子供に期待するのは親ごころだけど

2018年4月21日 0 投稿者: JUNJUN

子供に期待をする
愛するがゆえに期待しすぎてしまう。

こうなってほしい、
ああなってほしい、って。

だから
あなたのためを思って・・・

なんて発言が出てしまう。

コントロールしようとしてしまうんですね。

でも相手は人間です。

どう感じるか、どう思うかは相手次第。
どうしたいのか、は相手次第なのです。

誰かに感謝されるために
何かをする。

それは素晴らしいことです。

ただ、相手が何を求めているのかが
分かった状態で
何かをするのが大事。

あなたによかれと思ってやったのに・・・

ということになってしまいます。

それって押しつけです。

たまたま自分がやったことが
誰かの役に立った、感謝された

ということも素晴らしいです。

でも、自分がやりたかったから
やったんですよね。
自分のための行動でもあるわけです。

自分のために生きることが

人のためにつながっていることが

理想です。

消防士さんや警察官は
住民の命を守るため(人のため)
に働いてくれています。

そして、それは
住民から感謝される、
誇りを持てる仕事です。

住民から感謝されることで

自分は生きている意味が感じられるのです。

感謝されるということが前提になっています。

(現実は感謝されないことも多いでしょうが)

一方、過保護の親の場合、

子供を守るために、育てるために世話をしています。

子供からも感謝される存在です。

子供から感謝されることで
生きている意味が感じられるのです。

本来は。

でも、
子供を守るために、育てるために世話をしています。

というところが・・・

子供を自分の思った通りに育てるために
に変わっちゃってるんです。

思った通りというのは

自分が思う幸せ

です。

言い換えると
自分が幸せだと思っている幸せ。

つまり、きちんと学校に行って勉強して
就職して
結婚して
という安定した人生が幸せだと思っている、ということ。

だから、
ゲームばかりしている子供を叱ったり
漫画ばかり読んでいる子供を怒鳴りつけたり
寝てばかりいる子供にイライラしたり

するわけです。

 

では、どうしたらいいのか、というと

 

自分が子供のころどうだったか、を思い出します。

 

そうすると、ゲーム、スマホではなかったとしても、

好きなアイドルの雑誌ばかり読んでいる、

漫画ばっかり読んでいる、

テレビばかり見ている、

 

ピアノばかり弾いている

野球ばかりしている

 

などなど、自分の好きなことに没頭してませんでしたか?

勉強しないで。

(きちんと勉強してた方もいると思いますが・・汗)

 

その頃の気持ちを思い出し、

ゲーム、楽しいんだよねー って共感するんです。

 

そして、今の気持ちを伝えるんです。

でも、勉強も楽しいよー

知らないことがどんどんわかるようになるんだよー

 

って。

 

そして、ふたりでどうしようか考えてみましょう。