カミングアウトは「心の氷を溶かした」感覚だった・・勝間和代さんの勇気から学ぶ。

2018年8月8日 0 投稿者: JUNJUN

経済評論家の勝間和代さんが、
同性との交際を公表して話題になりましたね。

 

私は、報道していた朝日新聞の記事を読んで驚いたんです。

 

彼女が同性愛者だったから・・・・・??

ではありません!!

 

勝間さんは、バリバリの評論家。

頭もよく、

話もキレがあって、

メディアでもハッキリものを言うかたです。

 

けっこう辛口だったりもして、

嫌われる勇気を持っている

堂々としたキャリアウーマン

 

という印象がありました。

 

 

そんな彼女が、

 

同性愛であることを言えずに

ずーっと悩み続けてきたなんて・・・

 

 

しかも、

そんな自分を否定するかのごとく、

結婚して、

母になっています。

 

 

その時は幸せだったのでしょうが、

2度の離婚をしているということは、

無理していたのではないかと伺えます。

 

 

きっと、彼女は

大きな葛藤とともに生きてきたんでしょう。

 

 

 

一見、思ったことを何でも言って

強いと思われている方であっても、

 

心に弱さ、悩み、恐れ

を持っているものなのだ

 

ということに気づかされました。

 

 

いや、

そのような方のほうが

より繊細なのかもしれません。

 

 

イメージばかりが先行し、

頼れる〇〇さん、

強い〇〇さん、

と言われるようになってしまうと、

 

ますます心にフタをせざるを得なくなるんです。

 

 

 

 

そんな彼女の背中を押したのは

「自分だけでない」

と知ったこと。

 

 

自分だけがおかしい、

自分だけがヘンだ、

 

そうじゃないんですよね。

 

人はみな違うんです。

違うのが前提。

 

だからこそ、

共有できる何か、

共感できる何かを

探そうと思えるんです。

 

人の尊厳を大切にし

人に関心を持つことにつながるんです。

 

 

カミングアウトという

恐怖との闘いである行動は、

 

彼女の心の氷を溶かしてくれました。

じゅわーん、という感覚でしょうか。(笑)

 

 

そもそも、

カミングアウトするのに

恐怖と闘わなければならない世の中は

どうなの?

と思うのですが

 

それは置いておいて、

 

恐怖と闘う勇気、

それが、

心の氷を溶かし、

今の笑顔を手に入れたわけです。

 

 

 

LGBTに限りません。

 

自分だけがおかしい

自分だけがヘンだ

 

など

誰にも言えない心の氷がある

と思ったら

勇気を持って話してください。

 

氷がじゅわーんと溶けて

笑顔が手に入ります。

 

ご参照:勝間和代さんブログ