「やろう」と思えば「できる」!

2018年6月17日 0 投稿者: JUNJUN

宇宙人さん、いらっしゃーい のコーナーです(笑)

私が各地を旅して出会った素敵な宇宙人の方を

生き方のヒントになれば、との想いから、ご紹介いたします。

 

◇本サイトにおける宇宙人の定義

自分に素直で

自分のやりたいこと、

好きなことをして生きている人のこと。

 

ストーリー

 

今回ご紹介するのは、

古舘均司(ふるたちひとし)さんです。

 

 

古舘さんは、群馬県甘楽郡で酪農を営んでいる家庭で生まれました。

小さいころから、

自分は酪農家として生きていく人生なんだ

と、

人生のレールが決まっていることに対する

違和感を持っていました。

 

結婚し家族を持つも、

わが子をディズニーランドのようなところへ

連れて行ってやることすらできない。。。

 

そんな、申し訳なさ、切なさが

ずっと心に引っかかっていました。

 

 

でも、地元にはいいものがたくさんある。

水、空気、大地、人々の豊かさを

楽しめるようにできたら・・

 

 

 

そう思いながらも、

自分には何ができるんだろう・・

何をしていいかわからない・・

と月日だけが過ぎていきました。

 

 

そんなある日、

ふるさとキャラバンという劇団と出会ったんです。

 

ふるさとキャラバンとは、

日本全国の農村地域を回ってミュージカルを講演する劇団のことです。

ご参照:ウィキペディア ふるさときゃらばん

 

 

それが、彼にとっての転機でした。

 

ふるさとキャラバンを町に呼ぼう!

 

そうすれば、

自分の子供にも楽しんでもらえるし

地元の人たちにも楽しんでもらえる

 

と思ったのです。

 

 

それから、酪農のかたわら
ふるさとキャラバンの仕事をはじめました。
(チケットを手売りで販売したそうです。)

 

 

これが、彼にとって

充実感、達成感、の成功体験となりました。

 

この経験から

彼は悟ったのです。

やろうと思えばできる。

ということを。

 

 

以来、彼は

やりたいと思ったことを片っ端からやりました。

やりたいこととは、地元の人たちに喜んでもらえることです。

 

宝探しゲームなどのイベントを企画したり

牛乳の生産、加工、販売までを行ったり

 

多くの失敗もありました。

でも、

面白そうだと思ったら、やるだけ

という気持ちで
どんどんやっていったんですね。

そうしたら、
いつのまにかアイスクリームを作っていました。

現在は、群馬県で有名な

「じぇら21」という

アイスクリーム屋さんになっています。

 

 

そして、

今の目標は、6次産業を推進すること、

そして、日本の農業を元気にすること!

だそうです。

 

ここが宇宙人ポイントだ!

さて、

この古館さんの宇宙人ポイントは・・・

 

その1

酪農家に生まれ、

酪農家として生き、酪農家として死んでいくのか・・・

ということに違和感を感じたこと。

 

酪農家というアイデンティティを持って

継ぐことを前提に生きていく場合もあります。

 

しかし、古舘さんの場合は、

敷かれたレール と感じていたのです。

 

だから、一度は継ぐものの、

違う路線を探し続けたんですね。

 

 

 

その2

違う路線を探しているから、

ピン! ときたものに躊躇せず取り組んじゃってるんです。

ふるさとキャラバンに対して ピン!ときたら

やったことがない、という不安は捨てて

やるっきゃない精神で行動しちゃったんです。

 

 

面白そうなことには食いつくという貪欲さを持っていること、

肉食系なところがポイントです。

 

 

その3

いつまでも好奇心旺盛なんです。

今、アイスクリーム屋さんを営んでいますが、

いろんな味を作ってほしいという話が来るそうなんです。

こんにゃく味

ハバネロ味

炭味

 

そんな話に対して、

とりあえず作ってみよう!

と言って

作っちゃうそうなんです。

 

こんにゃく味はマズかったそうですが(笑)

ハバネロ味は、パーティーの罰ゲームとして喜ばれたんだよー

と楽しそうに話してくれました。

 

 

仕事と遊びが一緒といいますか

楽しんでるんです。

 

 

まとめ

古舘さんは、

ふるさと富岡市、甘楽町を愛しているんです。

 

地元の土地を愛し、地元の人々を愛している、

だからただ、それを残したい

という想いだけが、彼を突き動かしているんですね。

 

アイスクリームは、儲け度外視で

ぎりぎりの価格設定で提供しているそうです。

 

 

地元のおじいちゃんおばあちゃんから子供まで

味わってもらいたい、

作っている人の顔を見せたい、

との想いから、地元での提供にこだわっているそうです

 

お金は後からついてくるもんなんだよ~

 

最後にこの言葉をいただきました。

 

宇宙人の共通点ですね(笑)

 

お金のための人生ではなく、

楽しむための人生。

 

まさに、それを示してくれている古舘さんの人生です。

 

古舘さん、ありがとうございました!

※掲載はご本人の了解をいただいております。