人間関係が苦手であっても、人間関係がよくなれば、毎日が楽しいはずです。
それもよくわかっているんだけど、なかなか人間関係に苦手意識が向いて、うまくできない。
そんな時に使える方法や考え方をお伝えしていこうと思います。
人間関係が苦手な方必見!よくなる・修復したい時に使える方法まとめ!
人間関係が苦手であっても、自分に合う人間関係の形ができれば、人間関係に感じている「苦手」は感じません。
その「合う形」について、それぞれのテーマに分けて解説していこうと思います。
ここで大事なのは、「苦手」という意識自体を変えようとしないことです。
苦手なことを克服する際に大事なのは、「苦手をあえて体験することで克服する」のはしんどいですし、苦しさや辛さを感じます。
例えば、あえて自分に合わないところにいって、コミュニケーションを積極的に取ってみることで、人間関係の苦手を克服する。みたいに、苦手なことをあえてするのは、逆効果になりかねません。
それに、苦手を克服するのに、苦痛はいらないんですよ。
もしアナタに、嫌いな食べ物があったとして、その食べ物が食べられるようになるタイミングは、どんな時だと思いますか?
嫌いなものを、そのまま何もしないで食べることが、嫌いな食べ物を解消する方法。
そんなことはありませんよね。
むしろ、もっと嫌に感じると思います。笑
もし、ブロッコリーが嫌いでも、ものすごく美味しいブロッコリーであれば、もしかしたら食べられるかもしれませんし、調理方法によっては、食べられるかもしれないのです。
何も考えないで、ただただ苦手なものを体験すれば解消できるというのは、拷問に近いことをしています。
それでは楽しくないですし、「苦手意識」がより一層膨らむだけです。
食べ物に限らず、人間関係でも同じことが言えます。
コミュニケーションが苦手だから、人間関係が苦手。
それなら、コミュニケーションではない方法で人間関係を構築すればいいのです。
周りの目を気にするのがストレスだから、人間関係が苦手。
それなら、周りの目を気にする事も忘れるくらいのことをして人間関係を構築すればいい。
問題自体に解決策をやるのではなく、問題だと思っていること以外のことをしていたら、気がついたら問題もなくなっていた。
そうなったら、楽にできると思います。
その方法について解説していきますね。
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波動と出会う人の関係は大きい!自分の波動によって出会う人が変わる理由。
人間関係をやり直したい場合。
ではまず、人間関係をやり直したい場合です。
大きく分けて2つの場合を解説していきます。
1.人間関係を修復したい場合。
人間関係を修復したい場合に必要な手順です。
① 相手に自分の思っていることを冷静に伝える。
この場合に考えることは、まず、相手が修復を望んでいるかを確認することです。
修復の場合、相手が望んでいなければ、アナタがどんなに修復しようと試みても、何もできません。
ここがまずは大事です。
どんな理由があるにしても、相手の思っていることと、アナタの思っていることは違います。
感情も、思っている事も、同じ出来事を体験しているように見えて、持っているバックグラウンドや生きてきた価値観が違うので、解釈も変わります。
自分の思っている事や感じていることを相手も感じているに違いないという判断をすると、アナタ自身で出来事をややこしくしてしまいます。
だからまずは、冷静になって相手に「どういうことを思っているのか、その感情は?」と聞いてみてください。
ここで、感情に訴えると相手は必ず逃げていきます。
例えば、泣きながら相手に自分の思いを伝えたところで、相手は聞いてくれません。
それは、アナタの想いしか伝えていないからです。
逆の立場で考えてもらえればよくわかると思いますが、冷静になって「アナタともう一度楽しくしたいと思っています」と伝えられるのと、感情的になって「アナタがいないと・・・」と伝えられるのと、どちらの方が、会話ができると思いますか?
冷静に伝えている方が、会話ができると思うのではないかと思います。
会話ができると思えることって、人間関係を修復していく上では重要です。
感情論のぶつけ合いでは、人間関係の修復どころか、逆に悪くすることさえあります。
だから、感情ではなく冷静にアナタが思っていることを相手話してみるんです。
恥ずかしいと思うかもしれませんし、改まって言うと、自分がなんだか負けた気分になるかもしれませんが、人間関係に勝ち負けはありません。
アナタが相手とどうしても人間関係を修復したいのであれば、自分から動くことをオススメします。
② 相手の反応を待つ。
アナタが提案し、相手の反応を待ちます。
ここで大事なのは、相手の態度・行動に関わらず、相手の意見を受けとることです。
相手が応じてくれる事もあると思いますが、応じてくれない事もでてきます。
どちらであったとしても、相手の行動を尊重して受けとってみてください。
・応じてくれた場合
ここからは、話し合いです。
ここでも、自分の意見と相手の意見をそれぞれが受け取って、自分の伝えたいことは、精一杯伝えてみてください。
もし、アナタが本音を隠すことになれば、相手も本音を隠すことがでてきます。
相手の本音が聞きたいのであれば、まずは自分の本音を相手に伝えてみてください。
ここでも、まずは自分から動くことが大事です。
相手の行動を待っていると、いつまでも不完全燃焼のままです。
自分が行動すれば、言いたいこと、思っていること、感じていることを伝えられれば、必ず相手も答えてくれます。
それでも答えてくれないのであれば、その人とは合わないということなので、無理に合わせるのではなく、すっきりと別れるのも1つの選択肢です。
もし、相手もアナタとの関係を望むのであれば、本音で話し合いができれば、必ずいい関係に戻れるはずなので、勇気がいるかもしれませんが、アナタの本音を相手に伝えてみてください。
・応じてくれない場合
この場合は、どうする事もできません。
相手との人間関係に執着してしまうと、どんどん重く感じ、目的がすり替わってしまいます。
最初は、人間関係を修復したいだけなのに、自分の言っていることを受け入れてもらえないからと、周りのそれを言うこと(同情を集める)につながりかねません。
一見すると、周りの人は同情してくれるように思えますが、最後に人が離れてしまいます。
応じてくれない場合は、素直に関係を終わりにしてみてください。
そこにあえている必要はありません。
合わなくなったという諦めも時には必要です。
2.全く新しく人間関係をやり直していく場合。
今までとは、全く新しい人間関係を作っていく上で、自分に合った人と一緒に居られる方法を解説していきます。
① 価値観が似ている人を探す方法。
まず大事なのは、価値観が似ているということです。
価値観というのは、
物事の価値についての、個人(または、世代・社会)の(基本的な)考え方。
という意味です。
例えば、ブランド品を見てどういう感想を持つのか?ということが価値観です。
ルイヴィトンを見て、それが好きな人はどんな商品でも、価格でも、「買う」という行動を起こすことがありますが、ブランド品自体に興味がない人からすると、商品や価格を見て、「買う」とは思いません。
そこの違いは、ルイヴィトンに対して持っている価値観が違うということです。
これは、ブランド品に限った話ではありません。
プラモデルやカードなどのホビーでも言えますし、レストランなどの食事でも言えます。
スーパーなんかも、激安スーパーもあれば、高級スーパーがありますよね。
これら全てで、価値観が違う人が、それぞれに合う場所へ行くのです。
これが価値観の違いです。
ということは、普段の自分の行く場所をよく観察してみてください。
それが、アナタの持っている価値観・ものの考え方です。
当たり前ですが、激安スーパーに行く人が持っている価値観と、高級スーパーに行く人の価値観は違いますよね。
それを観察した上で、自分に合う方を選べば、自然と自分に合う価値観を持った人と出会えるチャンスが生まれていきます。
激安スーパーがいいなら、そこにいけばいいし、高級スーパーがいいなら、高級スーパーに行けばいい。
逆にいくから、合わない人に出会うことが起こります。
接点を増やすメリット。
何かしらで接点が生まれれば、仲間は自然と増えていくんです。
スーパーだと起こりにくいかもしれませんが、イベントであれば、接点は起こりやすいと思います。
例えば、コーヒーが好きだという価値観を持っていて、その価値観を持った仲間に会いたいのであれば、コーヒーのイベントに参加すれば、そこにいる仲間は同じような価値観を持っています。
また、イベントの種類でも変わるのです。
3,000円のイベントと、5,000円のイベント、30,000円のイベントでは、そこに集まる人が変わってきます。
そこも加味した上で、自分はどこが1番気持ちがいいんだろうか?と考えてみるんです。
値段の高い・安いだけを見ていると、それがわかりません。
初心者だから、3,000円だとするならば、そのイベントで同じように初心者の人に出会えるでしょうし、30,000円であれば、コーヒーが好きで、自分で色々と探求・実験している人に出会えるはずです。
そうやって見ていくと、今の自分が欲しい仲間が、どこにいるのか?ということがわかるはずです。
これが、同じような価値観の合う仲間に出会える方法です。
② 心が許せる人を探す方法。
心が許せている状態というのは、タブーなく、本音を伝えられている状態の関係を作れているような、気心知れた仲間という意味だと思います。
そんな仲間を見つけるために必要なのは、自分の心を受け入れることです。
これは一見すると、全く関係のないことのように思えます。
でも、自分の心や本音を受け入れることができている、感じたり、言ったりすることができている状態を作らない限り、そういう人がどういう人なのかわからないんです。
自分が本音に素直でいることができれば、本音で素直に生きるという意味がわかります。
でもそれをしていなかったら、どういう状態なのか理解できないのです。
自分が理解できないと、その人を探そうにも、自分の本音に合う人、同じような本音を持っている人を探すことが難しいです。
だから、まずは自分で自分の本音を見つける必要があるんです。
本音の探し方
本音は、いつもすぐに思ったり、感じたりしている部分です。
ふと思ったこと、最初に思ったことが本音である可能性が高いのですが、それをいろんな判断によって変えたり、隠したりしてしまうことがあり、そうなると本音がわかりません。
自分の本音がわからないときは、最初に感じたこと、思ったことだと思ってください。
そしてそれが、どんなに常識とかけ離れても、どんなに周りと違っても構いません。

自分が素直に感じたことが、自分の持っている本音だとわかれば、徐々に本音を感じる機会が増えていくと思います。
✔︎ 本音についてはこちらの記事もどうぞ
【自分を満たす方法】自分の本音の気持ちを受け取るところから始まる理由。
自分の本音を、素直にそのまま話せる人を、同じような価値観を持った仲間から探してみてください。
きっと、アナタに合う人が見つかるはずです。
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価値観の違いをすり合わせるときに効果的な方法。
人間関係をよりよくしていく方法とは?
人間関係を今まで以上によりよくしていくために必要なことは、自分を大切に尊重することです。
人間関係は、自分と相手の関係性になります。
その上で、自分のことを大事にできないままだと、相手のことを大事にすることができません。
例えば、自分は割り箸をたくさん持っていて、相手がなくて困っているとします。
そんな時に、たくさん持っていれば気持ちよく渡すことができると思いますが、自分の分しかなかったら、渡すことは犠牲です。
自己犠牲は、我慢です。
我慢するということは、自分のやりたいことを実現することができません。
だから、いつまでも自分の思っていること、本音の部分を素直に話すということも難しいように感じてしまいます。
我慢すること、自己犠牲になることは、素晴らしいとされてるかもしれませんが、それで本当にアナタが楽しく過ごせているのかを考えてみてください。
人間関係において、我慢や自己犠牲は、自分の人生を豊かにするもの、楽しくするものなのかを考えてみるんです。
そうしていくと、それらがないほうが人間関係を楽しく作っていくことに気がつけます。
僕のお客さんでも、「今まで我慢や自己犠牲で人間関係を作ってきたんだけど、それをやめたことで、今までと同じ人間関係でも違いが出てきたし、やめたほうが楽しい。」という人も出てきています。
今まで当たり前のようにやってきていることなので、
「我慢や自己犠牲をやめたら相手してもらえないんじゃないか。」
「嫌われたどうしよう。」
そんな心配や不安も出てくるかもしれませんが、それは大丈夫です。
むしろ、アナタが我慢や自己犠牲をしている姿を見ている方が、一緒に居たくないと思う人がいると思うのです。
人間関係をよりよくしていく上で必須なのは、自分が自分の本音ややりたいと思うことを実現することなのです。
まとめ
人間関係は、楽しいものです。
人との関わり合いの中でしか体験できないこともたくさんあります。
人間関係がめんどくさいと思っても、自分が人間である限りその関わりが全くなくなるということはないんです。
だからこそ、人間関係が楽しくなれば、毎日はより豊かに感じます。
アナタに合う人間関係を構築していきましょう。
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