人は自分が正しいと思っています。
自分が正しいと思った選択をすることが
人生なのだから
それは当然のことです。
自分にとって正しいことを、
相手に求めてしまうから
ややこしくなるわけです。
でも、
社会で生きていくためには
譲ったり
我慢することを
自分にも相手にも求めることが必要なのかもしれません。
例えば、
今日の夕食はカレーライス。
しかし息子が
「カレーは嫌だ! ハンバーグがいい」
といった場合、
①息子にだけハンバーグを用意する。
②息子に我慢してカレーを食べてもらう。
③息子は夕食ヌキ。
などの選択肢ができますね。
①は息子を尊重してます。
②は息子に我慢してもらっています。
③は最後の選択です。
ここで、たいていは②をしているのではないでしょうか。
①は、わかるけど、時間、手間、お金がかかるし面倒です。
③は健康を考えると避けたいです。
でも、毎回②だったとしたら・・・
息子のストレスは蓄積されていくでしょう。
自分が選択できないわけですからね。
相手を認めるということは、
相手が①、②、③、いずれかを決め、
決めたことを理解する
ということなんです。
なるほど、「あなたはそうしたいんですね」
って。
それを聴いたうえで
自分の意見を言うんです。
①は、わかるけど、時間、手間、お金がかかるし面倒です。
③は健康を考えると避けたいです。
だから、②にしてもらえると助かるんだけど・・・・
って。
それでもどうしても①がいい!
って言われたら、
①をやってあげてください。
一度、自分を認めてもらえたら
次は、我慢しようという気持ちになります。
自分を認めてもらった
という体験が必要なんです。
自分についてもそうなんですよ。
お互いを認め合うんですから。
自分が
①ハワイに行きたい
②温泉に行きたい
③どこへも行きたくない
で、
自分が①で夫が③だった場合、
どこへも行きたくないのなら
一人でハワイ行ってきてもいいけど、
一緒に行けたら嬉しいな♪って。
「一緒に行く」ことが大事なら温泉になるかもしれませんし、
「ハワイ」が大事なら一人で行くのも有です。
お互いを認め合うには
大事にしていることは何かを話し合う
ということが必要なんですね。
自分は何を望んでいるのか、
相手は何を望んでいるのか。
それを話さないで
いつも・・・ばっかり
どうせめんどくさいんでしょう
あなたのためを思って・・・
などと決めつけてしまうから
ややこしくなるんです。
認め合う
に大切な4つのポイント!
・お互いに違うのが大前提
・賛成しなくていい
・相手が〇〇を選択した、ということを認めること
・自分の選択も伝えること
お互いを認め合うことって
思いやる
ということです。
相手を思いやり、
自分を思いやる。
シンプルです。

海野 純子

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