常識ってなんだろう

2018年4月24日 0 投稿者: JUNJUN

先日、静岡県に行きました。

ホームで電車を待っていると、
電車のドア位置の線を気にする人と出会いました。
2度も。(違う人です 笑)

1度目は、

私とその人は、ホームの狭いところで待っていました。

私は狭かったので、ドア位置の線の前ではなく、
線と線の間、で待っていました。

つまり、電車が来たら車両の前か後ろかの空いている方のドアから
乗り込めるように、中間くらいで立っていたんです。

すると、
「並ぶのはここよ」
とドア位置の待ちラインを示されました。

 

私は、「ありがとうございます」といってラインに近づきました。

 

2度目は、その翌日。

私は、ドア位置の待ちラインで待っていたのですが、
子供がウロウロするのでラインから少し外れていました。

すると、
後から来た方が自分たちの前に入るカタチになり、
「すいませんね、そちらが先ね」と
言われたんです。

 

私は、「いえいえ、どうぞ」といって譲りました。

 

両日とも、
それほど混んでいる時間でもないし、
ラインは全く気にしていませんでした。

 

東京では、

ラインの前に並んでいる人は
電車のドアが開いたと同時に乗り込む権利がある人、

ラインの前にいない人は
空いているドアから乗れればいい人、

という感じです。

 

つまり、ラインの前にいなくても気にしません。

 

ですが、2度もラインを気にされる出来事が続くと
県民性なのかなぁ
なんて思いました。

きっちりと並ぶのが常識 という県民性。

 

 

面白いことに、それが大阪では
ドアの前でぐちゃぐちゃっとしてて、
電車が来たらどどーつと乗り込む(笑)
という県民(府民)性。

 

 

これらの小さい違いって
各地域の小さい常識のこと。

地域の数だけ常識があるということ。

 

そう考えると、人によっていろいろな常識があるのも
うなづけます。

 

「この人はどんな常識を持ってるんだろう」

って思うだけで楽しくります。
そして、気持ちに余裕ができます。

 

世の中いろんな人がいるから、
いろんな常識を知るだけで

器が大きくなります。

こんな考えもあるんだー、とか
こういうやり方をしているんだー、とか。

 

そうすると、
どうしてこのように考えるようになったんだろう、

という疑問がおこり、

どのように育ってきたんだろう、とか
どんな環境で生きてきたんだろう、とか
その人の生い立ちまで見えてくる可能性があるんです。

おもしろーい(^o^)

 

そう考えると、

常識って
その人の背負ってきた歴史みたいなもの
なのかもしれませんね。