自信には根拠が必要なのでしょうか?

日本人は自己肯定感が低いと言われています。

なぜなのでしょうか。

 

「おもてなし文化」ともつながりますが、

日本は、「カンペキ」であることが「良し」

であるという価値観を

持っています。

 

要するに、きちんとしているんです。

 

私がアフリカにいた頃のことです。

食事をした後、
使用済みの紙ナプキンを畳んだり
食べた後のお皿を重ねたり
ナイフやフォークを皿の上にまとめたりと

整理しました。

それを見ていた隣の席の人が
驚いてこう言ったんです。

キレイだ!すばらしい!
さすが日本人だね~

って。

 

洗濯物を畳んだり、
本棚に本を並べたり、
布団を畳んで押し入れにしまったりと、

私たち日本人がふつーにやっていることって、

外国人からすると、

とても「きっちりしている」ことなんです。

 

外国の場合は、
「仕事として担当する人」ができればいいので、

全員ができる必要があるとは思われていないんですね。

 

教育でもそうです。

公立の大学受験では
5科目平均して一定の水準を超えないと合格しません。

数学だけズバ抜けていても評価されにくいしくみです。

 

そんな教育のシステムに習って
大人たちは

 

できないことばかりを
指摘するようになっていきます。

 

数学は勉強しなくていいから
苦手な国語を克服しなさい!って感じです。

 

 

だから、子供たちは、

大人から、承認される体験をしないんです。

少し誉められたとしても
自分でそれを認めることができなくなります。

根拠のない自己肯定です。

だから、自信をもって

「自分に自信がない」

という人が多いんです。

 

 

一方、

自分に自信がある人って

根拠なく、自信を持っています。

 

・一生懸命練習した

・たくさん失敗や成功の体験した

・たくさん勉強した

などの根拠がある、

と思うかもしれません

 

でも、

練習する前から
体験する前から
勉強する前から、

自信があるんです。

 

だから、たくさん努力できるんです。

 

それでは、

なぜ自信が持てるのでしょうか。

 

自分の価値を認められた経験を
幼少期にしているからです。

 

例えば

東大合格者の多くは

親に「勉強しなさい」と言われたことがない。

という話は有名ですよね。

 

言い換えると

好きなことをやらせてもらえている

ということです。

 

ダメダメと言われず

やることを認めてもらえていることで

自己肯定感が高まり、

自分に自信がある子になるんです。

 

根拠のない自信は

自己肯定感から生まれているんですね。

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海野 純子

海野 純子

海野 純子(うんの じゅんこ)/ Junko UNNO チーターになりたいんだねー。そう決めたらなれるよー!そう言って、誰もがわくわくを伸ばすことができる そんなミライをつくること!

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