子供に対するお金の教育ってどうする?

2018年6月14日 0 投稿者: JUNJUN

アドラー流に言うと

人生のスタイルを決めるのは幼少期。

10歳くらいまでとアドラーは言っています。

(何歳になっても人生のスタイルを変えることは可能です)

 

その他の多くの心理学で、

信念・価値観・思い込みは

幼少のころにつくられると言われています。

 

えーっ

では、幼少期の教育って重要じゃないですか!!

どうしたらいいの?

ということで、

今回は、「お金」について、考えてみました。

 

お金に対するビリーフ(信念)

信念・価値観・思い込みは

幼少のころにつくられます。

 

お金に対するビリーフ(信念)

についてもそうです。

 

幼少期に、

お金 に対する考え方が

形成されてしまうのです!!

 

 

自分のことを考えてみてください。

 

子供のころ、

親はお金について

何と言っていましたか?

 

 

家は貧乏なんだから・・・

家にはお金がないから買えないのよ。。

無駄遣いはいけません!

将来のために貯金しておきなさい。

 

 

そんなセリフが毎日毎日

聞こえてきて

「自分は裕福ではないんだ」

「お金は好きなことに使ってはいけない」

「お金は蓄えておくもの」

といったビリーフが

頭の中にインストールされるわけです。

 

 

 

そして、

将来、

コツコツ蓄えたお金で

大学へ行ったり、

車を買ったりと

好きなことに使えればバンザイですね。

 

 

でも、

子供時代の「あなた」はどうなんでしょう?

 

 

好きなことができない、

好きなものが手に入らない、

と、

いつも我慢ばかりになってしまいます。

 

 

子供はすぐに飽きるから・・・

確かにそうです。

 

でも、大人って飽きないんでしょうかね(笑)

 

 

大人だって、

英会話スクールに多額のお金を払って

結局1か月で脱落・・・

とか、

ダイエットに多額のお金を払って

3週間でリバウンド

とかありませんか?(笑)

 

 

 

子供は自分でお金を稼いでいないから

大人はホイホイと

お金をあげたくないのでしょうかね。

 

私がそう思っていました(笑)

 

 

おこずかいをバンバン与えたり

好きなものをガンガン買ってあげると

お金は空から降ってくるものだ

と思われるかもしれない、

 

ろくな大人にならない

(俗にいうお坊ちゃまタイプになってしまう)

 

という、よくわからない幻想が

私にはあったんです。

 

 

なぜなら、

幼少のころからの

「お金は苦労して手に入れるものだ」

「汗水流して稼ぐものだ」

という教えがあったからです。

 

私のお金に対するビリーフ

私の父は、長男だったので、

中学高校のころから

兄弟を養うために多数のアルバイトをして

いたようでした。

 

苦労して、お金を稼いでいたんですね。

 

 

だから、私も

高校、大学時代には

旅行や留学費用を稼ぐために

アルバイトしまくっていました。

 

 

 

朝から晩まで、

バイトを2つ掛け持ちして

働いていたこともありました。

 

 

 

つい最近まで、

サラリーマンとしてコツコツ働いて

お金を稼ぐことが

当たり前だと思っていました。

 

 

 

 

しかし、

ネット社会のおかげで

世界は劇的に変わっていますよね。

 

 

 

これからはAIの時代、

これまでのように時間を売って

お金を稼ぐ時代ではなくなるんです。

 

 

私も、

いろいろありまして・・

詳しくはプロフィールご参照(^^)

 

今まで自分の人生の時間を売って

現金を稼いでいたことに気づきました。

 

 

お金だけでなく、

時間が大切だったんです。

 

 

 

ということで

お金に対する考えが変わりました。

 

それが私の現状です。

 

 

子供に対するお金の教育って?

 

さて、

子供に対するお金の教育

 

に話を戻しますね。(笑)

 

 

私は自分の息子で実験しているんです。

 

実験というと聞こえが悪いですが、

自分の今のお金に対する考え方を

息子に投入しているんです。

 

 

今、小学生ですので、

決まったお小遣いを息子に与えてはいません。

 

 

息子にとっての収入は、

「おとしだま」です。

 

 

今年、

親戚の方々からもらったお年玉の総額は、

2万円くらいでした。

 

 

それを、貯金箱に入れて

本人が管理しています。

 

 

欲しいものがあるたびに、

「これ買って~」

 

と言うので、

「自分のお年玉で買えば?」

と答えていました。

 

 

基本的に、

自分のお年玉は

自分の好きなものに使っていました。

 

 

 

そして、ある時

ベイブレードにハマりました。

 

ベイブレードって高いんですね!

びっくりしました。

1個1000円くらいするんです。

 

それを何個も購入し、

お年玉はみごとに無くなりました(笑)

 

 

私は、

使いすぎたことを後悔するものかと

思っていたのですが、

 

全くその兆しはありません。

 

「お年玉なくなっちゃった~」

「早くお正月にならないかな~」

とのんきな発言をするだけでした(笑)

 

 

 

しかも、

その後、欲しいものと出会った時

いつものように

「買って~」

「お年玉で買えば?」

のやり取りの後、

「お年玉なくなっちゃった~」

 

で終わるんです。

 

決して

「なくなっちゃったからお金ちょうだい」

とは言いません。

 

 

代わりに何を言いだしたかというと

肩をたたいてあげるから10円ちょーだい、

とアルバイトを提案してきました。

時間は5分間。

 

 

 

その他も家事のお手伝いをして

10円の給料をGETしています(笑)

 

子供ってなんてたくましいんでしょう!

 

 

稼いだお金を大事に

貯金箱に入れて毎日眺めています。

 

 

息子にとって、今の経験が

お金に対するどのようなビリーフを作るのかは

わかりません。

 

 

ただ、

自分の好きなことに、

自分の責任で使う、

という体験はできていると思います。

 

 

お金を自分で管理する、

という経験がどう将来に影響するか

今後が楽しみです(^o^)

 

 

 

加えて、

「お金がない」とか

「家は貧乏」

という発言も

私の口からはしないように意識しています。

 

 

それにしても、

どうして昭和の大人たちは

「家は貧乏」

って言っていたのでしょうね?

 

いろいろな方の話を聴くと

結構多いんですよ。

親が 「家は貧乏」 と

よく言っていたというエピソードが。

 

 

本当にそれを信じて

言いたいことも言えず

やりたいこともできなかった人たちが

たくさんいるんです。

 

 

こどもの可能性を

奪ってしまってるのではないかな

と思います。

 

 

だから、

息子には自分のようには

なってもらいたくないなー

と思って

お金を本人に管理させたり

「家は貧乏」とは言わないようにしているんです。

 

息子にお金についての考えを聞くと・・

 

それでは、当の本人は

どのような考え方なのか気になりますよね。

 

さっそく、

子供にお金についての考えを聞いてみました。

「お金は命」

「お金は好き!」

「お金があると好きなものを買えるから嬉しい」

とのこと。

 

「お金持ちになりたい!」

とも言っていました。

 

そこで、

「どうやったらお金持ちになれると思う」

という質問をしてみると・・・

 

「いっしょうけんめい働く」

とのこと。

 

なるほど・・

私が毎日朝から夜まで会社へ行く姿を

見てきたからなのでしょうか。

 

 

会社につとめて働いてお金を稼ぐもの

という考えを持っているようです。

 

 

しかし、

よくよく聞くと、

 

「働く」 の中には、

行動する、

勉強する、

一生懸命頑張る、

という意味も含まれているようでした。

 

 

なるほどー

私は自分の思い込みで

「働く」

という意味をとらえていました(反省)

 

息子のほうが視野が広いではないか!!

脱帽(>_<)

 

まとめ

子供はあれ買ってこれ買ってと言うので

お金がない

と言ってしまいがちです。

 

同時に、

お金がない という言葉は

自分に対する暗示にもなってしまっています。

 

 

だから、不安感、不足感に囲まれて

いつまでも満たされた感覚を持つことができないんです。

 

 

お金が無いわけではないんです。

あるんです!

 

あるからバンバン使おう!

と言っているのではなく、

 

あるお金で

何をしようかな~

と考えることを楽しんだり、

お金を楽しく使えるようになることを

意識するんです。

 

そうすると、わくわくしませんか?

その、わくわくエネルギーは

必ず子供にも伝わります!