子供はちいさな哲学者

2018年5月1日 0 投稿者: JUNJUN

ちいさな哲学者たち

という映画があります。

フランスのドキュメンタリー映画です。

 

実在の幼稚園で哲学の授業が行われており、

その授業の様子や家族の様子を

映像におさめられています。

 

 

さて、

大人の皆さん!

 

 

こどもは

何も知らない、

何もわかっていない、

と思っていませんか?

 

 

ちがうんです。

 

こどもは、子供なりに

考えて、感じているんです。

 

この映画を観ると

それがよくわかります。

 

 

私も実験してみました。

 

当時5歳の息子に問いかけたんです。

 

自由とは?

愛とは?

 

って。

 

 

そうしたら・・・

 

「自由とは何だと思う?」

「プラレールをずっとやること、ずっと寝ていられること、ずっとテレビ見てられること」

「その時どんな気持ちになる?」

「楽しい気持ち!」

 

 

「愛」ってなんだと思う?

「わかんない・・」

ちょっと考えて
「大好きで結婚すること」

「 その時どんな気持ちになる?」

「うれしい!」

 

 

面白いですね(^o^)

 

私はそれまで、

自由や愛について

息子と話をしたことはありませんでした。

 

 

保育園で読んだ絵本や
大好きだった機関車トーマスのテレビなどから

 

彼なりに学んだことだったのでしょう。

 

 

こどもの世界は

発見だらけです。

感動だらけです。

 

 

だから、

どう感じたのか

を聴くことって

大切なことなんです。

 

 

発見したときや、

感動したときの嬉しさって

その時しか味わえないからです。

 

 

その感動が

生きるエネルギーの肥やしになるんです。

 

 

 

 

大切なのは、

自由とは、愛とは

という問いに対する

正しい答えではありません。

 

 

そもそも、

正しい答えなんてないのですから。

 

 

自分なりの答えを出せるようになるために

考える機会を与え、

その考えを聴き、

考えを受け入れる

 

というステップが必要なんです。

 

 

今の学校教育は

暗記型教育と言われています。

 

答えを暗記すれば優秀とみなされるものです。

 

 

でもこれからは、

考える教育が大事だ ということで

アクティブラーニングなどが導入され始めていますね。

 

 

同時に、

親も

「考えさせる子育て」

を導入する必要があるんです。

 

こどもはみな、

ちいさな哲学者です。

 

だから、どんな考えを持っているのかな?って

関心を持ってみませんか。