今、話題の映画「カメラを止めるな」のどこがいいの?私の感想をまとめてみた。
2018年10月1日
おはようございます!
海野純子です。
インディーズ映画「カメラを止めるな」が
大ヒットしていますね。
どうしてそんなにウケているのかが気になって
私も観てきました。
確かに面白い(^o^)
笑いが止まらない映画です。
そして、深い深~い気づきもありました。
ネタバレになっている可能性もあるのでご了承ください。
映画は、映像制作のスタッフのお話です。
映画の前半は、
ゾンビ映画を撮っている人たちが、
本物のゾンビに襲われる・・・という内容です。
映画の後半は、
そのメイキングのお話しです。
こちらが、特に笑いを誘うものでした。
しかし、
ただ笑っているだけではもったいない!!
映画の後半で、
設定のゾンビ映画は30分、生放送、
ノーカット、1本のカメラだけで撮り続ける
という条件があったことが分かります。
だから、
「カメラを止めるな」なんですね。
カメラを止めないで取り続け、
ストーリーを完結させる
というのが、
ゾンビ映画づくりをしているスタッフ、
特に監督の目標(アウトカム)なんです。
台本はありますが、生放送です。
だから、想定外のハプニングが続出します。
それでも、監督やスタッフは、
カメラを止めないで撮り続けることだけに集中します。
そうすると、
臨機応変に対応ができたり(火事場のバカ力ですね)
ハプニングが、ちょうどいい塩梅で
ゾンビ映画のスパイスになったり演出になったりするんです。
もちろん、おや?と思うおかしなところはたくさんありますが、
まさに、最高のアドリブです。
そして、ゾンビ映画はいい感じでエンディングを迎え
大成功するんです!
ヤッター\(^o^)/という感じです!
これって、実は
人生にも当てはまるんです。
まず、アウトカムを設定します。
そして、計画をして
アウトカムに向かって進んでいきますよね。
人生ですから、途中でいろいろなことが起こります。
意図していないことが起きたり、
想定外のことがあったりして、
計画どおりにならないことだらけです。
それでも、「アウトカム」があるので
エネルギーの流れはそのままアウトカムに
向かい続けてるんです。
だから、結果的に
それらの想定外のハプニングが
アウトカムへの道に進む背中を押してくれてたり
するんです。
本田健さんは、
アウトカムを設定することを
「ランデブーポイントを設定する」という表現で
紹介していますね。
そして、想定外のハプニングを含めて
全てのエネルギーの流れが自分の背中を押してくれていることを
「次元上昇」という表現を使っています。
この「次元上昇」は、
よく言う「引き寄せ」ともいえます。
そう、「カメラを止めるな」のゾンビ映画も、
引き寄せによって
カメラを止めないで取り続け、
ストーリーを完結させる
ことを手に入れたわけです!
それが、歯切れよく、テンポよく
笑いあり、涙ありで描かれていて
(監督が意図しているかはわかりませんが 笑)
世界中で評価されているのがよくわかりました!
ちなみに、監督の上田慎一郎さんは、
15年くらい売れない下積みを経験し、
詐欺にあったり、失敗続き、
ホームレスにもなったことがあるそうです。
そこで、あまりにも自分が情けなくて、
悲しくて、
わーん(>_<)と泣き崩れたそうです。
泣いて泣いて泣きつくしたら・・・
こんな自分の人生って特別かも?
失敗は貯金だ!!
と思い直し、ポジティブな気持ちに変化したそうです。
泣きつくす、悲しいというマイナス感情を出し切ると
マインドをプラスに変換することができるんですね!
NLPでは、「失敗は学びである」と言いますが、
失敗貯金という表現も面白いです。
いっぱい貯めた失敗が
大ヒット映画につながったんですね!