子育てにおいて、
「自立」を意識している人が
多いのではないでしょうか。
私も
子供が
自立できるように、
と思って育てています。
そこで、
自立
ってどういうことなのか
考えてみました。
自立とは、
自分ひとりで
生きていけるようになること
と思っていました。
でも、それだけじゃないんです。
もっと大切な意味があるんです。
自分で立つ
と書きますね。
だから、
自由でもあります。
自分で立って、
自分で好きな所へ行ける、
自分で好きなことができる、
自分で行く道を選べる、
ということです。
そう、自立とは
自分の人生を
自分で決めて、選択して
生きていくことなんです。
それなのに、
自分でお金を稼いで
自分ひとりで生きていけるようになること
と勘違いしている人が多いですね。
私もそう思っていました。
だから、
高校生になって
アルバイトをして
自分で稼いで
自分の好きなことにお金を使える状態が
自立していると
思い込んでいました。
大学に進み、
就職活動して、
企業に就職して、働く・・
それが
自立だと思っていました。
でも、そうじゃないんです。
これでは、
お金の奴隷、
時間の奴隷、
になるだけで
決して自立しているとは言えません。
なぜならば、
自分のやりたいことがわからなくて
自分の人生を選択していないからです。
だから、
一般的なレールの上を進む
という選択しかできませんでした。
この、
一般的なレールの上を進む
ということは、
自分がやりたかったことではありません。
他になかったから・・・
という消去法での選択です。
それは、
自分の選択とは言えません。
もっと主体的に
自分はこんなことをしたい！
と思って選択することが
自立なんです。
例えば、
家族のために一生懸命働く
というのも
とても美しい言葉に聞こえます。
でも、
それでは
家族の奴隷
なんです。
家族という呪縛から離れられない
つまり、
自立していないのです。
家族の笑顔が自分の喜び
というのは
素晴らしいことです。
でも、本当は
自分の喜びが
家族の喜びにつながること
なのではないでしょうか。
矢印が
逆なんです。
人生は
自分のためにあります。
自立とは
自分の人生を
自分で選択して
生きていくことです。
誰のためでもありません。
自分のための人生なんです。
それをもっと素直に
言える人が増えたら
笑顔あふれる世界になるんです(^^)
海野 純子
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