「おこれない」という悩みもあるんです。

2018年5月23日 0 投稿者: JUNJUN

前回、怒りとの付き合い方の記事で

感情と向き合うことが大事であると

お伝えしました。

 

しかし、意外と多いのが

「怒れない」という悩みの声。

実は、

怒りにフタをするクセがついている人が多いんです。

いつも怒っている人がいます。

 

その人は、

自分の恐怖を軽減するために

怒っています。

 

例えば、

自分が正しいと思っているのに

それに反することをされて怒る。

 

それは

正しいと思っていることを否定されたり

思いどおりに運べない

つまり、

正しいと思っていることができない

ということに対する怒りです。

 

 

この場合は、

自分が正しい=自分の存在価値

なので、

自分の存在価値がなくなるという恐怖が怒りに
変わっています。

 

 

 

別の怒りとしては、

家族など、

大切にしている存在を守るため

というのもあります。

 

大切にしている存在がなくなってしまうという恐怖が

怒りに変わっているわけです。

 

 

 

では

怒れない人ってどうなのでしょうか。

 

 

怒れない人は、

 

自己犠牲タイプ

自分に自信がない

嫌われたくない気持ちが大きい

 

という特徴があります。

 

 

恐怖が強すぎて

怒りにシフトできないんです。

 

 

恐怖のままでいる場合、

行動を止めていることになるので、

いつもブレーキを踏んでいることになります。

 

 

そうすると

アクセルが踏めなくなって

前に進みません。

 

 

前に進みたいのに進めないという

ストレスになります。

 

 

 

前に進む=生きる

ですから、

自分の人生を生きられないんです。

 

 

だから、

恐怖を取り外す、又は弱めることが、

怒りを出せるようになるために必要なことです。

 

 

 

 

 

怒ることがめんどくさいというのもあります。

 

怒った後の状況や感情がめんどくさい、

波風立たないほうがいいと思っている、

相手に期待していない、関心がないなどから

めんどくさいと思うのです。

 

 

この場合はどうでしょうか。

 

 

それで本人がハッピーなら

ある意味オメデタイと言えるかもしれません。

 

 

でも、

もし全てにおいて

無関心、期待しない、めんどくさい

のであれば、問題かもしれません。

 

私たちは

夢中で何かをやるために

やりたいことをやるために

生きているのです。

 

 

そう思えるものがないと

生きているとは言えません。

 

 

あともう一つ、可能性があります。

 

怒るって

バカヤローとかワーって

大声を出して爆発することだと思っていませんか。

それだけじゃないんです。

 

 

ムッとしたり

イライラしたり

することも怒りの一つです。

 

 

だから、

自分で怒っていないと思っていても

意外と怒っているものなんです(笑)

 

 

全く怒らない

というのはあまりないのではないでしょうか。

 

 

だって、

人には必ず大切にしているものがあるのですから。