本田圭佑選手から学ぶ人生哲学「諦めなければ、何らかの成果は出る」
2018年7月5日ワールドカップ・ロシア大会
決勝トーナメント
ベルギー対日本戦(3-2)
感動的でしたね!
多くの人に夢を見させてくれた
大きな意味がある試合でした。
本田選手の試合後のインタビューが
それを物語っています。
「いろんなことを僕は、発言するタイプではあるんですけど、
一番自分が示したかったのは行動。
それは、今回のワールドカップで結果を出すことだと思っていたんで。
全く期待されていなかったところから、いくつかの行動を起こしたことで、
少しでも、日本のサッカーファンのみなさんに、
諦めなければ少し物事を好転させることが、どんな状況でもあり得るんだ
というようなところは示せたんではないかと」
「これは自分の人生の哲学でもありますので、
言ったことを、口に出したことを、とにかくやる。
確かに結果が自分の思い描いた結果ではないんですけど、
それでも何らかの成果は出る。
その何らかの成果は示せたのではないかなと思っています」
全く期待されていなかったところから、いくつかの行動を起こした
世間の目、を気にせず
自分を信じ、突き進むということが大事である、
ということです。
もちろんサッカーだけでなく、人生にも言えることですね。
周りの目を気にしないで、
自分の気持ち、直感に従って行動すれば
望ましい状態が手に入る、ということです。
諦めなければ少し物事を好転させることが、どんな状況でもあり得る
確かに結果が自分の思い描いた結果ではないんですけど、それでも何らかの成果は出る。
これは、
あきらめず努力し続けることで結果がついてくる。
何がしかの形で願い叶う。
夢は実現する。
ということです。
でも、
負けちゃったんだし、
思い通りの結果は出てないんじゃないの?
それって成果なの?
と思いますよね。
確かに
本田選手の個人的な夢である
「ワールドカップ優勝」
は叶えられませんでした。
「ワールドカップ優勝」
を手に入れたら
本当にすごいですよね!
(私的意見ですが)
しかし、多くの日本人は、
優勝までは届かない、
そこまでのレベルに達していない
と思っていたでしょう。
体が大きく、身体能力の高い諸国のチームに対して
日本人は肉体的に不利です。
だから・・・
「ワールドカップ優勝」は
ちょっとイメージできない、イメージしにくい
のではないでしょうか。
それが、「差」なんです。
私たち日本人は、
コロンビア戦、セネガル戦でいい試合を見せてくれたから
イケるかも!
という気持ちになったと思います。
でも、他の強豪国は
初めから優勝する!
と思っているんです。
選手も、サポーターも。
それだけ、周りからもらうエネルギーって大きいんです。
今回のワールドカップでようやく、
日本の選手たちも、日本国民も
日本はイケるかもしれない!
という体験をすることができました。
本田選手はこのように語っていますね。
「きょう日本が2点取ったことに象徴されているように、
日本人がどういう風にスピードや身体が強い相手と戦っていくのか、
それをうまく次に活かせるワールドカップにはなったんじゃないかと思っています」
ワールドカップレベルになると、
マインドの影響力は、選手だけのものではないんですね。
サポーターたちのエネルギーレベルにも関わるんです。
それが、
何があるかわからない、
ワールドカップは怖い、
と言われるゆえんです。
ただ、
今回のワールドカップでは、
日本チームが
あきらめず自分たちの力を信じ
努力したから結果がついてきたわけです。
それは事実です。
ベルギー戦で負けはしましたが、
それに対して「最悪だった」という人はいません。
ここでの負け(失敗)が、
次への学びになって
さらにレベルアップした
日本代表チームになっていくのではないでしょうか。
これが「ワールドカップ優勝」への道です。
そして、
夢へ向かって着実に進んでいるということが
今回のワールドカップで分かったんです。
これが「成果」です。
「本田から学ぶ人生哲学」
自分の信念を貫いて行動する。
あきらめず努力し続けることで結果がついてくる。
何がしかの形で願い叶う。夢は実現する。
サムライブルーの日本代表のみなさま、
素晴らしい試合を通して、
私たちに希望を与えてくれてありがとうございました!