枠から外れるとはどういうことでしょうか。
価値観をかえる、
思い込みをはずす、
見方を変える、
視野を広げる、
嫌われる勇気を持つ、
・・・
などの表現があるでしょうかね。
右へならえ、的な考え方ではなく、
左はどうなの？
上は？下は？ナナメは？
というように、
様々な角度から考えようとする姿勢
のことです。
右へならえ、
が間違っているわけではありません。
全てのことに対して、
枠から外れなくてはならないのではありません。
なんか違うなぁ と感じるときや、
イライラしたり、
もやもやしたり、
違和感があるときに
枠から外れてみよう！
と意識すればいいのです。
枠から外れるって
ニュートラルになるとも言います。
感情を置いておいて、
出来事を、
「出来事」として捉えることができるポジションです。
例えば、
上司とうまくいかない
という場合、
自分、上司、ニュートラルな人
という3人をイメージします。
ニュートラルな人に入って、
自分と上司を見てみるんです。
そうすると、
客観的に上司と自分を見ることができて
発見があるんです。
例えば
子供が言うことを聞かないで困っている
という場合、
自分、子供、ニュートラルな人
という3人をイメージします。
ニュートラルな人に入って、
自分と子供を見てみるんです。
そうすると、
客観的に子供と自分を見ることができて
気づくことがあるんです。
ニュートラルな人は
第三者です。
だから、
良悪、損得、勝負といった
余計な感情がなくなるんです。
そこにある事実だけを見ることができるんです。
心に余裕がないときは、
視野が狭くなってしまいます。
それを広げるために、
枠から外れるのです。
枠から外れてみると
世界が変わります。
顕微鏡で一部分だけを見ていたのが
全体を観た瞬間の感覚です。
パズルの１ピースだけを見ていたのが
完成した全体の絵を見たときの感覚です。
うわーっ
っと世界が広がって
スッキリ、
霧が晴れたような感じがするんです。
だから、
ちょっと違うって感じたときに
ニュートラルな人
を登場させて
枠から外れてみましょう！
海野 純子
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