個性を活かすって?

わたしは幼少のころから

いわゆる

「ふつーの子」

だったので
(と思っていたので)

「個性」

というのは特別なように感じていました。

 

それだけ
人と違うんだ!
と思ったから。

 

でも実は、
「ふつー」なんていうのはなくて、
みんな個性的

だた、ざっくりとわかりやすく
統計的に考えて
多数派がある
というだけ。

だけど、細かくみると
性格も
タイプも
得意なことも
好きなことも

ぜーんぶおなじっていう人はいません。
(そもそもDNAが違いますよね!)

さて、それがあえて
「個性を活かそう」

なんて言われるようになったのは、
学校や会社などの組織や社会が

画一的な人たちを作ってきて
同じようなフリをした人たちが増えて

こころの負担が表面化してきたからなんです。

私たちは個性があることを
忘れちゃっただけなのです

ではどうやって思い出したらいいの?

・・・・・・・

それは簡単です。

自分の感覚に従う。

体の声に従う。

心の声に従う。

ということ。

 

あの人にこう思われるから・・・
上司に怒られるから・・・
周りにヘンだと思われるから・・・

でも、そんなの

「あの人」でも「上司」でも「周り」でもないから

本当のところは分からないですよね。

・・・・・・・

3 idiots(きっとうまくいく

という映画のワンシーンを思い出します。

ある青年が、
テストがいつも落第点で
自信を失ってしまい、自殺未遂を図りました。

親友の賢明な看護のお蔭で回復したとともに、
親友から「正直であれ」ということを教えられます。

その後、車いすに乗った状態で就職面接に行き、
成績が悪い理由や自殺未遂したことなどを正直に話します。

会社からは、
その正直さはいいが、ビジネスでは不要。
仕事では正直さを抑えることができるなら
採用してもいい
と言われます。

しかしその青年は、

大けがをしてやっと学んだ「正直さ」を手放すことはできません。

といって断ってしまうのです。

 

すると、

これまで自分を偽ってでも
入社させてもらおうとする学生ばかり。

断った人はキミが初めてだ!

と言われて内定を獲得してしまうのです。

・・・・・・・

個性を活かすっていうのはこういうことではないかと思うんです。

自分の思い、考え、感覚に対して素直になる。

相手にどう思われるか、ではなく、

自分がどう思うか。どうなりたいか。どうありたいか。

 

相手のことを考えないで自分勝手にしよう!

と言っているわけではありません。

 

ただ、どう思われるか、というのは自分にはわからないのです。

勝手に予測しているだけ。想像しているだけ。事実ではないのです。

 

そして自分が嫌われてしまったとしても、

それはその人と合わなかっただけ、ご縁がなかっただけ。

 

だって人は皆違うのですから。。。
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「自分の感覚に素直になる」

それが個性を活かすことでもあるんです。

 

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海野 純子

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海野 純子(うんの じゅんこ)/ Junko UNNO チーターになりたいんだねー。そう決めたらなれるよー!そう言って、誰もがわくわくを伸ばすことができる そんなミライをつくること!

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