人間関係で大切なこととは?信頼・尊重しあう関係をつくるために必要なこと。

人間関係での悩みは、いろんな種類があります。

家族との関係、嫁姑や親子、職場、近所付き合い、友人・友達。

 

すべて、人との関わりができれば、そこで必ず大なり小なり人間関係が発生します。

その人間関係において大事なこと、うまく関係を築くための基礎となる部分を、この記事では解説していこうと思います。

 

人間関係で大切なこと。信頼・尊重しあう関係をつくるために必要なこと。

「世のため人のため」だけど、一番大事なところが抜けている。

まず人間関係で最も大事なのは、自分も相手もどちらも尊重することです。

ここで多くの人が抜け落ちるのは、自分を尊重するというところだと思います。

 

これまで、

「相手のことを優先する」

「相手のためになる」

こういった言葉をたくさん聞いてきているので、相手を尊重することには慣れている人が多いと思います。

「世のため人のため」という言葉があるくらいですから、誰かのためにという価値観を持っている人は多いでしょう。

 

もちろん、この考え方は大事だと思います。

 

相手のため・・・というよりも、相手の目線や思っていること、持っている価値観を尊重することは、非常に大事です。

 

だけど、これができるようになるために大事なことが抜け落ちているので、「人のため=我慢」や「人のため=忍耐」というような価値観を持っているので、人のためにやるとどんどん苦しいことばかりが起こるようなことになってしまうのです。

 

人間関係において最も大事なのは、アナタ自身の状態。

「人のため」の前に、「自分」という存在を大事にしてみてください。

自分の思っていること、自分の感じていることを尊重してみてください。

 

「楽しい」と思うこと、「悲しい」と思うこと、どんなことを思っても、どんな言葉を呟いても、全部ひっくるめて自分です。

それをまずは受け入れるというところをしないと、相手の意見を受け入れることはできません。

自分の思っていることを受け入れることで、相手の話を聞くことができます。

自分の思っていることに耳を傾けることで、相手の思っていることを聞くことができます。

自分のことを後回しにして、相手のことを優先しても、それでは不満が出るので楽しくなりません。

 

アナタが楽しくなれない状態なのに、楽しい人間関係を作ることは難しいと思います。

人間関係において最も大事なのは、アナタ自身の状態だからです。

 

どんなに人間関係が合わないと変えても、自分に合う人がいないのは、アナタ自身が変わっていないからになります。

逆に、アナタ自身が楽しく変われば、周りの人が変わらなくても、関係は楽しくなるんです。

 

ここを自分ではなく、周りや環境のせいにしていると、いつまでも人間関係が楽しくなることはありませんので、自分の中を変えていく方法をとってみてください。

その方法について、これから解説していきます。

 

人間関係に我慢は必要ない。

やめることから始まります。

まず、自分のことを尊重できるように変えていくために必要なのは、我慢することをやめることです。

 

  • 言いたいことを言わない。
  • 思っていることを伝えない。
  • 嫌なことをやってしまう。
  • やりたくないことでもやってしまう。

 

など、自己犠牲をやめてください。

 

自己犠牲をして、我慢しているといつまでも人間関係を楽しくしていくことはできません。

人間関係は、どちらも我慢なく、楽しくなれている時に初めて、楽しいと思える関係性を作ることができるのです。

 

これは、「自分さえ我慢していればいい」や「自分だけ犠牲になってみんなが笑顔になればいい」というような考え方を捨てるということです。

これらの考え方をしていると、いつも不満や我慢を体験することになります。

 

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家族と楽しく過ごす時間をつくるために、家事をやめる方法。

例えば、家族との関係性で、自分ばかりがやりたくないことをやっていると思っていると、家族と楽しく過ごす時間はなくなっていきますし、「自分だけ」という意識で家族を見ることになるので、イライラすることにもなります。

これでは、笑顔になれる人間関係には到底なれません。

これを解消するためには、まず、自分がやりたくないと思っていることをやめることです。

自分がやりたくないと思うことをやめるには勇気がいると思います。

 

例えば、家事で料理が苦手だからやめたいと思っているけど、他に頼める人もいない・・・

となる可能性があるからです。

 

ここで考え方をちょっと変えてみてください。

料理の中で何が1番嫌だと思っていますか?

 

料理を決めることですか?

作る過程ですか?

洗い物などの片付けですか?

どこが億劫でやりたくないと思っているところなのか。

というところをはっきりさせてみてください。

 

すると、自分が料理をするという家庭の中で、どこが苦手なのかを明確にすることができます。

明確にできれば対処することができますよね。

 

メニューを決めるのが面倒ならば、メニューを決めることを家族に頼めばいいと思います。

ここで、栄養が偏るからと、必死になってメニューを考えるから、疲れるだけになります。

毎日ではないしても、数日でも決めてもらえるのであれば、そこのバランスの取り方はいくらでもできるはずです。

 

また、作るのが嫌なのであれば、出来合い物を買ってくる方法があります。

そして、それを毎日するのではなく、作りたくないと思った時だけすればいいのです。

 

素直に生きると、家族のバランスが保てなくなる?

1度決めて、それをずっとやらないといけないわけではありません。

その都度、自分が我慢にならない方法を探して、その方法をやればいいと思います。

 

今日はメニューを考えるのがめんどくさいから、家族に聞く。

今日は作るのがめんどくさいから、買ってくる。

今日は片付けがめんどくさいから、お願いする。

 

片付けする人がいないことを気にするのであれば、自分がやる気になるまで放置しておけばいいと思います。

放置していれば、誰かがやってくれると思いますし、それを誰かに指摘されても「今は気分じゃないから、あとでやる。」とはっきり理由を伝えられるので、喧嘩になることはありません。

 

これが、我慢をしないということです。

自分が今思うこと、今感じていることを優先して、自分を素直に生きるということ。

 

それでは秩序が保てないというのは、迷信ですし、実際にやってみれば、そんなことはないと思えるはずです。

 

実際に今まで必死になって家事をしてきた人が、全部やめても、家族が分担して生活できるようになった。

という人もいました。

 

料理が苦手で、料理の品数が減ったけど、家族と笑顔で生活している人もいます。

洗い物が苦手で気分が乗るまで放置していたら、勝手に旦那さんがやってくれた。という事例もあるのです。

 

どれも、アナタが我慢をやめれば起こることになります。

ただ、我慢をやめたから「期待」して待つことはしないでください。

 

「やめたから、動いてくれるよね」というのは、期待です。

期待で人は動きません。

純粋に、「我慢をやめる」ということだけをしてみてください。

ここが大事なポイントです。

 

何かのご褒美のために我慢をやめるという行動をしている間は、そのご褒美を受け取ることはありませんので、ご注意を。

 

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人間関係があるから、人生は楽しくなります。

自分が楽しいと思える人間関係に変わる。

我慢や自己犠牲をやめることで人生が変わる・・・とまでは言いませんが、間違いなく人間関係は変わっていくと思います。

自分が楽しいと思える人間関係になっていったら、人生は自然と楽しくなりますよね。

 

これが結果的に「愛情」と呼ばれるものになっていきます。

 

何かをしてあげること、

特別な何かをしてあげること、

優先的に何かをしてあげることが愛情ではありません。

 

普通に話して、普通に暮らして、ただそれぞれが自分の楽しいを生きている。

そして、それぞれにあった出来事を話したりしていくこと。

 

それが人間関係の基本的なことなのは、説明する必要もないと思います。

 

心のエネルギーがないことで起こること。

でもなぜか、それができないのが今の社会です。

子どもの話を上の空で聞いて、プレゼントで機嫌を取ることが愛情だと思っています。

 

逆なのです。

 

毎日のちょっとした会話を、大人と同じように自然に受け取って、大人と同じように自然に話していれば、親子関係で会話ができないなんてことにはなりません。

嫁姑も、どちらが正しいか?みたいなパワーゲームをしているから、いつまでも言い争いになって疲れてしまいます。

 

これらすべて、自分の目線と相手の目線を比べてみれば、何が言いたくて、どういう主張なのか。

何を大事にしているのか、何が目的なのかがわかるようになります。

 

これらを考えることなく、相手が変わればいい、人間関係を切って新しくすれば、いつか楽しい人間関係を作れるはずだと思っているかもしれませんが、それはありえません。

自分の視点や、自分の状態、自分の心の中が変わらないことには、たとえ、地球以外の場所に行っても同じことが起こるでしょう。

 

考えることがめんどくさい、考えるのが嫌だというのも、心にエネルギーがないからです。

 

毎日が笑顔で、楽しく生きていれば「考える」ということは、楽しい遊びになっていきます。

それができないということは、心にエネルギーがないということになるので、休むなり、心に活力を取り戻す方法をやってみたりして、自分の心を整えることを学ぶことが大事です。

ここを放置しておくと、ずっと心は満たされることがないので、いつまでも人間関係で悩み続けることになります。

 

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まとめ

人間関係で大切なことを解説してきました。

自己犠牲で人間関係を作っても、疲れるだけです。

 

自分が1番居心地がいい状態を作るには、我慢や自己犠牲をやめていくこと。

そして、自分が「こうしたい」と思うイメージを具体的にしてみてください。

 

やりたいことを見つけて、やりたくないことをしない。

 

そうしていけば、自分がどうしていきたいのかがわかると思いますし、どうなりたいのかもわかると思います。

小さいところから始めていくことで、自分の細かい我慢や自己犠牲を見つけることができると思いますので、見つけて「やめる」ということを意識してみるだけでも、人間関係は変わっていきます。

 

そしてできたら、思いっきり自分を褒めてみてください。

「できた」ということは当たり前ではなく、アナタが勇気を持ってチャレンジした結果です。

 

その小さなできたと思える感覚が、人間関係を少しずつ楽しいものに変えていくきっかけになりますよ。

 

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「自分を大事にする」の勘違いしやすい状態と、自分を尊重できる実践方法。

 


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今西 史樹
BEC株式会社 代表取締役 【経歴】▶︎大学卒業後すぐ2014年IT分野で起業。同年10月に株式会社を設立。 ▶︎2017年、このブログの運営を開始。月4万PVを達成。 ▶︎プログラム / ワークショップ / 講座開催 / コンサルを実施。 【趣味】▶︎ゴルフ / ゲーム / 温泉。