イライラ事件からの学び。納得するコミュニケーションを取るには

2018年7月27日 0 投稿者: JUNJUN

先日わが家で発生した(笑)

イライラ事件をご紹介します。

 

息子は毎週
「かけっこ教室」に通っています。

 

毎週、1時間半かけて通っているんです。
1時間半「も」ですよ!

 

その日もいつものように出かけ、
スタジアムに到着!

 

そのとたん、

足が痛い・・・

と泣き出す息子。

 

 

どうしたいの?

と聞くと

走れない・・・。

 

 

じゃあ見学する?

と聞くと

見学もできない・・・。

 

 

じゃあ帰る?

帰るしかないでしょ・・。

 

 

帰るしかないでしょっっって!!!

 

 

このやりとりによって
私はどかーんと不機嫌になってしまったんです。

 

帰りの道中、
自問自答しながら
このイライラを考えてみました。

 

不機嫌になった理由

①出かける前に足が痛い、休みたいと言ってくれ!!
②帰るしかないでしょ、じゃなくて「帰りたい」とハッキリ言わないのはなぜだ??
③高い月謝払って通っているのに、簡単にサボるなんてけしからん!

の3つ。

 

それぞれチャンクダウンしてみます。

①は、遠い道のりを送り迎えしている事に対する不満によるものです。
わざわざ遠くまで連れてきたのに、この労力はなんだったの!?という感情。
送り迎えを私が「やってあげている」という感覚も原因になっています。

 

②は、息子の誘導尋問的な発言によるものです。
過去にも息子が泣きじゃくった時に「わからない」を連発して困ったことが
多々あったから。
息子に自分の意見をはっきり言って欲しい、という願望が原因。

 

③は、サボるくらいなら辞めたほうがいいという私の価値観によるもの。
時間もお金ももったいないという合理的な価値観が原因。
かけっこ教室への興味がなくなったのではないかという疑いの気持ちも出てきました。

 

 

私がこんなにイライラしているのに、
家に着くころには息子はケロッとして
「足が痛いから帰ってきたよー」と

ジイジに報告までしているんです(怒)

 

それがまた、イライラ度UPさせたりして、

私は翌日まで引きずっていました・・・苦笑

 

結局のところ、
私は、息子から、謝罪の態度が欲しかったんです。

でも、息子はこれっぽっちも悪いと思っていません。

ただ、「足が痛かった」だけなんですから。

 

「足が痛い」という出来事に対して

私にはたくさんの感情や思考が出てきました。

それは、息子の感情や思考とは全く違います。

 

 

だから、きちんと説明をする必要があります。

「わかってくれ~」ではなくて、

「私はこう思っていたんだよ」という言い方で。

 

ということで、さっそく

私の怒りを伝え、息子言い分を聞いてみました。

 

 

①出かける前に足が痛い、休みたいと言ってくれ!!

→だって、着いたら痛くて歩けなくなったんだもん。

→送り迎えが大変だなんて一言も聞いてないよ。

 

②帰るしかないでしょ、じゃなくて「帰りたい」とハッキリ言わないのはなぜだ??

→「帰るしかない」も「帰りたい」も同じ意味だよー。

 

③高い月謝払って通っているのに、簡単にサボるなんてけしからん!

→サボってない。楽しくて通っている。辞めたくない。

 

このように

食い違っていたことがよーくわかりました。

私の気持ちも伝えることができたし、

息子の気持ちもなんとなくわかったので

一連のイライラ事件は完了。

 

この事件を通して、

自分のフィルターの厚さに気づきました。

 

フィルターとは

信念、価値観、思い込みのことです。

 

 

信念、価値観、思い込みとは、

自分が大切にしているもの、

自分を守ってくれているもの、

です。

 

 

この、

「自分は何を大切にしているのか」

を共有すると、

納得できるコミュニケーションがとれるんですね。