「自分らしく生きる」とはどういうこと?

2019年1月18日 0 投稿者: JUNJUN

「誰もが自分らしく生きることができる。」

私はそれを伝えることをミッションとしています。

でも、そもそも

「自分らしく生きる」ってどういうことなんでしょう?

自分のやりたいことをやる。

自分の言いたいことを言う。

自分に正直になる。

などなど。

一方で、

それってわがままじゃないの?

自分勝手じゃないの?

人に迷惑かけるんじゃないの?

それっていいの?

という疑問の声もあるでしょう。

その通りです!

それでは、ハッピーではありません。

「自分らしく生きる」ために
何が必要なのかというと、

自分をワクワクで満たし、
自分をハッピーにすることで

周りの人達もハッピーになることなんです。

以前の記事で紹介した
映画「こんな夜更けにバナナかよ」では


筋ジストロフィーで体が動かせない鹿野さん(大泉洋)が
真夜中にいきなり
「腹減った。バナナ食べたい。買ってきて!」

と、ボランティアの美咲ちゃん(高畑充希)に言って、
買いに行かせました。

夜中に走り回ってバナナを買ってきた美咲ちゃんは、
鹿野さんに対し、

わがままばかり言って、
障がい者はそんなにエライのか?

と言うセリフを残し、怒って帰ってしまいます。

原作本で紹介されていましたが、
実際に、わがまま放題、言いたいこと言い放題の
鹿野さんとぶつかって辞めたボランティア・ヘルパーさんは
たくさんいたそうです。

でも、何年も介助をし続けたボランティア、ヘルパーさんたちも
たくさんいたのです。

それはなぜでしょうか。

鹿野さんのわがままは

他人を振り回すためのわがままではなく、

自分が「生きる」ためのわがままだったからです。

そんな姿を見て
自分も「一生懸命に生きる」パワーを受け取った人達が

鹿野さんの周りに居続けました。

もちろん鹿野さんは、
わがままを言うだけでなく、

優しさ、思いやり、
笑い、泣き、怒り、など

全ての感情を素直に
表現していた、と言うのもポイントです。

鹿野さんが「自分らしく生きる」ことで

ハッピーになった人もいれば

ハッピーでなかった人もいます。

人は、みな違います。

だから、全ての人をハッピーにすることは

できません。

(人によって何がハッピーかそうでないかが違うからです)

だから、

自分のやりたいことをやって、

自分の言いたいことを言って

自分に正直になることで

ハッピーになる人達のそばにいればいいのです。

大丈夫、自然と周りに寄ってきます。

もし、ハッピーでない人がいたら、
その人とは離れましょう。

世界が違うんだ、と思えばいいのです。

まさに、
哲学者ニーチェの「ツァラトゥストラ」にある


愛せない場合は通り過ぎよ ←ご参照 

です。

自分のワクワクを信じて、

自分のやりたいことをやって、

自分の言いたいことを言って

自分に正直になる。

それが

「自分らしく生きる」です。