やりたい自分とやりたくない自分が出てきたら

クライアント　Aさんの事例をご紹介します。

（許可をいただいております）

 

やりたいことをガンガンやりたい、

と思う自分と、

（やるやる君と名付けます）

 

ペースを落として、もっとラクに生きたい、

と思う自分、

（ラクラクちゃんと名付けます）

 

二つの自分がいて

もやもやしている

というご相談でした。

 

やるやる君と、ラクラクちゃんが

葛藤という形で戦っているのかというと

そういうわけではありません。

 

 

Aさんは、どちらかというと

やるやる君にしたがって

行動する傾向にありました。

 

 

責任感、行動力、アイデア力

など

Aさんが持っている

リソース（素質、経験、知識、資格、もっている全てのもの）が

やるやる君に直結しているんですね。

 

 

一方、

ラクラクちゃんの存在にも気づいています。

 

やるやる君に従って

ガンガン行動していると

疲れてしまう自分がいたんです。

 

自分は何のために行動しているんだろう・・・

という気持ちが出てきていました。

 

 

しかし、

ラクラクちゃんに従うと

罪悪感を感じてしまうんです。

 

 

従いたいけど従えない、

だから、

もやもやしていたんですね。

 

 

お話を伺って、

 

ラクラクちゃんの存在に気づいているものの、

普段、あまり声を聴いていない

ということがわかりました。

 

 

そこで、ワークを通して

ラクラクちゃんの声を聴いてあげることにしました。

 

 

 

そうしたら、

ラクラクちゃんの存在が

ハッキリ見えてきたそうです。

 

ラクラクちゃんの正体がわかったんです。

 

 

 

それは、

この世に生命を授からなかった

自分の妹でした。

 

お母様が流産されて

赤ちゃんとして生まれなかった

妹だったんです。

 

 

 

妹さんは、

いつもAさんと一緒に行動していました。

いろんな所へ行き、

いろんなものを見て、

いろんな人と会って、

Aさんと共に経験をしてきました。

 

でも、それに対して

何かを言うことはできません。

 

 

だから、

感覚というかたちで

メッセージを送っていたんです。

 

 

 

 

「ラクに生きていいんだよ～」

って。

 

 

 

 

妹さんの存在に気づくことで

 

やるやる君で行くか、

ラクラクちゃんで行くか、

という選択ではなく、

 

 

 

どちらの声も聴く

ということが

できるようになりました。

 

 

 

責任感において

全てを抱え込むのではなく

 

いい意味での

テキトー

ができるようになったり

 

人に任せることができるように

なったんです。

 

 

相反する想いが出てきたとしても、

どちらを取るか

ではありません。

 

 

それぞれに

肯定的な意図があるんです。

 

 

だから、

丁寧に自分の内面のお話を聴くこと

（自分とのコミュニケーション）

が大事なんですよ。

 

 

ワークを受けてみたい！というかたは

こちら←をご覧くださいね。