「自分の性格だから」「自分はそういうタイプだから」に隠れるインナーチャイルド

2019年1月15日 0 投稿者: JUNJUN

家、ついて行ってイイですか?というテレビ番組があります。

終電を逃した人たちに、
タクシー代を支払う代わりに、自宅へお邪魔させてもらう
という番組です。

この番組で印象的な回がありました。

それは、番組が声をかけた人は、15年間マスクを外せない人だったんです。

マスクが外せなくなった理由は、
仲が良かった親友に

「本当はアイツのこと嫌いなんだよねー」

と言われたことでした。

小学生の頃は
とても仲良くいつも遊んでいた大親友だったのに、

中学校に入った途端、
親友の態度が180度変わってしまったそうなんです。

それによって、彼の中に、

「人は裏切るものなのだ」
「誰も信じてはいけない」
「他人に本当の自分を見せてはいけない」

という、強い信念・価値観・思い込み

が彼の中にインストールされてしまいました。

その後からずっと、彼は

1年365日、家族の前以外は
ずーっとマスクをつけていました。

運動会でも、
楽しいディズニーランドへの修学旅行でも、

卒業式でも・・・
就職の面接でさえも・・・

もし彼がカウンセリングに来ていたとしたら、

彼に変化を起こすことは難しくありません。

彼のように、
インパクトの大きいショックな体験の方が
カウンセリングやセラピーでは解決しやすいんです。

何故ならば、
マスクをつけるようになった「原因」がわかっているし、

問題が、「マスクを外せない」というわかりやすいものだからです。


誰にでも、彼のような
ショックな体験をもっている可能性があります。


ショックな体験は、行動の制限や、自分に殻を作る原因になっています。
(特に幼少期のショック体験)


これを、インナーチャイルドといいます。

ショックな体験によって生まれた感情を、
インナーチャイルドに預けることで
自分の中にはなかったことにしてしまいます。


子どもの頃はまだ、社会というものがわかりません。

世の中にいろんな人がいることをまだ知りません。

だから、自分の狭い社会の中に登場している
人物が全てであり、正しいと思っています。


だから、社会の中で自分を守るために
感情を抑えるんです。


抑えられた感情は消失しません。

感情は出さないと、なくならないのです。

だから、
インナーチャイルドに預けられるんです。

その後は、
何の問題もない日常が繰り返されます。

私はこういうタイプだから、
こんな性格だから、

と自分を納得させてしまっているので

「問題」に気づいていません。

「問題」に気づいていないので「原因」もわかりません。

「自分には何の悩みもない」
「自分には何の問題もない」

と思っています。
(私がそうでした)

でも、「ある」んです。

ショックを受け取ったインナーチャイルドは
あなたの中にずーっと住み続けているのですから。


それが無意識に、
行動、思考、感情に影響を与えています。

NLPでも、

信念、価値観、思い込みが
行動、思考、感情を作り出している

と言っています。

しかし、インナーチャイルドの場合、
インナーチャイルドにフォーカスした
カウンセリングでないと、
なかなかわかりません。

だって、そもそも本人は
問題があると思っていないから。

私の場合、

「最近の嫌な出来事は?」

という問いに対する答え

=「息子との喧嘩」

によってインナーチャイルドを発見しました。

息子が、私と喧嘩するという形をとって、

私の中のインナーチャイルドの存在を
一生懸命私に伝えようとしてくれていたんです。


ただの、甘えん坊のぼやきだと思っていたのですが(笑)

そうではありませんでした。

大きな問題はないんだけど、

ちょっと引っかかりがある、とか

モヤモヤがある、とか

スッキリしない自分がいる、

など、
何がしかの違和感がある人は

インナーチャイルドが

ここにいるよ!見つけて!

とサインを送っているのかもしれません。

インナーチャイルドは、

私のように、
子どもとのコミュニケーションによって
発見される場合が多いそうです。



だから、子そだて中の人はきっかけを得やすいです。

一方、子どもとの関わりが薄い人は
インナーチャイルドを発見する機会すら得にくいんです。


日常生活に支障を来さなければ
それでもいいと思います。


ただ、カウンセリングやセラピーを受けても
なかなか解決しない、という場合は
インナーチャイルドの存在が関係しているかもしれません。



さて、上記でご紹介した青年ですが、

テレビ番組の最後で
思い切ってマスクを外し、素顔を公開しました!


モザイクなしですよ!

その勇気、素晴らしいですね。

照れながらも晴れやかな表情がとてもステキでした。