自分の話している言葉やつぶやきは現実を作る上での材料のようなものです。
だから、普段何気なくしている言葉使いに気をつけていると、自分の現実が出来上がる原因を見つけることができます。
これは、自分が体験したい現実を作る時に、とても有効なのです。
例えば、「楽しい」現実を作りたいと思うのであれば、自分が楽しいと思う状態の自分が使っている言葉をイメージします。
夢中になっているときや、新しいことにチャレンジしているときなどに、自分の中で使っている言葉を具体的にイメージしてみてください。
きっと、「あれをしてみよう」「できた!」「次はこうしてみよう」と繰り返し自分の現実を作っていると思います。
少なくとも楽しい現実を体験している時に、わざわざ「私は楽しんでいる」なんて言葉は使いませんよね。
言い聞かせるようなことはしていません。
自分に暗示をかけたり、無理やり言葉を変えたりするのではなく、ただただ自然に、自分のやっていることを捉えて、自分が感じていることを実感し、次のアイデアを見つけるための方法を考えていると思います。
その繰り返しをしていくことが、「楽しい」と思えるから、楽し現実を作ることが出来るということになるのです。
つまり、自分が楽しんでいる時に使っている言葉を、今の自分に当てはめると、少しずつその現実にシフトすることができます。
「あれをしてみよう」「これをしてみよう」「こうなったら面白いなあ」なんてイメージしながら、出来ることをやっている状態。
その状態における自分の頭の中や使っている言葉を、それをしていない今も使うようなイメージです。
すると、そこから先の現実は、そのエネルギーで作られることになっていきます。
今までのエネルギーとは関係なく、今の自分の向いているエネルギーによって、これからの現実を作ることが出来るようになっていくのです。
言葉によって、波動エネルギーと思考エネルギーの流す方向を明確にしていく。
そんなイメージを持ってもらえれば分かりやすいと思います。
だからこそ、自分が楽しく、軽くいられる時に使っている言葉を知る必要が出てくるんです。
自分が軽くて、楽しい状態を1度でも体験することができれば、仮に重くなったとして、目の前が自分の楽しくない現実になったとしても、まずは使っている言葉と考えている時に使っている言葉を変えるという意識を持つことが出来るようになります。
意識して変えることをしない限り、波動エネルギーも思考エネルギーも変わりません。
それぞれのエネルギーを変えるのは、それぞれの意識によります。
自分以外の誰かが代わりに変えてくれることはありませんので、自分で変える必要があるのです。
そして、思考エネルギーを変えるのは、割と大きなエネルギーが必要になります。
今までとは違う思考エネルギーにすることは、今まで無意識的に使っている言葉自体を根本的に変える必要があるからです。
僕も、思考エネルギーを変えることは、すごく時間がかかりましたし、今も意識していないと重い方に流れることもあります。
それに気がついた時に、軽い方へ意識し直して、使っている言葉を変えて、もう一度軽い方に共振し直すということを何度も繰り返しています。
考えても仕方がないことだとわかっていても、思考エネルギーが重い方に流れることもあるので、その度に、エネルギー自体を昇華する方法を実践して、少しずつ重いエネルギーを手放し、軽い思考エネルギーを選んでいくような感じになります。
それを繰り返していくことで、意識的に出来事に対する反応を変えていくことが出来るので、次に起こる現実を変えていくことができます。
これを理解するために、最も分かりやすいのが、言葉の使い方だと思うので、言葉を変えていくことが大事だと思います。
例えば、何気なく「できない」「無理」という言葉を直接的に使っていなくても、そういうエネルギーになるのであれば、意識的に「出来る」という言葉に変えてみたり、出来ると思えるエネルギーを自分で感じることができれば、それを実現することはできるようになっていくのです。
この流れを一度感覚的に理解できれば、再現性が高くなっていくので、どんな状態になっても、自分の中を変え、現実を軽くすることが出来るという確信を得られるようになっていきます。
これは、本当は瞬時に出来ることなのですが、すでにこの世界でインプットしている価値観からすると、なかなか理解も納得もできないことになっているので、その分だけ時間がかかってしまいます。
それも、時間がかかるから面白いようなゲームになっているような感覚です。
だから、個人差があります。
情報を感覚的に掴める方は、時間がかからず、情報を論理的に掴む方は、どうしても時間がかかるのです。
それは、人それぞれの個性や、この世界でのやりたいことによって違うので、速いのがいいとは限りません。
ただ、共通しているのは、言葉を軽くするだけでも、現実を軽くすることはできる。
ということなので、自分が日常で使っている言葉にちょっと意識を向けてみてください。
もし、その言葉を聞いて、軽くなるのであれば、それでいいと思いますし、重く感じるなら、軽くなれる言葉を探してみてください。
言葉単体であれば、「できました」「感謝します」「ありがとうございます」などが軽いですが、人によって軽く感じられる言葉変わりますので、自分自身に合うものを探してみてください。
ちょっとした言葉を変えるだけでも、目の前に起こる現実は変わっていきますので、実験するのが楽しくなっていくと思いますよ。
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