この記事では、恐怖心をなくす方法について解説していこうと思います。
恐怖心というものは、作られた幻想に過ぎません。
幻想に過ぎないのに、この恐怖心によって、ありとあらゆるものを自分自身によって制限することになっています。
このリミットを外すことができれば、小さなオリから確実に抜け出すことができるので、ぜひ参考にしてみてください。
恐怖心をなくす方法。
まず、恐怖心というもの自体が何か?ということを知る必要がありますので、そちらを解説していきます。
恐怖心の中にある感情は、「怖い」という感情です。
この怖いという感情自体は、一体どういう感情なのか?というと、辞書には、
1 それに近づくと危害を加えられそうで不安である。自分にとってよくないことが起こりそうで、近づきたくない。「夜道が―・い」「地震が―・い」「―・いおやじ」
2 悪い結果がでるのではないかと不安で避けたい気持ちである。「かけ事は―・いからしない」「あとが―・い」
3 不思議な能力がありそうで、不気味である。「習慣とは―・いものだ」
出典:goo 辞典
という意味になります。
ここで考えていただきたいのは、「1」の意味でも「2」の意味でも、実際に自分の身に起こっているわけではないという点です。
波動や思考がわかってくると、「今」というものだけにフォーカスしていくことで、自分の考えたものが現実になるということがわかってきます。
その結果、今の自分が考えていること次第で、次の現実はいくらでも作り替えることができることも理解できるようになっていきます。
まさに、「思考が先、現実があと」です。
今にないということは、ないんです。
1秒後の未来であったとしても、それは、今この瞬間の思考を変えることで、いくらでも変えることができます。
例えば、今僕はブログを書いていますが、この「が」という文字を書いた瞬間に「お茶を飲もう」と思えば、手を止めてお茶を飲むという行動を起こすことになり、ブログを書くということをやめます。
でも、そのまま書き続けているので、ブログを書くというタイムラインを選ぶことになるので、そのまま現実が連続しているように思えるのです。
「お茶を飲む」というイメージと認識が生まれた瞬間に、
1、ブログを書き続ける
2、お茶を飲む
という2つのタイムラインが出来上がりました。
ここでどちらを選ぶのかによって1秒後の未来は変わります。
これが簡単なタイムラインを変えるという意味になるのです。
タイムラインは、意識した瞬間、フォーカスできた瞬間、思いついた瞬間に出来上がります。
逆に言えば、出来上がるだけで行動していなかったら、それは今にないということになり、自分が体験することはないのです。
これを恐怖心に当てはめると、恐怖心を感じることはあっても、実際に体験している時に「恐怖心がある」なんて思っているひまはないんですよね。笑
恐怖心が幻想だと言える事例。
例えば、目の前が断崖絶壁の崖だったとします。
サスペンスの最後で、犯人が自白する時に立つ場所ですね。笑
そこにイメージで立ってみてください。
どう感じますか?
「怖い」と思うかもしれません。
でも、冷静に考えてみてください。
なぜ怖いんですか?
・落ちるかもしれないから。
・落ちたらどうなるのかな?とイメージしてしまう。
など、いろんな理由があると思いますが、それって、今、体験していることではありませんよね。
落ちている最中に「怖い!」なんて言っているひまはないと思います。
他には、「恐怖心があるから、崖に落ちるという行動をしないから、恐怖心が必要だ」という話を聞いたことがありますが、そもそも、崖を見て落ちたくなかったら、恐怖心とかではなく「嫌だから行かない」となるはずです。
恐怖心があるからではありません。
怖いから行けないと、嫌だから行かないでは大きく違います。
これは、普段の日常でも同じです。
崖から落ちても、無傷で着地できればいいわけです。
極端な話をすると、崖に飛び降りても、飛べることを信じ切っていれば飛ぶことはできます。
着地できると信じ切っていれば、着地することも可能なのです。
これも「思考が先、現実があと」なんですよ。
だからといって、できることを洗脳するかのように言い聞かせて飛べばできるわけではありません。
本当に信じ切っていたら、言い聞かせる必要なんてないんです。
普通にジャンプできますよ。
もし無理だと思うなら、「なぜ、無理だ」という思考を持っているのかということになります。
フォーカスすることはできるんです。
できると思えばできますし、できないと思えばできません。
そこに恐怖心がある・ないは関係ないんです。
ということは、恐怖心というものは、本来持っているものではなく、この世界で学んだものになります。
恐怖心を埋め込まれた大きな原因。
恐怖心は、作られたものです。
しかも、「脅し」に対応できるように作られています。
例えば、「崖から飛び降りないと、娘を殺すぞ!」と言われた時、どうしますか?
普通に生活していたら、絶対にあり得ない状況なのですが、こういう時、恐怖心があると心の中が揺らぎます。
「飛び降りたくないけど、殺されたくもない」
そんな状態になるので苦しいのです。
ここでもし恐怖心がなかったら、冷静でいることができます。
冷静になれるから、「飛び降りないし、娘も殺させない」という選択肢を見つけることができるのです。
これが、考える力になります。
選択肢を見つけたら、それを実現することもできるのです。
「飛び降りたフリをして、空中に浮かび、飛び降りたことを覗き込んでいるすきに、娘を抱えて逃げる。」
ということもできます。
イメージできればできるんです。
アナタが考えつく方法を考えることができれば、自分にとって最もいいと思える方法を選ぶことができます。
でも、恐怖心があると、考える余裕ができないのでそれを選ぶことができません。
そのように仕組むために作られているからです。
「脅せば動く」ための恐怖心です。
これを生み出すために、いろんな思考操作を実施しています。
・学校で整列させるのは、並んでいる側も、並ばない側も恐怖心を生み出します。
・「悪いやつをやっつけろ!」というのは、正義と思っている方も、悪だと思ってる方も、恐怖心が生まれます。
・「弱い立場の人を助ける」というのも、助ける側も助けられる側も、恐怖心が生まれます。
これらすべて、「善悪の判断」の基準を設けることで、「そうなりたくない」や「そうなったらどうしよう」という思考を生み出すことになるのです。
そうなりたくないという思考エネルギーこそ、恐怖心の根元になります。
ということは、「そうなりたくないなら、こうしなさい!」という脅しをしやすくなるんです。
その結果、少人数で人を支配していくことができます。
そのために生まれた、思考操作の結果が、「恐怖心」なのです。
恐怖心を持っていても楽しくなりません。
人を支配するために生まれたものなので、それを持っている間は楽しく生きることができません。
ということは、「怖いからやらない」という思考エネルギーは、そのエネルギーだということになります。
「なんとなく怖いから」「新しいことは知らないし怖い」というのは、重い世界のオリの中に封じるための思考エネルギーになりますので、そのエネルギーで現実を作っている間は、いつまで経っても軽く生きることはできないんです。
そこから出るには、恐怖心をなくすしかありません。
必要ないと自分で宣言するしかないんです。
あとは、恐怖心が出てきた時に、そこにある「怖い」というエネルギーを昇華していく必要があります。
間違っても、我慢してはいけません。
我慢すると、溜まってしまいますので、逆に苦しくなります。
恐怖心を持っていても、いいことないですよ。笑
まとめ
今回の方法は、いつも見たいな方法論ではなく、考え方によってなくしていく方法を解説していきました。
エネルギーレベルの昇華方法は、他の記事を参考にしてみてください。
視点を変えて考えていくことで、「これって楽しく生きるために必要なの?」と思うことが、軽い波動に共振して生きていくと感じることがあります。
必要かどうかを考える上で、僕はこの記事で解説したような方法でいつも考えるようにしています。
いろんなパターンや、その感情が出てくるシーンを考えて、今までの価値観も捨て去った上で、どこに共振した結果起こるものなのか。
それはどこの視点から学んだものなのか。
それらを考えていくことで、自分がご機嫌に生きるために必要なことなのかを考えることができます。
この辺りを考えられるようになって、「目覚め」を実感できると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
目覚めちゃえば、この物質次元はすごく楽勝になりますよ。笑

















