる

そうやって、気持ちのいい人間関係を作っていきましょう。

 

【感情をうまく使う】感情をコントロール・抑制するために、感情と上手に付き合う方法。

そもそも「感情」って、何?

まず、大前提として「感情」に対して、どういうイメージを持っていますか?

自分が我慢できない感情って、どういうイメージを持っていますか?

 

「感情はいらない!」

「感情があるからうまくいかない!」

 

そう思っていたりしませんか?

 

では、極端にはなりますが、全く感情がなくなった世界をイメージしてみてください。

ここで、しっかりとリアルにイメージしてもらいたいのですが、感情がなくなったらどうなるのか。

 

すべての感情が、消えるんです。

 

辛いとか、苦しいとか、怒りとかだけじゃなく、嬉しいとか、楽しいとか、そういうものもなくなっていくんです。

 

どんな毎日になりますか?

 

きっと、何も感じない毎日になると思います。

辛い苦しいは感じませんが、楽しい嬉しいもないんです。

 

これらは、両極端にあるからこそ生まれるものだからです。

 

楽しいというのは、どういう基準で楽しいと思うのか。

苦しいというのは、どういう基準で苦しいと思うのか。

それらを考えてみるんです。

 

すると、「あれ?なんで楽しいと思うんだろう・・・なんで苦しいと思うんだろう」と考えられるはずです。

 

そうです。

 

楽しいの定義も、苦しいの定義も自分で決めていることがわかります。

そして、どちらか片一方がなくなってしまうと、もう片方もなくなってしまうんです。

 

人生を楽しむために、感情は必要。

ということは、感情自体がなくなったら、人生を楽しむことができなくなります。

 

だから、感情自体をなくすとか、感情自体をどうにかしようと思っても、難しいですし、もしそれが実現できたとしても、楽しい現実にはならないんです。

 

楽しい現実になるためにはどうすればいいのか。

感情の使い方を知る必要があります。

 

ただただ、抑制すればいい訳ではなく、自分の出てくる感情自体を止めるのではなく、その感情を「楽しむ」だけの余裕を持つ方法を知ればいいということになります。

 

方法さえわかったら、どんな感情が出てきても、なんの問題もなく対応できるので、感情が出てくることを楽しめるようになります。

だから、人生を楽しむこともできるようになるんです。

 

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【自分を満たす方法】自分の本音の気持ちを受け取るところから始まる理由。

 

感情が溢れることなく安定していく方法

感情が溢れて、自分の思っていることをうまく表現できなかったり、いっぱいいっぱいになってしまったりすると、うまくコミュニケーションを取ることができません。

 

そんな時はまず、

自分の中を整理できるまで何もしない

のが1番です。

 

では、感情が溢れたときの具体的な手順を、説明していきます。

 

感情が溢れた時に自分に問いかける言葉

1.何も問いかけないで、ただただじっとする。

感情が溢れてどうしようもなくなった状態で、何か問いかける言葉を探しても見つかりません。なぜなら、感情に飲まれているからです。その状態で、なんとかしようと思ったら、余計に感情がアナタを飲み込んでいきます。

感情が大きくなればなるほど、自分だけでは対処できなくなってしまうので、感情が爆発したりするんです。そうなると、思ってもないことを言ったり、相手が傷つくような言葉を言ったりしてしまいます。もしくは、我慢をして身体を壊すなんてこともあるんです。

そんな時は、感情を言葉にすることも、感情をなんとかしようと言葉がけをする必要もありません。ただただじっと、感じている感情を感じるんです。「苦しい」なら、その苦しさを感じてください。「辛い」なら、その辛いを感じてください。「怒り」なら、その怒りを感じてください。そこに判断や考えが入ると大きくなります。

ここでは「考えないで感じる」ということだけに集中してみてください。

 

2.感情が解放できれば、「なぜ?」を考える。

感情に飲まれることがなくなって、自分を冷静に見れるようになったら、話し合いをする前に、自分の中を整理していきます。感情がなくなったからといって、すぐに話し合いをしても原因を見つけることができません。感情が揺れ動く理由は、自分の中にあります。どんなに相手が原因だと思っても、感情が動くのは、自分の中だということです。

だから、まずは自分の中を整理していきます。感情が動いた出来事を自分なりに考えていきます。

ここで大事なのは、自分が見ている・感じている現実だけをピックアップすることです。相手は関係ありません。自分の感じていることだけに整理していきます。

 

3.整理ができたら、相手に自分の思っていることを伝える。

自分の中で、感情が出てきた原因がわかったら、相手にそれを冷静に伝えてみてください。ここでも、感情に飲まれては意味がありません。ただただ自分の事実だけを伝えてください。

そして、相手が受け入れることを期待することも必要ではありません。アナタの思っていることを受け取ってもらう必要はないんです。ここがすごく大事です。受け取ってほしい、わかってほしいと思って伝えると、それが伝わります。逆の立場になってもらったらわかると思いますが、その期待を持って会話されると、話が進みません。それは、言葉以上に期待が強いからです。

本当にアナタが相手と楽しく生きたいのであれば、ただただ伝えることに集中してみてください。そのほうが伝わります。

 

4.余裕があれば、感情自体を手放すこともしてみてください。

自分の思っていること、感じたことを伝えられたら、それで終わりです。その状態を作れると、感情はコントロールされています。

そして、もし余裕があるなら、感情自体を手放すことも考えてみてください。この手放すというのは、感情自体ではなく、「苦しい」や「怒り」の理由になる考え方や価値観を変えるという意味です。

これができると、今まで感じてきた「苦しみ」や「怒り」は、それらを感じるのではなく、何も感じないようになります。同じことが起こっても、ものの見方が変わるだけで、かなり変わるんです。すると、感情が出てくることもなくなるので、すごく楽になります。

 

感情を手放し、感情のコントロールをしなくてもいい毎日にシフトする!

感情を手放した先にあるもの。

感情を手放していけば、感情のコントロールは必要なくなります。

なぜなら、コントロールしようと思わなくても、感情の出し方がわかるようになるので、自分の感情とうまく付き合えるようになるからです。

 

感情の出し方がわかると、起伏の激しい感情を感じることはなくなります。

その結果、感情がゆったりしていきますし、余裕が出てきます。

そうなるとすごく心が楽です。

 

ここが、感情があるから楽しめないと思うのと、感情があるから楽しめるというのと、それぞれの認識の違いでいくらでも人生は変わっていくんです。

 

認識の違いって、ただ「どう思っているか?」ということだけなのですが、それ自体が、自分のものの見方を表しています。

楽しい側面を見ようと思えば、楽しい側面を見ることができるので、いつでも楽しい現実を体験することができますが、その逆であれば、楽しいとは思えない現実になっていくことは、わかると思います。

 

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楽しいことだけしたいと思うなら。楽しいことだけして生きることは「甘え」ではない理由。

 

「楽しくない」方を見てしまう理由。

ではなぜ、そのようになっているのか。

認識自体が「楽しくない」と思う方向ばかりに向くのか。

 

それらは、普段どんな情報に接しているのかによって変わります。

 

毎日、アナタはどんな情報を目にすることが多いですか?

楽しい情報ですか?

楽しくない情報ですか?

それによって、自分の認識は作られていきます。

 

ということは、楽しくない情報を見なければいいということになります。

 

テレビで流れているニュースが、自分にとって楽しくないものであれば、見ないという選択を選んでみる。

目の前の友人が話している内容が楽しくないのであれば、その場から離れてみる。

 

そうやって、いくらでも自分から接することを減らしていければ、自然と楽しくない情報をみることはなくなるので、フォーカスすることがなくなります。

フォーカスしなければ、それを自分に当てはめることもないので、自分のことを「楽しくない」なんて思うことはなくなっていくのです。

 

これは、感情についても同じです。

感情が楽しくないと思うのは、そもそも根本的に「楽しくない」ところばかりにフォーカスしているからなのです。

楽しくないことを楽しもうとすると無理が出てきます。

だからまずは、「楽しくないことをやめる、見ない」ところから始める必要があります。

 

感情のコントロールは、無理に楽しむことではありません。

感じていることに蓋をする必要はない。

感情が楽しくなるために、自分の感じている苦しいや辛いを「楽しい」へ無理に変える必要はありません。

 

だって、感じているんですから。

感じていることに蓋をする必要はないんです。

 

だからまずは「ただただ感じること」が大事です。

苦しい、辛いと感じていること冷静になって感じてみます。

 

どの感情も同じですが、感情を感じている時って、必ず原因があるんです。

 

ということは、辛い・苦しいは、自然に発生するものではありません。

何かがあって、それを感じたリアクションから起こるものです。

 

だから、人によって、辛いことも苦しいことも違うんです。

捉え方が違うから。

 

「ピンチはチャンス!」と思う人もいれば、

「ピンチはピンチでしょ。」と思う人もいます。

 

ということは、出来事自体に意味があるわけではなく、出来事から感じる自分の状態が、何を感じるのかを生み出すということになるんです。

 

「辛い」と思う時間が変わっていく。

だから、自分のフォーカスする先を変えるだけで、今までは辛いと思っていたことが、「何も感じなくなった」ということに変化していくのです。

 

今までのリアクションだったら、辛いことが、そうではなく何事もない。

そんな状態になったら、どうでしょうか。

 

辛いと嘆いていた時間も、そう感じる時の感情も、フラットに感じられると思います。

その状態を作っていくことができれば、今まで楽しくないところばかりにフォーカスしていた自分から、一気に暇になっていくのです。

 

時間がゆっくりになりますし、余裕が生まれます。

ここまでくると、その余裕を生かして、楽しいことを考えることができます。

ぼーっとしてみても、楽しいことが浮かんでいくのです。

 

それでもまだ、楽しくないことを考えているなら、それは、まだ自分が楽しくないところにフォーカスしているというだけなのです。

そこで、自己否定をする必要もなければ、できない自分を攻める必要なんて全く必要ではありません。

むしろ、それらをすることでより一層、楽しくないことばかりを考えるループにはまり込んでしまいます。

 

感情のコントロールは、情報のコントロールです。

何気なく選んでいる自分の見ている情報。

その情報が、自分の見ている側面だということがわかれば、意識的に変えていくことができます。

 

もちろんそれは、1度決めたからといって、いつもその情報を見ないといけない訳ではありません。

 

楽しいことを見たり、楽しくないことを見たりしながら、楽しいことをしていけるから、「楽しい」と思えます。

いつもポジティブな感情に、自分をコントロールする必要も全くないのです。

 

そんなことができる人はいません。

もし誰かがそんなことを言っているとしたら、それは嘘に近いと思います。

悟りを開いたら、感情が揺れない・・・これも意味が全く違うんです。

感情に蓋をして、我慢しているだけにすぎません。

 

見てもらったらわかると思いますが、そう言っている人は、心から人生を楽しんでいるように見えるでしょうか?

そこが、一つ見極める要因になると思います。

 

自分も周りも、どの側面を切り取って感じるのか、自分が何を思い、どう感じるのか。

それらをどう思い、体験したいことなのか、そうではないのか。

 

それらを1つひとつ意識するだけでも、毎日は変わっていくと思います。

「あれ?なんで苦しさを感じているんだろう・・・」と疑問に思うことも増えていくはずです。

 

これが、感情のコントロール。

つまり、自分が体験したいものだけを体験できるようになるカラクリになります。

 

フォーカスした先にしか、現実はできません。

自分の感じたものが真実です。

そう言えるのも、そういうことになります。

 

選ぶのは自分です。

どんなに周りのせいにしても、周りが原因に思えても、最後の最後で選んでいるのは自分だということを忘れないでくださいね。

 

まとめ

コントロールするだけでは、いつか限界がきます。

 

ダムが決壊したように、溢れ出た感情のエネルギーをどうにかしようと思っても、すごく難しいと思いますので、普段から、感情のエネルギーを貯めることなく手放してみてください。

 

そこで大事なのは、物の見方です。

なので、自分の見る情報は意識して変えてみてください。

そうするだけで、かなり変わります。

 

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今西 史樹
BEC株式会社 代表取締役 【経歴】▶︎大学卒業後すぐ2014年IT分野で起業。同年10月に株式会社を設立。 ▶︎2017年、このブログの運営を開始。月4万PVを達成。 ▶︎プログラム / ワークショップ / 講座開催 / コンサルを実施。 【趣味】▶︎ゴルフ / ゲーム / 温泉。