私は子供が苦手でした(苦笑)
なぜかというと
一つ、口下手なので
何を話していいか、
何をどうツッコんでいいのか
わからなかったから。
一つ、潔癖症なので
いろいろなものにベタベタ触れているこどもに触れたくなかったから。
そんな私でも、
小学校のころに、親戚の子ども(幼稚園)と遊んだ記憶が残っています。
その子は、小学生というまだ小さい私に対しても
お姉ちゃんだと思って一生懸命ついて来たり、
頼ってきたりするのです。
それが嬉しいというか、かわいく感じて
子供ってかわいいな~ 初めて思った出来事でした。
もう一つの記憶が、
高校生の時、
近所の幼稚園に訪問して子供たちと交流する、
という授業があったんです。
子供たちは、ガンガン甘えてきて抱きついてきたり
あのね~と言っていろんな話をしてくれたり
無邪気になついてくるわけです。
ただ相手を信頼して飛び込んでくるという純真さ、
子供のパワーを感じました。
そして、
ブルキナファソで、
子供たちの目の輝きがすばらしかった。
裸足でサッカーしたり、
短い鉛筆で一生懸命勉強する姿。
近くの井戸まで水を汲みに行ってくれたり
掃除を手伝ってくれる姿。
子供たちの心の豊かさを感じました。
そこには必ず子供たちの笑顔がありました。
*******
息子が生まれたばかりの時、
無表情で、目すらあけませんでした。
つまんないなぁ~
と思ってました(笑)
そんななか、
一瞬だけニコっていう表情をすることがあるんです。
これは新生児微笑といって、
反射の一つ。
ミルクを飲んだ後など胃が満たされたときに顔の筋肉が動いて
微笑させるというものだそうです。
当時はそんなこと知りませんでした。
だから、笑った!!!といって喜んでいました。
面白い、という感情がなくても
「微笑させる」というプログラムが
インプットされているってすごくないですか!!
笑うことで周囲に「かわいい♡」と思わせて
自分に関心を持ってもらい、
食料を与えてもらうことで
生命を維持するということですよね。
ニコニコは生命維持装置なのです。
生まれつき目の見えない人達の写真を紹介している本がありました。
(12人くらい)
全員笑顔なんです。
その人たちは
他人の笑顔なんて見たことないのに、
笑顔なんです。
笑顔ってデフォルトの表情なのかもしれません。
いつもニコニコしているこどもは
自然体でいる証拠。
そして人を幸せな気持ちにさせる
魔法使い(^^)

海野 純子

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