大坂なおみ選手から学ぶ「メンタルの成長 3歳から5歳へ」
全豪オープン女子シングルスで優勝した大阪なおみ選手。勝利の大きな要因の一つがメンタルの成長と言われていましたね。 彼女の発言にいくつかのキーワードがあったので、ピックアップしてみました。 インナーピース インナーピース、直訳すると「内側の平和」。 つまり、心が穏やかな時に、いいプレーができるということです。 インナーピースは、「ワクワク感」とも言えます。 ワクワクって、「ヤッホー!」といったエネルギッシュになっている状態をさすと思っている方も多いですよね。 でも、それだけではありません。 穏やかな、平安の状態のことも指してるんです。 よく、リラックスしているときに集中力がアップすると言われますよね。それと同じです。 マラソンの「ゾーン」や、 瞑想しているときにも似てるかもしれませんね。 感情の起伏がなく、平らな状態です。 音もない、誰もいない、何もない、真っ平らの地の上に立っている感覚です。 どうしたら、いつでもどこでも インナーピース状態を作り出すことができるかというと、 それは訓練です!(笑) 呼吸法とか、 瞑想とか、 意識してリラックスを味わうことです。 これかなー、こんな感じかなーって、色々試してみて、楽しむことから始めましょう! 感情のコントロール 感情のコントロールとは、 感情にフタをするのではなく、 捉え方を変えるということです。 例えば、いいサーブが打てなかったとき、 「ちくしょー」 という怒りの感情が出てきます。 それが、 「なんでうまくできないんだ?」という自分への不信感に変わり、 「次うまくできなかったら・・」という恐怖に変わります。 これが負のスパイラルの場合。 でも、大坂選手は、 いいサーブが打てなくても 「ここを改善すれば大丈夫だ」 「たまたま入らなかっただけだ」と言ったような ポジティブな解釈をしたのです。 「サーブが入らなかった」 というのは現実、出来事です。 その、現実、出来事に対して どう反応するのかは、 あなた次第だ、ということです。 それを ポジティブに捉えるか ネガティブに捉えるのかは自由です。 あなたは人生を豊かにするために、どちらを選択しますか? ということなのです。 しかし、 感情って無意識の反応です。 だから 初めは、意識して変換していく必要があります。 先ほどのサーブの場合だと、 一瞬「ちくしょー」と思ったとしても、 深呼吸して、「大丈夫」「大丈夫」と何度も唱えるなどの訓練が必要なのです。 そうすると、感情をコントロールすることができるようになります。 それを繰り返すと、無意識に感情をポジティブな方向へ持っていくことができるようになります。 感情がポジティブになると、「ポジティブ人間」になれるわけですね! 3歳から4歳、5歳へ(笑) 全豪オープン大会前、大坂選手は、自分のメンタルは3歳児といっていました。 それが、準決勝で勝利して4歳、決勝で勝利して5歳に成長していったそうです(笑) こどもの成長は、1日単位です。昨日できなかったことが今日できた!なんてことばかり。 だから、3歳から4歳へ、4歳から5歳への成長とは、大人の10年分くらいの違いといっても大げさではありません! また、ここがポイントなのですが、こどものメンタルを維持しているということ。 つまり、子どもの心を持ち続けているということです。 ただ、テニスが楽しい。 ただ、テニスが好きだ。 ただ、勝ちたい。 とってもシンプルなのですが、 この、素直な気持ちが一番大事なんです。 ... Read More | Share it now!