思考は現実化するという本があります。
そして、本当に思考は現実化しているみたいです。
思考が現実化していると思われる事象を解説しながら、それらを使って思考を整理しパターンを変えていくことで、頭の中がスッキリする・・・なんてことが起こるかもしれません。
思考は現実化するから、思考を整理してパターンを変えると効果的。

もし、思考が現実化するなら、どんな思考を現実化させたいですか?
例えば、車が欲しいと思ったら、車が買えるようになる。
そんな現実ができたらいいなあと想像しますか?
思考が現実化するというのは、思っていることや考えていることが現実化していくという意味だとするなら、何かが欲しいと思ったら、魔法がかかったように、瞬時に手に入れることができる・・・
というふうに想像しがちですが、実はこれは事実ではありません。
実際、そんなことができる人をみたことがありませんよね。
何もないところから、急に車を買うために必要なお金が出てくるなんて、見たことがないと思います。
ということは、思考の現実化という意味自体が、ちょっと違うように捉えられている可能性があるんです。
もし、思考の現実化という意味が、本当に「思ったその瞬間に、欲しいものが現実化する」という意味であるなら、もうすでにアナタは、思考の現実化という意味をわかった瞬間にそれを実現できるはずですよね。
思考の現実化ですから、思考できればできすはずです。
でも、そんなことはなく、どんなに欲しいと願っても瞬時に得られることはありませんし、魔法を持っているわけではありません。
ハリーポッターの世界が目の前に広がるわけでもありませんしね。
つまり、思考の現実化というのは、少し意味が異なるということになるのです。
では、思考の現実化における本当の意味とは、一体どういう意味なのか。
それについて解説していこうと思います。
思考回路を客観視してみる。

まず、思考の現実化を実感するために大事なことは、自分の普段考えている思考回路を客観視することです。
ここで有効な質問を用意しておきますので、自分自身に聞いてみてください。
・今、何を考えていたっけ?
・ちょっと前は何を思った?
・よく頭の中に浮かぶ言葉は何?
・よく会話している話題はどういう話題?
これらの質問を自分に問いかけてもらえれば、アナタが普段考えていることや思っていることを意識できると思います。
すると、何気なく考えていることに意識を持つことができるようになっていくのです。
その何気なく考えていることを、ちょっと客観的に見てみてください。
もしそれが頭の中でできないのであれば、紙に書くことをお勧めします。
紙に書くと言っても、キーワードだけで構いませんし、なぐり書きでいいと思います。
大事なのは、客観的に自分の頭の中で浮かんでいる言葉を見る事にあるので、それができればなんでも構いません。
紙に書いたり、頭の中で客観的に見れるようになったら、ふと目の前の現実を観察してみてください。
きっと、その言葉通りの現実になっているのではないかと思います。
例えば、「お金がない。」という言葉をよく呟いている事に気がついて、この言葉を紙に書いたとします。
目の前の現実に目を向けると、お金がないと思う出来事ばかりが起こっている事に気がつけるはずです。
晩ご飯のおかずを買いに行って、「はあ、お金がないから買えないや」と呟くと、まさに買えないという現実をその瞬間体験する事になります。
でも、事実だから仕方がないと思いますか?
確かに、手元にそれを買うお金が本当にないのであれば、そういう呟きが出てくる・・・わけではないんです。
本当に目の前のものを買うお金がなかったら、買うということすら選択肢にないんです。
つまり、「お金がない」という呟きよりも先に、「買わない」ということを選びます。
お金がないから買わない時に、お金がないという言葉は出てこないのです。
買うために必要なお金は持っているけど、いろんな理由を想像して(未来のこととか、不安とか)買わないということを選ぶ時に、「お金がない」と言っているにすぎないんです。
ということは、本来買い物は、お金があるかないかで判断するものではなく、ただ興味があるかないかの問題だということがわかります。
その理由に、「お金がない」という言葉を使っているだけなのです。
ここで厄介なのは、「お金がない」と言っていると、ずっとお金があるのにないことばかりに意識がむきます。
だから、それが思考の現実化によって、いつも頭の中が「お金がない」という言葉で埋め尽くされるので、楽しくない毎日になるのです。
これが思考回路のクセになると、買い物にいくたびに、同じことを言い続ける事になってしまいます。
そうすると、同じ体験ばかり、思考の現実化をする事になるので、ずっと変わりません。
これは、買い物に限った話ではなく、例えば、思考回路が同じであれば、ずっと通勤の際にずっと同じ電車に乗ることもあります。
確かに、行き慣れれば安心できますし、考えなくて済むので楽に思えますが、その思考回路が毎日同じだと思う現実を作っていることを忘れないでください。
同じ電車に乗っても、景色は毎日違うはずです。
でも、ずっと同じことをしていると、その違う景色すら見えなくなってしまいます。
これも、ある意味うまく思考の現実化をしているのですが、楽しくないのであれば、慣れることをやめることも1つの方法です。
思考と行動の関係性について。

思考は現実化するという事について、もう少し深く解説していこうと思います。
毎日当たり前のように行動していると思います。
例えば、トイレに行きたかったら、トイレがある場所に行って、トイレをしますよね。
この構図も、思考は現実化していると言える構図なのです。
「トイレに行く(行きたい)」という考えが出てきたから、トイレの場所を思い出し、そこに動いてトイレをする。
これも、トイレに行くという思考があったから、トイレをするという現実ができたという流れになります。
他にも、「お腹が空いたからランチを食べにいこう。」と思ったとして、「ランチを食べに行く」という思考があるから、ランチができる場所を探して、そこに行くから、ご飯を食べることができるようになります。
これも、思考が現実化している事例です。
つまり、日常で何気なく当たり前にしていることすべてが、「思考は現実化している」を体験しているという事になり、この当たり前にしている事に意識を持っているか、持っていないかだけで、大きく変わるということです。
これを言葉にすると、「思考が先、現実があと」という表現になると思います。
未来があって、その未来を取りに行くというイメージよりも、今この瞬間考えたことが現実になっていく。
そんなイメージの方が近いです。
そうだとわかれば、自分の考えていること、やっている行動が未来につながっていくことになるので、今の自分の考えていることや、やっていることが大事になってくる。
そう言えるようになります。
これが意識できるようになることで、思考が現実化しているというのは実感できると思いますし、毎日当たり前にしていることを、言葉にしただけだということも同時に理解できるようになると思います。
思考を整理して、自分の思考をコントロールするといい理由。

思考があって、その後に現実ができていく。
これが思考が現実化するという意味になるということは、自分の考えていることを整理して、自分が楽しいと思っていることや、やりたいと思っていることだけで頭をいっぱいにすれば、ずっと楽しいと思える現実になるという事になります。
だから、自分の普段考えていることを整理して、自分の思考をコントロールすることが大事なのです。
自分の考えていることが、そっくりそのまま現実になることは、なかなか稀だと思いますが、例えば、毎日ように不安ばかりを考えていても、楽しくはないですよね。
その楽しくないなと思っている状態が、次の現実を作るということは、そのまま楽しくない毎日になっていくという事になります。
そこから脱却するには、自分の考えている思考を変えるというのは、すごく効果的です。
頭の中の状態って、案外自分への影響が大きいんですよ。
例えば、「お金がない」という言葉を、口癖のように言っているのであれば、それを止める事です。
「お金がある」と言い直す必要もありません。
ただ、「お金がない」ということを止めるだけで十分です。
言わなくなれば、行動もなくなります。
頭の中もすっきりしていきます。
それは、現状がさほど変わっていなくても、心の持ちようや頭の中の状態が変わるから、気分が全然変わります。
気分が変われば、考えることも変わりますし、何よりご機嫌になれると思うので、楽しいと思えるようになるはずです。
もしそれでも、頭の中がすっきりしない場合は、自分自身で向き合うか、専門家に頼んで、頭の中を整理してみてください。
それだけでも、毎日の生活は楽しい方に変わっていきます。
まとめ
思考は現実化するについて、いかがでしたか?
思考はいつでも現実化していて当たり前なのです。
だからこそ、自分が普段何気なく考えていることは大事になってきます。
頭の中で考えていることの割合が、楽しいことが増えていけば、楽しい現実を体験できますし、そうではなく楽しくないことが増えれば、楽しくない現実を体験する事になります。
どちらを選ぶにしても、自分の思考次第なので、どうせ選ぶんだったら、楽しい方を選んでみてはどうでしょうか?と思います。
ぜひ、普段の自分の思考を観察して、それが楽しくないのであれば、楽しい方にシフトしてみてください。
きっと、毎日が楽しくなっていきますよ。
楽しい充実感を感じる毎日。
居心地がいい現実。
ご機嫌な日常生活。
「軽い現実」は、誰でも作れるし、体験できます。
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