自己嫌悪になると、世界が真っ暗になるような気分になります。
その気分って、圧倒的に重いわけですし、その気分で過ごす時間は、苦しいものです。
できるなら、それを体験したくない。
では、自己嫌悪を体験しなくていい方法はないのか。
ということについて、この記事では解説していこうと思います。
もう自己嫌悪のない人生を作っていきましょう。
自己嫌悪に陥る原因とその直し方。
自己嫌悪になる時間とおさらばする!
そもそも、自己嫌悪って、なんだと思いますか?
自己嫌悪
この自分というものがいやになること。自分をうとましく思う気持。
辞書より
ということらしいのです。
辞書で意味を引いても、言葉が難しいんですよね。
シンプルにいうと、「自分というものが嫌になる。」ということだと思います。
では、なぜ、「自分のことが嫌になる」という概念を持たされているのか。
ということを考える必要があります。
自分が嫌になるって、なぜそうなるのか?
自分は自分です。
それ以上でも以下でもありませんし、今体験しているのは、自分なのです。
人間という体験を選んでいますし、今の環境を選んでいるのも自分。
どういう人生を進んでいるのかを決めているのも自分です。
まあ、それが、アナタにとって、最高のものかどうかという問題はあるかもしれませんが。
少なくとも、今の目の前を作っているのは「自分」なのです。
それなのに、なぜ、嫌うのか。
めっちゃシンプルなことです。
「周りと比べているから」
自分と周りを比べて、自分はこうで、周りはこう。
それこそ、秀でているとされている部分を見て、自分と比べて相手はこう。
そういう思考があるから、いつまでも自己嫌悪になっていきます。
じゃあ、どうすれば自己嫌悪は治るのか。
比べることをやめることです。
それだけです。
やめるだけで良いんです。
やめるだけで良いのに、「自分という存在は、この世界で一つなんだ」みたいな、自己嫌悪を強化する思考を持つ必要はありません。
「みんな違って、みんないい」も、自己嫌悪の思考です。
そんな当たり前のことを思い直したから、自己嫌悪がなくなるなら、もうすでにこの世界には、自己嫌悪という発想自体がなくなっていることでしょう。
でもそうではない。
ということは、そういった、自分と周りの違いが違いがどうのこうのという話をしていても、なんの解決にもならないということです。
自己嫌悪という
概念がなくなればいい。
自己嫌悪という概念がなくなれば、それで悩む人はいなくなります。
むしろ、ラクになるんです。
そのためには、比較という概念を、自分の中から手放す必要があります。
では、手放すために必要なことは何かというと、「やめる」と決めることです。
もしくは、僕がお伝えしている昇華方法をして貰えば良いと思います。
決めてもできない場合、それは、アナタの中に何かしらの感情が残っています。
その感情を持ったままでは、やめると決めても、やめることはできませんし、踏ん切りはつきません。
だから、決めてできないことは、それに付随する感情を昇華する必要があるんです。
その感情が何か?というのは、人によって異なりますので、ここでは「これだ」と言い切ることはできませんが、確実にそれぞれが何かしらのアンカーを持っているんです。
そこを確実だと言えるのは、今の社会背景が、それを作っているものだし、教育というものも関わっているし、家庭環境も関わっている状態を分析すれば、そうなることはごく自然なことだからです。
今の社会は、自己嫌悪になって普通。
そりゃそうなって普通。
という環境が、今の社会には用意されているんです。
だから、アナタが問題なのではなく、その用意されている環境に順応すれば、自己嫌悪になるようになっています。
この流れに乗って生きるか、そうじゃない流れに乗るかは、それぞれの人次第になりますが、少なくとも、用意されている環境の思考では、ラクに楽しく生きることは難しいと思います。
だったら、そうじゃない生き方を生きる方法を学んで、選択肢を増やしていけば良いということです。
自己嫌悪という感情をなくすためには、比較をやめること。
比較をやめるためには、比較にまつわるアナタの持っている感情を昇華すること。
昇華するためには、アナタ一人でいくら考えても、原因を見つけることができないこと。
その上で、誰かと一緒に探すことが必要になります。
ただ、その誰かが、どういう生き方をしているのかで、出てくる言葉は変わります。
自分に合う生き方をしている人の話を聞くから、解決できる。
自分に合う生き方をしている人であれば、原因は見つかるでしょう。
自分に合わない生き方をしている人であれば、よりアナタの人生は複雑になります。
それを見分ける方法は、どういう言葉を使っているのかよりも、どういう行動をしているのか?ということを見ることです。
行動は、嘘がつけませんので。
楽しく生きている風の人は、たくさんいます。
風の人は、楽しそうな発信をしているんです。
「楽しそうな」です。
「楽しそうな=楽しくはない」ですよね。
では、「楽しい発信」というものがどういうものなのか。
その人が、自分の興味で探求しているかどうかです。
セッションのような仕事をしているのであれば、探求する先は、人であり、行動や言葉になります。
自分がどれだけ充実しているのかを誇示している人が、それらを探求していると思いますか?
でも、なぜか、コンサルやセッションをしている方々の一部は、そういう発信をしていると思います。
そして、憧れを作って、そうなれるためのコンサルやセッションを提供しているんです。
これってまさに、
用意されている環境に順応すれば、自己嫌悪になるようになっています。
先程の文章
です。
合うように生きれば、比較が無意味になって、自己嫌悪を感じることはなくなります。
誰かのようになりたい。
こんな感じで生きたい。
それは全部、アナタに合いません。
憧れは、アナタにとって、最も合わないところだから、憧れるんです。
そしてそれが、自己嫌悪を作っている思考になります。
もちろん、どんな人生を選ぶことを自由ですが、ラクに楽しく生きたいなら、アナタがアナタに合う場所を、自分で作ることをお勧めしますし、それがわからないなら、自分が自分に合う環境の作り方、思考の形成方法を学ぶと良いと思います。
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