自分が何をしたいかより、誰かの期待に応える生き方をしてきたあなたへ

2018年9月10日 0 投稿者: JUNJUN

NHK連続テレビ小説

「半分青い」の

律くん(佐藤健)が、

こんなセリフを言っていました。

「自分が何をしたいかより、

誰かの期待に応える生き方をしてきた」

 

共感するかた、少なくないのではないでしょうか。

 

 

というのも、

私のクライアントさんでも

全く同じ方がいらっしゃったからです。

 

 

なぜ、

そのような生き方をするようになったのかというと、

 

「自分は我慢できる人間である」

という信念を持っていたんです。

 

だから、

自分さえ我慢すれば、

人を幸せにできる

と思っていたんです。

(無意識にです)

 

それなのに、

自分が我慢しても

人を幸せにできなかった・・・

とご本人が思うような出来事があって、

自分の中の歯車が

かみ合わなくなってしまったんです。

 

正確には、

自分が我慢しても

人を幸せにできなかった

わけではありません。

幸せの方向に進んでいるのが

真実です。

 

ご本人が

幸せにできなかった・・・

と思い込んでしまっているだけなんです。

 

カウンセリングによって、

自分さえ我慢すれば、

人を幸せにできる

という信念を発見したわけですが、

 

ずっと無意識の中で

クライアントさんを
守ってくれていたものなんです。

 

だから、これまで

安全で、安心した日々を送ることができ、
成長してこられたんです。

 

 

ただ、

人は生きることによって成長・変化しています。

 

だから、

信念も、その成長・変化する必要があるんです。

 

歯車がかみ合わなくなったということは、

今、その信念を手放す時が来た

ということなんですね。

 

 

といっても、

これまで長年大切に持ち続けてきた信念を

 

そんなに簡単に手放すことはできません。

 

無意識の中に刷り込まれていますし、

守って来てくれていた存在ですからね。

 

 

だから、

新しい信念を作ることが必要なんです。

 

クライアントさんには

ステキな言葉が浮かんできました。

 

「自分は幸せになっていい人だ」

 

という信念です。

 

シャンパンタワーの法則をご存知ですか。

シャンパンタワーの頂上のグラスが

満たされれば、

下のグラスを満たすことができる

という考え方です。

 

まさに、

自分が幸せになることで

その幸せをまわりに注ぐことができる・・・

 

そういうことなんです。