今回は、人間関係がめんどくさいと思った時に、それが楽になる方法を解説していきます。
確かに人間関係が「めんどくさい」と思うことはあると思います。
でも、めんどくさいとは言っても、人間である以上は関係がなくなることはないので、せっかくであれば、楽しい人間関係に変えていってみてください。
人間関係が「めんどくさい」から「楽」になれる方法。

人間関係がいつでも、どんな時でもめんどくさくなるわけではないと思います。
例えば、アナタが最高にご機嫌で、気持ちがいいと思う時。
そんな時には、人間関係がめんどくさいというよりも、「話がしたい!」と思ったりするのではないかと思うのです。
逆に気分が下がって、楽しくない時に話しかけられても、受け答えする気にもならなかもしれません。
それくらい、自分の気分や状態によって、人間関係に対する心持ちは変わってきます。
だから、「めんどくさい」と思っているということは、相手が原因ではなく、自分の状態によっていくらでも変化するということになるのです。
ということは、自分の状態がご機嫌で、いつも楽しくなればどうなるのか?というと、穏やかな人間関係の中で、楽しく会話をすることができるようになるのです。
その状態に自分がなることができれば、「人間関係はめんどくさい」という考え方は消えていきます。
そして、「人間関係は楽しいもの」になるのです。
そのために、自分の状態を整えていく必要があります。
自分が穏やかであれば、人間関係を楽しいと思えますが、自分が荒れていれば、人間関係はめんどくさいとなってしまうからです。
ここで大事なのは、人間関係が楽になるというのは、「自分の思い通りに全てがうまくいく」という意味ではないということです。
ここでお伝えしている「楽」というのは、
心身に苦しみがなく、(ゆったりして)安らかなこと。
という意味になります。
たくさんの人がいます。
それぞれに考え方や個性がありますし、生きているバックグラウンドが違います。
どんなに同じ日本人でも、全く同じ日本人はいないのです。
その中で、アナタだけの思うがままに、全てが都合よく動くということは、なかなかないことです。
それは、相手の立場になってもらえればよくわかると思います。
人間関係自体を、何もかも思い通りにすることは無理ですが、自分の中の状態であれば、思うがままに変えることができます。
すると、自分が楽だと思える、穏やかだと思える状態を生み出すことができるようになるのです。

それがここでお伝えしていく「楽」になります。
そしてこの楽は、心の状態がものすごく楽になるので、人間関係におけるストレスは確実に減っていくのです。
そのための方法をこれから解説していきます。
人間関係を”断捨離”する方法。

人間関係が「めんどくさい」と思う理由は、自分と相手の価値観や考え方が違い、合わないからめんどくさいと思うのです。
だからこそ、断捨離という言葉が出てきます。
断捨離とは、 沖正弘が提唱したヨガの思想。 作家のやましたひでこが提唱する、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想の事。
Wikipediaより
物と人を結びつけるわけではありませんが、自分の生活が調和のとれたものになるためには、人間関係も重要な1つの要因をになっているのは、容易に想像できると思います。
心理的なストレスは、毎日の生活に大きな影響がありますよね。
それを変えていくのが、人間関係における断捨離になっていきます。
1、断捨離する時の基準はどうすれば?
人間関係を変えていく中で大事なことは、持っている価値観で独自に決めるということです。
誰かに相談すると、自分が本当に一緒にいたい人がわからなくなります。
そして、そこに利害関係や損得勘定を持っていると、より一層人間関係を変えることは難しいです。
例えば、価値観や考え方が合わないけど、この人と居たら仕事がもらえるから一緒にいようと考えて、その人と一緒にいると、いつまでも人間関係のストレスを解消することはできません。
それは、仕事以外にその人に目的がないからです。
自分が一緒に居たいと思う人であれば、仕事が目的ではなく、一緒にいることが目的になります。
その関係性で一緒にいることができれば、そのうち「めんどくさい」と思うようなことも出てくるのです。
例えば、ゴルフの接待に行かないといけないとか、飲み会に行かないといけないとか。
そういう「めんどくさい」と思うようなことも出てきます。
そして何より、「仕事がなくなったら困るから」と、行きたくない誘いに応えることになるので、めんどくさいと思うことが増えていくのです。
不安からの行動は、相手の顔を伺うような状態を作ってしまいます。
その状態の心を冷静に見てみてください。
きっと穏やかではないはずです。
むしろ一生懸命頑張っているのではないでしょうか?
その状態では、穏やかな状態になることはないので、いつまでも心の状態は穏やかになりません。
だから、めんどくさくなるのです。
仕事が成立することも大事ですが、それ以上に大事なものは何か?ということを考えてみてください。
どんなに仕事が成立したとしても、アナタの体調がよくなければ、仕事はできないのです。
利害や損得が、どうしても頭の中を支配するのもわかります。
それでも自分が穏やかでいられる人と一緒にいることを選んでみてください。
その選択ができるようになると、断捨離はよりスムーズになっていきます。
2、断捨離って相手に悪いことをしているの?
人間関係を変えていく上で、断捨離し、人間関係を切るような形になっても、相手には何も悪いことをしていません。
人間関係を切ったから、何か自分に不幸が起こるようなこともないのです。
むしろ、自分と合わない人といる方が、どんどんストレスが溜まって疲れてしまいます。
ストレスが溜まって、疲れていくと、活力がなくなっていくので、「めんどくさい」と思うことになるのです。
そうなるのであれば、まずは、自分が自分の決めた判断を実行することが大事になります。
急に人間関係を切ることが断捨離ではありません。
自分には何も起こらないからといって、尊重を忘れていると、相手は怒ってきます。
だから、断捨離するにしても、急に人間関係を切るのではなく、連絡を取らないようにしてみたりして、少しずつ距離を置いていくことが大事です。
人間関係に関わらず、心が穏やかになると、自然と関わる人は変化していきます。
その変化を受け入れていくという方が、正しい表現かもしれません。
例えば、今までは同じ電車に乗って話をしていたけど、自分が乗る電車を変えて乗り換えたら、相手と話すことはなくなりますし、最初は並行して走っていた電車が、どんどん離れていくことになります。
それと同じようなイメージです。
自分が進む道を変えていくことで、乗る電車が変わった。
だから、自然と疎遠になっていった。
そんな感じで、現実は進んでいくと思います。
無理に離れようとすると抵抗があります。
さっきの電車で言えば、急に「あっちの電車に乗ります」って言われたら「なんで?」となりますよね。
これは人間関係でも同じことが言えるんです。
自分の考え方では、こっちに進んでいく。
そう決めたのであれば、あとは会話をしながら「こっちの電車に乗り換えるね」と伝えることで、何事もなく新しい電車に乗ることができるようになります。
それが抵抗なく人間関係の断捨離ができる方法なのです。
大事なのは、会話をすること。
会話が少ない中で、急に断捨離をすると、抵抗や反発を受けてしまいます。
だから、小さなことから話していくことが大事なのです。
では、小さなことを話すというのは、どういうことかというと、例えば、目の前に鳥がいて、それが気になったら「あの鳥って、なんて鳥なんですかね?」と聞いてみる。
そうすると、ちょっとした会話?のようなものができます。
すると、お互いに意識が向き合うので、次の話題が話しやすくなっていくのです。
何気ない小さな、どうでもいい話をすることで、会話ができるリズムを作り出すことができます。
ここを深く考える必要はありません。
思ったことをポロっと話す。
これが非常に効果的なのでやってみてください。
その上で、相手の考え方や価値観を知っていくことができれば、合わないと思っていたのに、案外合っているなんてことも出てくるのです。
そうしていけば、人間関係の縁が切れたとしても、わだかまりはなく「そういえば、最近話さないなあ」くらいの状態を作れると思います。
人間関係のストレスを改善する方法。

人間関係で感じるストレスは、基本的に価値観の違いによって生まれた”差”が大きいとよりストレスを感じやすい傾向にあります。
例えば、UFOを信じる?信じない?というお題があって、それぞれの持っている価値観を議論させることがあります。
その中で、UFOはある!と100%信じきっている人もいれば、70%くらいの人もいます。
55%くらいの人もいれば0%の人もいます。
この中で、100%と0%の人が、お互いに議論すると、ものすごいストレスをお互いに感じることになるんです。
それは、100%信じている人は「あるんだ!」という一点張りになりますし、0%の人は「ない」という一点張りになります。
これはもう完全な平行線という状態なので、交わることがありません。
交わることがないのであれば、そこにある差の大きさは、もっとも大きくなります。
これがもし、信じるパーセンテージが変動すれば、そのストレスも緩和されていくのです。
例えば、UFOがあるという主張を聞いて、それが納得できれば、あると信じている人とのストレスはなくなっていきます。
逆にないという人とのストレスはどんどん大きくなるので、そちらの人とは一緒にいられなくなっていくのです。
これでは、いつまでも、どちらかのストレスが減ったら、どちらかのストレスが増えるという状態を作り出すことになるので、ストレスから解放されることがありません。
だから「議論」というのは疲れるし、楽しくないのです。
これは人間関係にも当てはまります。
自分の持っている価値観と近いようであれば、ストレスは少なく穏やかにいることができますが、遠い価値観を持っていれば、ものすごくストレスを感じることになるんです。
だから、価値観を持って、自分で関わる人を決めないと、ストレスを感じないという環境を作ることはできません。
価値観が合わない人といても、ストレスを感じない方法。
実は、自分と違う価値観を持っている人と一緒にいても、ストレスを感じない方法が1つあります。
それは、自分の価値観と、相手の価値観にしっかりと線を引くことです。
理解してもらおうとか、わかってもらおうという考えは捨てて、自分の価値観は自分の価値観。
相手の価値観は相手の価値観。
そうやって、割り切ることができれば、価値観があっていない人とでも一緒にいることができます。

もちろん、多少のストレスは感じると思いますが、それでも「ああこういう考え方があるんだ」と、俯瞰して見ることが出来るのです。
相手の考え方を俯瞰してみられるようになってくると、相手に干渉しようという気も起きませんので、お互いに気持ちがいい距離感で一緒にいることが出来るようになります。
とはいえ、やはり、全くストレスなく人間関係を作りたいのであれば、同じような価値観を持っている人と一緒にいる方が楽ではあります。
なので、その辺りは、今の自分の環境と、状態によって使い分けてみてください。
まとめ
人間関係は「めんどくさい」ものではありません。
楽で楽しいものです。
人との関わりが楽しくなっていくと、人間関係が面白くなっていきます。
ここに書いた断捨離の方法であったり、基準は、なかなかすぐに判断できないと思いますが、ちょっとずつ自分に合う人と一緒にいる時間を増やしてみてください。
自然と人間関係が楽しく思える時間は増えていきますよ。
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