生き方がラクになる考え方「NLPの基本前提」①

2018年8月10日 2 投稿者: JUNJUN

NLPには基本前提というものがあります。

 

日本のNLP関連団体では、団体によって表現が異なっていて

10や13など数もそれぞれです。

もともとNLPはアメリカからやって来たので原文が英語だということ、

基本前提の元もたくさんあることなどがその理由です。

 

各団体が、元も大切に想うこと、伝えたいことを抽出して

掲げている、という感じでしょうかね。

 

私が勉強していたCPI(旧NLP研究所)では、

10の基本前提があります。

 

わたしたちはみな、基本前提で言っていることを胸に

日々暮らしていくことができたら、

すばらしい人生を送ることができる、

そんな考え方です。

信念といってもいいかもしれませんね。

 

宗教的な感じがして

怪しいと思うかもしれませんが(笑)

 

他の心理学の理論や・・・たとえばアドラー心理学などとも

共通していることがたくさんありますし、

 

プロジェクトの計画立案の考え方(PCM)とも

共通していることがあって

とても面白いんです。

 

では、基本前提を1つずつじっくり見ていきましょう。

リソース

人は、既に(生まれたときから)、エクセレントライフを送るために必要なリソースを持っている。

People already have the resources they need for their Excellent Lives.

 

「エクセレントライフ」 というのは、

ハッピーな人生、自分にとってすばらしい人生、わくわくした人生、自分らしい人生

といったような意味です。

 

人それぞれ、具体的にどんな人生を指すか、は異なります。

なので、自分にきいてみてください。

「自分にとっての最高の人生ってどんな人生かなー」って。

 

私たちはこの、「エクセレントライフ」を送るために生まれてきています。

私たちが生まれた意味の一つは、「エクセレントライフ」を送ること、なのです。

 

だから、生まれたときから、エクセレントライフを送るために必要な

「リソース」

を既に持っています。

 

「リソース」 というのは、

資源、能力、素質、性格、環境、など。。 を意味しています。

モノづくりに例えると、完成品を作るための「原材料すべて」

というイメージ。

 

私は、

学歴がないから〇〇できない、

頭がわるいから〇〇できない、

時間がないから〇〇できない、

お金がないから〇〇できない、

資格がないから〇〇できない、

というふうに、

自分自身に原材料=「リソース」がない と思っていました。

「無い」ものばかりに目を向けていたのですね。

 

でも、本当はすべての人は、必要な原材料=「リソース」を持っているのです。

 

よく言われていることですが、

人間は本来持っている能力の数パーセントしかつかっていない、

残りの90%は眠っているだけだ、と。

そういうことなのです。

 

眠っているだけで、「ある」のです。

「ある」ことに気づく、というのが大切なのです。

 

気づいてしまったら・・・・・

潜在意識が「ある」のなら使おう~ ってどんどん使ってくれるようになるんです。

 

例えば、お風呂に入る、歯を磨く、なんて日常で普通にやっていることがありますよね。

そんな感じで、できるできない、という発想でなく、

ただ 「やる」 というような感じでしょうか。

そうすると、大変ですよー(笑)

 

引き寄せの法則です。

その時に必要なものがどんどん引き寄せられてきて、

「アウトカム」=望ましい状態

が手に入ってるのです。

 

ちょっとスピリチュアルな話になりますが、

思ったこと=実現したこと

なのです。

 

本来、宇宙には時間というものが存在していなくて

過去も現在も未来もない、という考えがあります。

つまり 過去=未来

究極は 現在しかない。

※映画のクラウドアトラス、インターステラー、君の名は、メッセージ、などが参考になります。

 

思う(想像する)というのは、自分が経験したことや体験したこと

知っていることしか想像できません。

そもそも知らないことは思い描けませんよね。

 

だから、手塚治虫とかどらえもんとかってすごいです。

当時、彼らは知らないけれども理想やアイデアを自由にイメージして漫画にし、

今になってみてみると、それらは現実になっている。

 

私の勝手な推測ですが、手塚治虫さんや藤子不二雄さんは、

きっと見てた(知ってた)んでしょうね。

彼らが特別なのではありません。

私たち人間は超能力者なのです!

 

あれれ・・・

話が脱線しまくってしまいました(汗)

話を元に戻すと、、、要するに、私たちは

自分にとって、

すばらしい人生を送るために生まれてきている。

これには不可能という文字はありません。

全て用意されているのですから。

 

コミュニケーション

Communication is redundant.

コミュニケーションは常に繰り返し起きている。

 

コミュニケーションというのは、「言葉」によるものだけではありません。

顔の表情、しぐさ、ボディーランゲージ、声のトーン、
BGM、空気、雰囲気、色、映像、景色、香り、感触、などなど

私たちは5感をフルに使ってコミュニケーションをしているのです。

 

日本人は言葉を多く使わない文化だったため、
感覚のコミュニケーションを得意としています。

言わなくてもささっと行動することが高く評価されたり、

KY=空気を読めない

なんて、まさに5感のコミュニケーションを必要としている証拠。

 

だから、

自分はどの感覚で伝えたのか、

相手がどの感覚で受け取ったのか、

知ることが大切なのです。

 

なぜならば、必ずしも一致しているとは限らないから。

 

無意識に、本意ではないことを相手は受け取っている可能性がある
逆もしかり。

 

例えば、

自分がバラの花の香りが大好きだったとします。

お客さんが家に来るということでバラ花束を部屋に飾ってお迎えしました。

しかし、お客さんは心地悪そうな顔。

実はその方は、バラの香りが苦手だったのです。。。

似たような経験、あるのではないでしょうか。

コミュニケーションは常に、繰り返し起きている。

私たちの言動全てがコミュニケーションなのです。

 

チャンクダウン

Anything is possible by chunking down to appropriate sizes.
どんなことでも、適したサイズに小さくすることで、可能となる。

 

夢は壮大なものだと思っていませんか。

 

一流モデルになりたい!
億万長者になりたい!
大企業の社長になりたい!
総理大臣になりたい!(あまりいないか・・・笑)
オリンピック選手!
サッカー選手!

 

など、子供のころの夢って壮大ですよね。

私は壮大な夢、大好きです。

そのような夢を持っていることはとっても大事です。

 

しかーし、

あまりにも大き過ぎて、

自分を過小評価してしまう可能性が・・・

学校の成績がオールAじゃないから社長になんてなれない。。。

サッカーでミスばっかりしていて、とても選手になんてなれない。。。
などなど。

だから、壮大な夢をチャンクダウンといって小さいサイズするんです。

 

ステーキの塊をナイフとフォークで小さく切ることで
食べやすくなりますよね。そんな感じです。

 

例えばサッカー選手になりたい!という夢。

サッカー選手 といってもちょっと漠然としてますよね。

どこでプレーする選手?
何を得意とする選手?
どのポジション?
・・・・・

というかんじで、

より具体的にするのです。

 

そうすると、

「今」何から始めようか

というものが見えてきます。

「始めの一歩」

が大事なんです!