少年の心を思い出す映画「ブリグズビーベア」

2019年1月27日 0 投稿者: JUNJUN

ほっこりする映画

ブリグズビーベア

をご紹介します。

あらすじ

外界から遮断された小さなシェルターで、両親と3人だけで暮らす青年ジェームス。テレビ番組「ブリグズビー・ベア」が、たった一人の友達であり、生きがいだった。25歳の時、突然現れた警察が、ジェームスを連れ去り、両親は逮捕されてしまう。「あなたが一緒に住んでいた男女は、25年前にあなたを誘拐したのです」…!?突如、外の世界で‟本当の家族”とともに暮らすことになったジェームス。偽の両親によって作られた「ブリグズビ―・ベア」から得た知識で育った彼の「常識」が、周囲の人間を騒動に巻き込んでいく…。

このお話は、

赤ちゃんのころに子供のいない夫婦に誘拐されて

25年間地下の家で生活していた主人公ジェームスの物語です。

誘拐されたものの、犯人の夫婦からジェームスはとても愛されて育ちました。

しかし、ジェームスはシェルターからほとんど外へ出たことがなく、

両親(犯人の夫婦)以外は誰にもあったことがないし、情報もありません。

毎週届く、「ブリグズビーベア」という教育ビデオだけが彼にとっての情報であり、外の世界でした。

悪い言い方だと、「ブリグズビーベア」という教育ビデオに洗脳されていたわけですね(笑)

そんなある日、

警察が犯人夫婦を逮捕し、

ジェームスは本当の両親の元で暮らすことになります。


25年ぶりに帰ってきたジェームスに

両親は大喜びです。


ジェームスとコミュニケーションを取りたいと思う両親は

彼を旅行に連れて行こうとしたり、一緒にスポーツをしようとしたり

いわゆる「一般的な」余暇の時間を共有しようと試みます。


しかし、「ブリグズビーベア」という教育ビデオしかしらないジェームスにとっては、「一般的な」余暇の時間には全く興味がありません。


ジェームスの頭の中は

「ブリグズビーベア」でいっぱいなのです。

25歳にもなって、幼児用教育ビデオに夢中になっているジェームスに対し、両親はなんとかブリグズビーベアを忘れさせようとします。


それとは対照的に、ブリグズビーベアへの思いを熱く語るジェームスに共感し、応援しようとする仲間ができます。


そんな人たちに囲まれて、ジェームスはどうなるのか?


というお話です。


純粋で夢中を追う子ども。

もっと現実的になりなさい!と常識的に子供を育てたい親。


この関係はよくある関係ですよね。


そこで近くに応援する人がいるかいないか

が大きく道を分ける、とも言えます。


同時に、好きなことへの熱意というのも大事。

「誰がなんと言おうと!」という気持ちも

大きく道を分けるんです。



なぜならば、人は熱意を持って物事に取り組んでいる人に惹かれるからです。


この映画は、少年のような心である「夢中」「熱い想い」を思い出させてくれるものです。


あなたが子どもの頃、大好きだったことは何ですか?

何に夢中になっていましたか?

ワクワクしていたことは何ですか?


思い出してみてください。

思い出すだけでも、幸せになります。


ワクワクって、それだけのパワーがあるんです。


例えば、

道端で1万円を拾ったとします。

そんな日って、

「何か良いことあったの?」と人に聞かれるくらい

ゴキゲンではありませんか。


恋人ができたら、

「キレイになったね」とか

「カッコ良くなったね」と言われませんか。


そんな時って、人に優しくなったり親切になったり、許せるようになったりしませんか。

些細なことでイライラしませんよね。


ワクワクって、

自分自身だけでなく、周囲に影響します。


あなたがゴキゲンでいるだけで、周囲も幸せになるのです。



日常生活に、ワクワクが一つあるだけで、

人生が豊かになります。


週末だけ、ではダメです(笑)

毎日の生活に取り入れる必要があります。



ワクワクとは、

あなたが好きなこと、夢中になること、没頭すること、です。


子どもの頃って、飽きずに何度も同じ本を読んだり、同じものを眺めたり、同じことをし続けませんでしたか。

それと同じです。

例えば、

楽器演奏がワクワクだとします。
毎日楽器を演奏できなくても、毎日触れることができるでしょう。

釣りがワクワクだとします。
毎日釣りができなくても、毎日釣り雑誌を眺めることはできるでしょう。


そうすると、子どもの頃の心が蘇ってきます。


日常にワクワクを取り入れることで、

自分自身にどんな変化をもたらすか、

周囲にどんな変化をもたらすか、

ぜひ、実験してみてくださいね。