充実した人生を送る秘訣は・・宇宙人になること!

2018年6月3日 1 投稿者: JUNJUN

先日、地域おこし協力隊の活動地をめぐる
という企画に参加させていただきました。

名前も知らなかった町との出会い、
そこで活動する方々との出会い、

盛りだくさんで最高の旅でした!

地域おこし協力隊って?という方は
こちらをご参照ください
地域おこし協力隊HP

宇宙人との出会い(笑)

小さな田舎町で活動する方々と
お話をさせていただいて

感じたことがあります。

それは、

この人たちは、宇宙人だ!!

ということです。

そもそも、安定した職業を手放して
任期が3年という条件で

日本の小さな田舎町で活動する人たちですから
普通ではないでしょう(笑)

だから、そんな人を私は宇宙人と呼んでいます。
(もちろんいい意味です!)

隊員とそのご家族を含めて
10人以上の方々と会い、

彼らは4つの共通点を持つ宇宙人だったことに

気づきました。

その4つとは

「安定」を求めていない。

「執着」がない。

「変化」を恐れない。

「流れ」に身を任せている。

です。

「安定」を求めていない。

話の中に「安定」という言葉が全く出てきませんでした。

つまり、サラリーマン思考を完全に手放している、

ということです。

自分を信じ、自分の心の声に耳を傾けています。

それが彼らにとっての常識なんです。

そもそも、安定ってなんでしょうか。

簡単に言うと、

将来の保証ということです。

死ぬまで何がしかの収入がある。

死ぬまで住むところがある。

死ぬまで生きていける(笑)。

安心した未来を手に入れる

ということです。

多くの人は、「安定」を求めて

定職につこうという思考になります。

楽しい楽しくない、という基準ではなく、

安心、安全、を大切にしているということです。

もちろん、それが自分にとって幸せな選択なら

それでもかまいません。

でも、話の中にも出てきました。

震災がきっかけで・・・

という言葉。

これをやってれば安心だ!

と思って、一生懸命働いていたとしても

その安心が崩れる可能性があるのです。

未来のことは、わからないんです。

「今、この瞬間」を楽しむことの大切さ

を痛感すると、

「安定」を求めなくなるんです。

「執着」がない。

手放すことが上手なんです。

都会でバリバリ仕事をして、成功していたにもかかわらず

あっさり手放して、田舎に来る・・なんて

勇気がいることだと思いませんか?

いいや、全く彼らには勇気なんて必要ありません。

「タイミング」とか、

「面白いか、そうでないか」という

感覚で選択しているんです。

手放すって、本当に怖いですよね。

転職、離婚を考えたことがあるとしても

したことがない、

という人は多いです。

(私はいずれもしたことありますが 笑)

断捨離という言葉が流行りましたが、

私たち日本人には

「もったいない精神」が強く根付いています。

だから、何でも

「手放すこと」に罪悪感を感じるんです。

抱え込むことによって

エネルギーが滞って

重くなってしまうんですけどね・・・

ここで思い出すのが

「方丈記」 鴨長明著 です。

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。

よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。

世の中にある人とすみかと、またかくの如し。

本来、自然というものは、

絶えず流れているものなんです。

だから、

流れを作るために、手放すことが必要なんです。

断捨離が流行った理由は、

手放すことで部屋も心もスッキリして、

空いたスペースに幸せが流れ込んできたから

なんですよ!

「変化」を恐れない。

状況が変わったとしても、それを受け入れることが当たり前

という価値観を持っているんです。

へんな「こだわり」がない、と言ってもいいかもしれません。

始めはこうするつもりだったけど、

ちがう話になったから、

別のことをやってみようかなー

みたいな。

「こんなはずじゃなかったのに!!」

という言葉が全くありませんでした。

私たちは変化を恐れています。

なぜかというと

安定を求めているからです。

変化ってエネルギーがいるんです。

車で言うと、

ブレーキをかけて一度止まり、

ギア1速からスタートするときの消費エネルギーと

ずーっと4速で走り続けている時の消費エネルギーって

全く違います。

自転車だとよりわかりやすいです。

せっかくスピードにのって、ふふふん~♪

とラクにペダルをこいでいたのに

赤信号で止まらなくてはいけなくて、

またペダルをこぎ始めるのって大変ですよね。

変化はめんどくさいんです。

でも、先の方丈記のように、

自然はそもそも流れている=変化していることが

前提と考えたら

変化するのが当たり前

という価値観を持っていたとしたら・・・

変化を楽しめるようになると思いませんか?

春から夏、夏から秋と季節が変わるのを

楽しむように。。。

「流れ」に身を任せている。

面白い!楽しい!ってだけで

決めているんです。

「こだわり」がないから、

やってみよう!ってすぐに行動に移しているんです。

「できない理由を探す」のではなく、

「やる方法を探す」

という言葉がハマる感じです。

流れに身を任せるコツは、

何をやるか、という行動よりも

何が楽しいか、という気持ちを大切にすること。

「社長」という肩書よりも

経営が楽しいか、

営業が楽しいか、

接客が楽しいか、

という仕事内容を大切にする、

というイメージです。

そして、選択肢は

「やる」しかないんです。

だって、川の水は流れちゃってるから(笑)

流れを止めることにエネルギーをかけるのではなく、

ゆらゆらと流れに乗ることにエネルギーを注ぐわけです。

そのほうが、ずっとラクだと思いませんか?

まとめると、宇宙人は、

人生のサイクルを上手にぐるぐる回っている

ということです。

タネから、芽が出て、成長して、葉が生い茂って、枯れ落ちて、

また春が来て新しい芽が出て・・・

とうサイクルを、自然に回っているんです。

だから、自然の流れに逆らいません。

だって、葉が枯れ落ちたとしても、

また春が来て芽が出ることを知っているし

芽が出たとしても、やがて枯れ落ちることも知っています。

私たちの多くは、

「安定」することにがんじがらめになって

枯れた葉を落そうとせず、

必死に抱え込んでもがいています。

それでは、疲れちゃいますよね。。。

そのような人生でハッピーでしょうか。。

うまくいってる人は・・・

今回は、地域おこし協力隊のなかでも
「うまくいっている人」にお会いしました。

だから、全ての人があてはまるかどうかはわかりません。

ただ、うまくいっている人って

自分がうまくいっているとは思っていません。

宇宙人だから、それが普通なんです(笑)

だから、ヘンにぎらぎらしていません。

一本のしっかりした芯が真ん中にあって

温かくて、かるくて、ふわっとした

エネルギーに囲まれている感じです。

(体感覚の表現でスミマセン 笑)

宇宙人とは

宇宙人って、よくわからない~

という場合は、

こどもをみればよくわかります。

こどもは皆、宇宙人です。

あとさき、周囲のことを考えず

自分の思うがままに行動しています。

自分に素直です。

好き、たのしい、という気持ちだけで

生きています。

自由です。

こどもっていいなぁ~

うらやましいなぁ~

って思っちゃいます。

でも、実は・・

私たちは、誰もがみな、こどもを経験していますよね。

おぎゃーと生まれて

いきなり大人になった人なんていません。

つ・ま・り

私たちは皆、宇宙人なんです。

大人社会にうもれて

宇宙人であることを

忘れてしまっているだけ。

私には無理ぃ~

宇宙人になんてなれない~

というのは、なりたくないだけです。

なりたくないのであれば、

ならなくていいんです。

ただ、

もし少しでも

ラクに生きたい、

充実した人生を生きたい、

自分らしく生きたい

と思っているのであれば、

あなたの中の宇宙人を思い出すだけで

手に入れることができます!

すーっと深呼吸をして、

体のどこかに隠れている宇宙人を

探してみましょう!

おーい、出てきて~って(^o^)