ツァラトゥストラが言いたかったこと

前回の記事でご紹介した

哲学者ニーチェの本

ツァラトゥストラの本を

遂に読んでみました!!

 

 

ザックリいうと、この本が伝えていることは

「私たちはどうやって生きていけばよいのか」

ということです。

 

「君たちはどう生きるか」

という本が大ベストセラーになりましたが、

ニーチェは1908年には
すでに同じことを考えていたんですね(笑)

そういう意味では、哲学って学ぶと面白い~と感じました。

 

読んだ本をご紹介

 

私が読んだ本は、

「ツァラトゥストラ ニーチェ (NHK出版・西研著)」

「ツァラトゥストラはこう言った 上・下(岩波文庫)」

「ツァラトゥストラ (中公文庫)」

です。

 

西研先生の本は、ニーチェの生い立ちなどが解説してある本で、
ツァラトゥストラが何を伝えたいのかもわかりやすく
説明してあります。

始めにこの本を読んでから
ニーチェ著のツァラトゥストラを読むと
わかりやすいです。

 

ツァラトゥストラのテーマ

 

テーマは、「超人」と「永遠回帰」です。

キリスト教の考えに疑問を持ったニーチェは、
「神は死んだ」という表現で
キリスト教を否定しました。

そして、神にとっての善悪に従うのではなく、
自分にとっての良い悪いに従え!
と伝えているのです。

 

ニーチェのキーワードである
「ルサンチマン」(妬み、うらみ、そねみ)の感情は、

無力感につながり

喜びが感じられなくなり

自分が人生の主役でなくなってしまいます。

 

それが人に『神』という存在を必要とさせている、
つまり『神』を生み出していると
ニーチェは考えたんです。

だから、神は死んだ!と言うことで、

「人生の主役は自分なんだぞ!」

と言いたかったんですね。

 

これを「価値転換」と表現しています。

超人とは

 

山に篭っていたツァラトゥストラは、
ある日山から降りてきます。

それは民衆に、
「超人」を教えるためです。

 

超人とは、

高揚感と創造性の化身です。

ルサンチマンを持たず、

自分の人生を自分でつくる人。

自分のワクワクを生きている人。

自分を肯定している人。

のことです。

 

子どもの頃のマインドと一緒ですね。

ツァラトゥストラは、
「幼子」と表現しています。

 

神が喜ぶ生き方をするのではなく、

自分自身が喜ぶ生き方をするべきなのだ!

とツァラトゥストラは言っているのです。

 

「好きなことをして生きる」をテーマ
にした本が売れている、

まさに今の時代に
求められている考え方ですね。

 

 

永遠回帰とは

 

超人になるためには、
永遠回帰を受け入れなければならない、

とツァラトゥストラは言っています。

 

永遠回帰とは、

人生は同じサイクルをぐるぐる回っている

という考え方です。

 

人生楽ありゃ苦もあるさ〜♪

と同じですね。(古い 笑)

 

人生のサイクル、は

こちら←の記事でもご紹介していますが、

 

ツァラトゥストラは

苦しみは去っても、また同じ苦しみがやってくる

という言い方をしています。

 

苦しみを乗り越えても、必ず再び苦しみがやってくる、

そんな人生に耐えられるか?

と問いているのです。

 

どうせ苦しみがまたやってくるなら
耐えるのは無駄じゃないか!

と思いがちですよね。

耐えがい、がありません。

 

だから、簡単にこの
永遠回帰の考え方を受け入れることは
できないんです。

 

しかし、

「悦び」にフォーカスすると
考えが変わります。

10のうち9が苦しみだったとしても、

たった1つの悦びが生きるエネルギーを
与えてくれるのです。

それに気づいたとき、
永遠回帰の考えを受け入れることができるんですね。

ツァラトゥストラは、
旅の中で様々な人と出会い、
自分に問いかける中で、

この答えを導き出すのです。

 

愛せない場合は通り過ぎよ

さて、
この本に導いてくれた

「愛することができないときは、通り過ぎよ」

は、どこで登場したのでしょう?

 

それは、第3章の「通過」というお話
の中で出てきました。

ある日、ツァラトゥストラは
大都会の入り口で狂人と出会いました。

狂人はツァラトゥストラの知恵を勝手に
利用している人でした。

そしてツァラトゥストラに、
大都会へ入ってくるな!と言います。

大都会は泥沼のような環境で
そこにいる人たちも泥沼の血が流れている
そんな町でした。

ツァラトゥストラは、彼に悪態をついてくる
狂人や、大都会を改善することはできない、

と判断し、大都会を通り過ぎる
という話から来ています。

神のために奉仕することを目的として生きている
人ばかりの大都会で、

ルサンチマンの塊である狂人と出会い、

ツァラトゥストラはこの町や狂人を
愛することができない、と感じたんですね。

 

ということで、

「愛せない場合は通り過ぎよ」は

ツァラトゥストラの物語の中でたくさんある
出会いの中の一つのエピソードでした。

 

まとめ

 

さて、簡単にツァラトゥストラをまとめてみましたが
いかがでしたか?

読んでみて、ツァラトゥストラの本は、
深くて面白かったです。

読めば読むほど
この本に導かれたのには意味がある
と感じました。

問題を抱えたり、悩んだり、苦しんでいるときは
特に、

何かに頼りたくなるし、すがりたくなります。

日本の地方の農民がキリスト教を信仰したのは
厳しい年貢に農民が苦しめられていた時代だった
ということを聞きました。

神という何かを信じるのは悪いことではないと
思うのですが、

私自身は、「神」は自分の中にいる
と思っています。

だから、
自分に問いかけ、
自分の声に耳を傾ける、

ということが大事なのです。

「人生の主役は自分なんだぞ!」

です!

 

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